五色の意味
身の回りで怪奇現象が起こり、お寺にお祓いにいったところ、亡くなった祖母が心配して、神鬼として降りてきてくれた、と住職先生がおっしゃっていました。お祓いの最後のほうで、五色のはたを目を閉じてひきました。
五色のうち、
青黄白の三色の組み合わせは何を表すのでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
五色でセットです
こんにちは。
身の回りで怪奇現象ですか?何があったのでしょうか?
お祓いの事はよくわかりませんので、ご質問の内容についてお答えしますね。
五色の「旗」かな「幕」かな?
ともあれ五色のセットと考えた方が良いでしょう。
「旗」をご覧になったとしたら、それは「仏旗」です。
アメリカの陸軍大佐オルコット氏が、1877(明治10)年12月、セイロン島に渡り、仏教信者となり、仏教の社会的地位の向上のためには、キリスト教の十字架に相当する「仏教徒共通のシンボル」が必要だと痛感し、仏教の研究をして「涅槃経」というお経の内容より、1885(明治18)年4月この旗を考案した、とされるものです。
全日本仏教会のホームページによると
以下引用
青は仏さまの髪の毛の色で、心乱さす力強く生き抜く力「定根(じょうこん)」を表します。
黄は燦然と輝く仏さまの身体で、豊かな姿で確固とした揺るぎない性質「金剛(こんごう)」を表します。
赤は仏さまの情熱ほとばしる血液の色で、大いなる慈悲の心で人々を救済することが止まることのない働き「精進(しょうじん)」を表します。
白は仏さまの説法される歯の色を表し、清純なお心で諸々の悪業や煩悩の苦しみを清める「清浄(しょうじょう)」を表します。
樺は仏さまの聖なる身体を包む袈裟の色で、あらゆる侮辱や迫害、誘惑などによく耐えて怒らぬ「忍辱(にんにく)」をあらわします。インド、タイ、ビルマ等のお坊さんがこの色の袈裟を身につけています。
ここまで
とされます。
(旗をひくという作法はないので、多分幕をひいたものをご覧になったと思います。上記は参考の為に書きました)
幕だとしたら、
中国から伝わった陰陽五行説「木・火・土・金・水」の五行配当色の「青・赤・黄・白・黒」からきているものと思います。
質問者からのお礼
お祓いは無事に終了し、おかげさまで平穏な生活をさせていただいています。
詳しいご説明、お忙しい中ありがとうございます。
とてもためになりました。
旗と幕それぞれについても言及していただき、丁寧な回答とても感謝いたします。
暑さが続きますが、どうかご自愛くださいませ。
合掌
お祓いは無事に終了し、おかげさまで平穏な生活をさせていただいています。
詳しいご説明、お忙しい中ありがとうございます。
とてもためになりました。
旗と幕それぞれについても言及していただき、丁寧な回答とても感謝いたします。
暑さが続きますが、どうかご自愛くださいませ。
合掌