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母にしてあげれることは。。。

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初めまして。
先日、大好きな母を突然くも膜下出血で亡くしました。
まだ50代という若さで母はこの世を去りました。

母は私が小さい頃から本当に苦労をしていました。

苦労の原因は父親です。
父親は昔から仕事は不安定、ギャンブル、借金、うつ病などで母は毎日どんなに仕事の環境が辛くとも頑張っていました。

とても優しく自分の事より家族を1番に考えてくれる本当に良い母でした。

なぜこんな良い母が…っと思う日々です。

世の中には悪い人がいっぱいいるのに何故…
神様はいるのでしょうか?

父親も仕事が落ち着き、私もこれから母に親孝行をしていきたいと思っていた矢先の出来事でした。

私は3年前に結婚をして妊活を始めて1年が経ちますが中々授からず、母に孫の顔を見せてあげる事ができませんでした。

母とこれから楽しい日々を送れると思っていたのに何もできなかった自分を責める日々です。

母は東本願寺の真宗大谷派ですが、三十五日、四十九日まではこの世に魂があるのでしょうか?
それまでに母に何かしてあげれる事はありますか?

無事母が成仏して天国で安らかに休んでもらうにはどうすればよいのでしょうか?

突然の死だったので母もこの世に未練があるかと思います。
無事に成仏をして天国で幸せに過ごしてほしいです。

人は死ぬとどこにいくのでしょうか?


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お坊さんからの回答 3件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

魂やあの世のことはよくわかりません

見たこともないので、私にはわかりませんが、一つ言えることは、

あなたは、お母様のような優しい性格をお持ちのようですね。お母様を亡くされたことはとても悲しいし残念なことだと思います。

そして、これからあなたのできることは、あなたがそのお母様との過去の記憶に振り回され、ご自分を責めたり、悲しみに暮れ現実から離れて生活しないことです。あなた自身が救われ成仏することです。

お母様はうつ病で苦しんでいたとのこと、きっとご自分を責める優しい性格だったのでしょう。しかし、きっとお母様はあなたが苦しんでいる姿はのぞんでいなかったはずです。

お母様は生きている間にその苦しみから逃れることができなかったかもしれませんが、あなたはその分しっかりと現実を見てご自分を知り、救われる道に進まなくてはならないと思います。それが何よりのご供養でしょう。

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おきもち

禅宗 曹洞宗 僧侶。神奈川県西部円通寺住職。小学校教師。 悩みを吐き出す...
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あなたが幸せになる事

あなたが幸せになることであなたの中のお母さんも幸せになります。
今も見守ってくれているのです。
母親という存在は、亡くなった後も心の中で関わりがなくなる事はありません。
お母さんが喜ぶように生きてください。
あなたのお母さんは既にこの世を安らかに去られましたから安心です。
今後はあなたの中のお母さんとのかかわりが安心安楽になることです。
それが本当の成仏なのです。
あなたと関わっていたお母さんに対する気持ち、今後、お母さんを思い起こす中でどのようにかかわっていくか。
それが心が成仏する、心が極楽、天国、彼岸、涅槃になるということです。
仏教では涅槃を説きます。
涅槃に至るためには、自分身体が自分の意志とは無関係に働いていることを悟り、この世の全てが無私、無我であることを悟ることで、この身心も無我になります。
無我になれば、ワタクシを離れますから、成仏します。
そうなった心を、天国、浄土、涅槃、彼岸といいます。
報恩の行として、それぞれ宗派ごとに言葉は異なっても、人の我を離れた心に目覚めてください。

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有り難し
おきもち

どうぞ、正命を参考にしてください

 ご愁傷様でした。貴女様の「自分を責める日々です」が目にとまり、筆をとりました。
 ちょうど、当山のブログへ母親を亡くされて人生相談にご来山された方とのやりとりについて記したところです。以下、その一部をご紹介させてください。
 孝行のしたい時分に親はなし、子養わんと欲すれども親待たず、などと言われているとおり、私たちは大人になると、育ててもらったことなどすっかり忘れてしまいがちです。そのうち、不意に親は倒れます。子供は悔いる。ある意味、仕方のないパターンであると言えます。親不孝と言っても、親元を離れ、自立していれば、いつも、お父さんありがとう、お母さんありがとう、と思わずに暮らすのは当然です。若いうちは、仕事も遊びも恋愛も、自分の目の前のことに一生懸命やるので精いっぱい。何かのおりに、〝ああ、親に育ててもらったおかげだ〟と感謝したり、親の誕生祝いを贈ったりするのがせいぜい。しかし、いつか必ず、親が倒れたと知って愕然とする。その時、一気に、孝行が足りなかったと気づく。これが自然な状態です。
 気づいたなら、自分にできる限りのことをするしかありません。もちろん、これで充分という基準はどこにもなく、誠意ある多くの子供たちは〝これしかしてやれない〟あるいは送ってから〝何もしてやれなかった〟と悔いるものです。もちろん、やれるだけやったから悔いはない、と自他共に思える方も確かにおられ、頭が下がる経験は少なからずありますが……。
 たとえば、朝、定刻に起きる、決まった手順で歯を磨く、慣れた手つきで顔を洗う、腹具合に応じてトイレへ行く。これらは皆、『規則正しい生活』の一部です。どうぞ、そのことを意識しながら、明日、起きて、歯を磨き、〝規則正しく歯を磨いている〟と気づいてください。同じように、顔を洗い、トイレへ行き、そう気づきながら朝食を摂れば、Aさんを落ち込ませているものはきっと、はたらきを弱めていることでしょう。お釈迦様も、私たちが迷わず、過たずに生きる方法の一つとして、規則正しくなすべきことをなす正命(ショウミョウ)を説かれています。これは誰にでも可能なのです。どうぞ、試してみてください。
 以上です。詳しくはhttp://hourakuji.blog115.fc2.com/blog-entry-4786.htmlをご覧ください。貴女様とご母堂様の安寧を祈っています。合掌

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温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ