人生について
先日もこちらでお世話になりました。ありがとうございました。おかげ様で少しずつ前向きに人生を歩んでいかねばと思いました。
再び教えていただけたら幸いです。
私は職場の年長者の方から「人生楽しまないと損よ」と言われます。私が仕事について、同僚について、よく愚痴を言うからでしょう。「どうせ仕事をするなら笑って、気持ちよくした方がいいでしょう」言われたらその通りなんですよね。
ですが、私は「人生の楽しみ方」「楽しみの見つけ方」「自分が何をしたいのか」「何が好きなのか」未だにわかりません。
また、同僚から嫌な態度を取られると、それに執着して落ち込み、悔しく、今に見てろと思い闘争心むき出しになってしまいます。
もっと気楽に生きて行ければよいのに、どうもそれができません。
いつもニコニコ、愚痴も言わずやっていく自信はありませんが、人生を上手に楽しく生きていく知恵を教えて頂けないでしょうか。どうぞよろしくお願いします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
じゃあ、いつも、笑っていられる様
仕事は、理不尽なことも多いです、辛く、苦しい事も、多いですよね。
腹が立ったり、愚痴を言ってしまう事なんて、当たり前です。
もう、難しく考えない事が一番です。
笑い飛ばすトレーニングをしましょうよ。
普段から、鏡を見て、笑顔を作る、出来るだけ、あははは と、声を出しで、笑ってみましょうよ。
笑う門には福来る
これは、脳科学で、示されていることです。
脳は、自分の事、他人のことの、区別が出来ません。
いつも、わらっていると、脳はいつもいつも幸せだと、思い込み、本当に幸せになります。
だからこそ、つらいとき、腹が立つときこそ、笑ってみましょうよ。
その為に、普段からの、笑う トレーニングを、実践して下さい。
むづかしいことなんて、いりませんよ。
笑って、過ごしましょうよ。
悩み苦しみの原因は煩悩。感情は過ぎ去る。
人生の悩み苦しみを減らせば、楽しみは増えるのではないでしょうか。
悩み苦しみの原因は、煩悩です。
煩悩とは、例えば、欲・怒り・怠け・プライドなどです。
同僚から嫌な態度をとられたって、忘れちゃえばいいのに、自分でわざわざ何回もそのことを思い出す。
これは、思い出したいという欲があるのです。
でも、プライドの煩悩があるから「今に見てろよ」と勝ち負け的な発想になったり、怒りの煩悩も働くのです。
怒りの煩悩が働くときは、必ず不快感が発生します。
毎日、心の中で「欲・怒り・怠け・プライド」に気付くように意識してください。
煩悩は、それが煩悩だと気付かれたら力が弱まります。
自分で自分の煩悩に気付くことが、人生の悩み苦しみを減らすコツです。
娯楽(欲の煩悩)で不愉快(怒り)をごまかすのも時には必要ですが、それは根本的な解決にはなりません。
怒りを減らすことが大事なのです。
怒っているときの心は、悪(悩み苦しみの原因)の心です。
怒っているときは幸せではありません。
愚痴を言うときも怒っているので幸せではありません。
プライドの煩悩も悩み苦しみの原因だから悪です。
怠けも悪です。
怠けから愚痴(怒り)につながることがあります。
神様仏様なみに努力できれば解決できる問題でも、人間にはそんな努力をしたくない怠けがあり、しかも怠けたい自分を肯定したいプライドがあり、それで怒りが生じ、他人を責めたい(言ってはいけないことを言いたくなったり)欲も生じます。
マイナスの連鎖に気をつけてください。
心は無常です。感情は浮かんでは消える泡です。
感情が過ぎ去ったら、心のスクリーンは真っ白に戻ります。
過ぎ去った感情(怒りなど)をわざわざ再生する必要はありません。
感情が過ぎ去ったら不愉快も過ぎ去るのだと、一時的な感情にとらわれているだけである(本当は真っ白なスクリーンである)自分を、客観的に見るようにしましょう。
独り趣味を作りましょう。
いなびさん、こんにちは。
何を楽しんだらいいのかわからないのですね。
趣味はないのですか?今、なければ若い頃に、たとえば漫画とか、たとえばアイドル好きだとか。ようは何でもいいのです。自分の興味のあるものを深めるといいですよ。
独りでできる趣味は楽しいものです。私はディズニーの古いペーパーを集めていますが、集まることが楽しくなって、辛いときはそれを見て心を落ち着かせています。
誰にも迷惑をかけない趣味です。
あまり他人を気にせず、自分の楽しみを探してくださいね。合掌
質問者からのお礼
なるほど‼︎ということがたくさん書かれています。私はいろんな事に反応しすぎるんですね。きっと。3人のお坊さま方の言われた事をまず練習で始めてみます。
煩悩だらけの頭のなかを片付けて、いつもニコニコしながら好きな事をやる練習。
回答ありがとうございました。感謝です。