将来
以前相談したものです。
やはりやる気がでません、というか将来に希望が持てません。
家を出たくてもお金はないし、今は地元で就活中なのですが中々職もなく、うまく前に進めないのもありやる気もなく
この歳だからもうやりたいこともできないだろうし、前回のやめさせられた時、いくつか他にも内定が出ていたのですがそれを断って働きだした会社だったので余計色々引きずります。
やはりどう考えても父が私を思っての反対だったとも思えず、とにかく家から離れたいけどお金もない、職もないの繰り返しで
前向きな考えをどうしたらできるでしょうか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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将来という妄想を手放す
将来将来と言っていますが、どこの誰が将来を相手に生きていますか?
いたら連れてきて下さい。
あなたの言う将来は具体的でないのだと思います。
ざっくり過ぎ、あいまい過ぎ、非現実的過ぎなのでしょう。
そんなにわたしは将来将来なんて思いながら生活していません。
目の前の事をコツコツやることです。
たのまなくたって将来は全自動でやってきます。
あなたの言う将来というものの本質正体にちゃんと向き合ってください。
自分が思い描いた、非現実。
幻です。
そうでないものを相手にすれば、将来だのなんだのという妄想は無くなります。
堅実的な未来、明日を相手に、今日の現実を生きてください。
将来は将に来るもの
そらさん、はじめまして。
徳島県の法話と天井絵の寺、觀音寺 中村太釈です。
将来に希望が持てないのですね。
将来という漢字は、将に(まさに)来ると書きます。導かれるようにやってくるものです。悲観していたら、悲観したような将来がやってくるし、希望を持てば、希望のある将来がやってきます。
空海は、将来に何の保障もない状態で七年間も山の中で修業しました。コネなし、金なし、資格なしの空海は中国へスルリと留学し、密教という日本に無い教えを持って帰りました。前人未踏の業績です。
空海が持っていたものは何だったのでしょう。
希望と「人々を救いたい」というミッションです。
そらさんも、なんの自信がなくてもミッションを持ってください。それが将来を導いてくれます。
質問者からのお礼
ありがとうございます。今は小さくても出来ることをコツコツやって将来を作っていこうと思います。
空海は名前は知っていましたが、話は始めて知りました、とても希望を貰える話でした。
自信は後からついてくるものだと思って、今はミッションを持つことから始めようと思います。