信じられるようになりたいです
はじめまして。よろしくお願いいたします。
私はこれまで、病気を抱えながら働いてきました。仏教の話に限らず、誰かと生きる意味などの話ができればと思います。
そのような集会はお寺などで行われていないでしょうか。
それから、お経をあげる意味とは何でしょうか。
今私が苦しんでいるのは、供養されていない霊の憑依があるからだという人もいます。
お経をあげることで、供養されるそうですが、私がお経をあげると、先祖が喜んでくれるのですか?
私は以前、お経をあげたり、瞑想したりしていましたが、本当に効果があるのかと思ってしまい(不遜な考えですが)、やめてしまいました。
しかし、このままだと、何かむなしい感じがしております。信じられるようになりたいです。そんな疑問から、このページを訪れました。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
いつもお金が足りないと思ってしまう、人と話すとき緊張する、自分に自信がない、体調がなかなかよくならず焦ってしまう、人の言うことに流されて自分は自分の人生を充分に生きていないような気がする
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
お経は上げるものでも読むものでもなく
学ぶべきものです。
理解すべきものです。
そして頭ではなく、体現、体得すべきものです。
お経の通りに自分がそう、なっていくことです。
レシピをいくら口で言ってもそこに料理はできやしません。
そのレシピに書いてある材料、調味料、調理法に従って作れば必ずその料理が出来上がります。
その経典に書いてある修行法に従って行ずれば、必ず悟りを得られましょう。
埼玉だったら、狭山市が来やすければ坐禅会に来てみてください。
毎週活きたお経を説いています。
千円のところ500円にマケておきます。
ただし、それまでに宿題を。
たとえば般若心経に不増不減とあるでしょう。
増えもしない減りもしない心とは、どういう心を言うのでしょうか?
ちょっと、考えてきて下さい。
そして、見解をお聞かせください。
ヒントは、事実に身を任せることです。
お経は仏様の説法です。
>お経をあげる意味とは何でしょうか。
仏様の説法を記してあるのがお経です。
それを儀式儀礼として読み上げるのが読経です。
読経するのではなく普通に内容を読んでいくことをオススメします。
今まで聞いたことがないような説法が聞けると思います。
漢文のままだと難しいので、本屋さんでお経の現代語訳などを読まれるといいと思います。
私も漢文のままだと全然読めていません(^^;)
>今私が苦しんでいるのは、供養されていない霊の憑依があるからだという人もいます。
仏教にはそのような教えはありません。
そのような話に惑わされる必要はありません。
>私がお経をあげると、先祖が喜んでくれるのですか?
仏様の教えを学んでいる姿を喜んで下さると思います。
仏様は先祖さまに読み聞かせるのではなく、ご自身がお経を楽しむことを望んでおられます。
仏教は心の平安に役立つ
お寺によってさまざまだと思います。
私のお薦めは、日本テーラワーダ仏教協会です。ホームページを見てみては。n
一般のお寺ほど敷居が高くないかもしれません。
お経を読むのは、仏教のイメージトレーニング、心を平安にするための修行の一種です。
できれば、ある程度意味をわかったうえで唱えるほうがよいです。漠然と、仏教の教えや仏様への尊敬心をもちながら唱えるだけでもかまいません。
瞑想は、妄想雑念を制御する訓練にもなるし、悩み苦しみを克服するのに役立つ可能性が高いです。
「本当に効果があるのか?」と思うのもまた妄想雑念かもしれませんね。
信じるかどうかは・・
蝶子様
川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。
「誰かと生きる意味などの話ができればと思います 」・・
まず、「生きる意味」に関しましては、また是非、このhasunohaへでも気軽にご質問下さいませ。
拙生もこれまでに下記の各問いにてお答えさせて頂いております。
生きる意味について
http://blog.livedoor.jp/hasunoha_kawaguchi/archives/cat_318924.html
「お経をあげる意味とは何でしょうか」・・
お経をあげる意味とは、丹下覚元様や釈心誓様と同様に、釈尊の教え、仏教をしっかりと学んで、そして修していくためであると存じております。意味も分からずに読むというのではいけないものとなります。できるだけ現代語訳や論書なども頼りとして、その内容を理解して実践へと役立てていくべきこととなります。そして、その実践が正しく、より善いものとなりましたら、ご先祖様方も安心して喜んで頂けることになるのではないかと存じております。
現代語訳としましては、「よくわかるお経の本」由木義文氏・講談社など、まずはいかがでしょうか。
また、様々な論書につきましては、下記サイトをご参照下さいませ。
「金剛居士の根本道場」・おすすめ仏教書のコーナー
http://kongoukoji.fc2web.com/
「今私が苦しんでいるのは、供養されていない霊の憑依があるからだという人もいます」・・
まあ、それは無いとお考え下さい。気にすることもありません。
一応、霊に関するこれまでの拙回答も少しくご参照下さいませ。
霊感・憑依等について
http://blog.livedoor.jp/hasunoha_kawaguchi/archives/cat_319683.html
「信じられるようになりたいです」・・
信じるかどうかは、ご自身がしっかりと納得した上で受け入れられるかどうかが大切なこととなります。納得できるまで、是非、hasunohaもご活用下さいませ。
川口英俊 合掌