生きたくない人が生きていくための心の持ちようを教えて下さい。
夫の事でご相談です。
夫には障害があり、以前より生きづらさを感じていました。生きていたくない、でも自殺は苦しいし、惨めだ、との思いで日々いました。
二年前の事ですが、意識喪失で死にかけたことがあり(自殺ではありません)、妻である私の発見が早く、助かったのですが、あの時に自分は死ねていたかもしれない、なのになぜ今生きているんだ、という思いが残ったと言います。
二年前以降、気持ちはもちろん体調もすぐれず、生きていくのがより苦しい状況にいます。その上、発見者が妻である私であったことで、私が放っておいたら死ねたかもしれないのに、自分の気持ちを知っている人間がなんで余計なことをしてくれたんだ、と恨む気持ちが消えないと言います。
あれから二年、夫は、以前にも増して、自分はなぜこんなに苦しい思いをしてまで生きていなくてはいけないのかと悩み、そして、死ねたかもしれない可能性を断ち切ってしまった私に対しての恨みを持っています。
そこで、ご相談です。夫は今後どのような心持で生きていけばよいのでしょう。私に“自分は今後どうしたらいいんだ。死にたい、死ねたかもしれない、という思いが自分の中をぐるぐる回って苦しい、救って欲しい。”と言われるのですが、私には何と答えたら良いのか分かりません。
私自身、こんなに苦しんでいる夫を見ていると、夫の言う通り、二年前に重度障害、脳死(自分というものがなくなればそれでいいと)や、死去できればその方が幸せだったな、と思うのです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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辛いでしょうが
こんばんは。私も本質的に、林師の仰るように、「旦那さん贅沢だ、甘えん坊だ」と思います。
で、答えとしては。
諭すことはきっと難しいですね。母親に甘えているような態度に見えますから。
「あなたを救うことが、あなたの死を妨げないことだとしたら、私が近くにいない方が良いでしょう。同じ状況になったら、また命を長らえさせてしまうかも知れないから。だから、死なせろ、が救いならば、私は去ります。貴方が亡くなっても、私は生き続けなきゃならないので」と相談しては如何ですか。「過去は変えられないわ。だけど、将来を少しえがくことは、できますから。」と。
問題の元は、彼のプライドなんでしょう?「障害を持った人間として生きる」のが嫌なんでしょ。今のままでは、貴女は彼のプライドの犠牲者です。お母さんでもない貴女が。つまり、「誰かに救ってもらう」問題ではないのです。「私には救えません」を言い放ち、しかし「貴方が自分のプライドと戦うのを、一緒に支えていくこと」は、出来るかも知れませんが。彼に自分と向き合ってもらうよりないです。
こうしちゃいられない!ちゃんと死ぬ準備を
旦那さんは、そんなに死にたいのなら、死後・来世の準備をちゃんとしておいた方が良いでしょうね。
死にたい人は、死の準備をしておきましょう。
南無阿弥陀仏(なむあみだぶつ)と念仏を口に称(とな)えて、極楽浄土に往生したいと願ってください。
南無阿弥陀仏を連続でとなえる場合は、
「なーむあーみだーぶなーむあーみだーぶなーむあーみだーぶ」
ととなえます。
さらに速くすると、
「なむあみだぶなむあみだぶなむあみだぶなむあみだぶなむあみだぶなむあみだぶなむあみだぶなむあみだぶなむあみだぶなむあみだぶ」
です。
浄土宗を開いた法然さんは、晩年は1日に6万回念仏していたそうです。
おそらく、毎日十数時間は「なむあみだぶなむあみだぶ」と念仏していたのではないでしょうか。
念仏は脳のリズム運動でもあるので、脳の調子を整え、心を落ち着かせる効果もあるかもしれません。
線香を焚いて、いい香りの中で念仏してみてもいいし、眠る前に、部屋を真っ暗にしてから念仏するのも良い感じです。
自分の耳に聞こえる程度の声でよいです。
質問者からのお礼
ご回答いただきありがとうございます。
教えて頂いたこと、話し合ってみます。
少しでも、心穏やかな日々が送れるといいなと思っています。