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母の死

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私は現在大学一回生です。大学入学まえの春に母を癌で亡くしました。母の死から半年以上たっても母の死を受け入れることができません。また、受験のため、闘病中の母に何もしてあげることができなかったことをとても後悔しています。ときどき、自分は1年間勉強してたことが間違っていたんじゃないかと考えてしまいます。正直母の死を受け入れる気がしません。どうすれば少しでも母の死を受け入れれるのでしょうか?


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

無理はしない

まだお若くしてお母様はお亡くなりになったんですね。
息子さんの成長半ばで、逝ってしまうことはさぞ心残りだったのではと思います。
私も大学4年の時に父親が急死しました。だからお辛い気持ち、不安な気持ちは分かります。
心からお悔やみ申し上げます。

お母さんの死が受け入れられないのは。致し方ないことです。
50代60代の大人でも、親の死を受け入れられずに悩む人もいます。
こればっかりは効果的な対処法はありません、ただただ、時間が過ぎるのを待つのみ。
人生にはどうにもならないことがある、この1年間あなたがどう行動しようと、死は防げなかったでしょう。
あなたが受験勉強を休んで、お母様のために何かできたのかも知れないけれど、じゃあなにができたかな?

正解なんて無いし、「ああしていれば、こうしていれば」と、今さらあれこれ思い悩んでもしかたが無いのです。
考えすぎず、無理をせず、事実は事実としてありのままを受け入れよう。

一休さんの短歌です。

しにはせぬ どこへもいかぬ ここにいる
        呼びはするなよ 返事はせぬぞ

日常の折々に仏壇やお墓に手を合わせ、今の自分の思いを語りかけてごらんなさい。
生前の姿を見ることはもう無いけれど、お母様はそこここにきっと居ます。
そして、あなたを見守っています。
そう心に念じて、今、自分に何ができるかを考えよう。

あなた自身が人としてちゃんと生きることが、お母様の望みであり、何よりの供養だと思います。

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有り難し
おきもち

様々なつらい別れや痛みを、私も経験しながら今日を生きています。 あなたの...
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「日にち薬」しかありません・・・。

お母様を亡くされ、その悲しさから、まだ癒えていないのですね・・・。
まず〈受験のため、闘病中の母に何もしてあげることができなかったことをとても後悔しています〉あなたは優しい気持ちの方ですね・・・。でも、全く気にする必要はありません。
逆に、お母様の世話を必死にやって、結果的に入試に不合格だったら・・・。お母様は「死んでも死にきれない」ことになったのでは?。
小生は、あなたの合格を一番喜んでいるのは、お母様だと思いますよ。「私の病気に負けず、よく頑張ったね・・・」と。
〈自分は1年間勉強してたことが間違っていたんじゃないかと考えてしまいます〉・・・決して間違ってはいません。親はどんな場合でも「子供のしあわせ」を願っています。
悲しみから中々立ち直れないのはやむを得ませんが、時が経てば段々気持に余裕が出てきます。それを昔の人は「日にち薬」と言ったのです。素晴らしい言葉です。悲しみは、時が経つしか癒されません。
当面は、お仏壇に手を合わし、お母さんの笑顔を思い浮かべましょう・・・。来年の今頃はキット立ち直っているはずです。小生は信じています。合掌 南旡阿弥陀仏

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有り難し
おきもち

質問者からのお礼

貴重なお言葉ありがとうございます。少し気持ちが楽になりました。まだまだ母の死を受け入れるには、時間がかかりそうですが少しずつ受け入れていこうと思います。

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