六斎日とは?
六斎日に八斎戒を守る、というのを実践してみたいのですが、六斎日が正確にいつなのか、わかりません。
ある人は8日、14日、15日、23日、29日、30日だと言っていて、別の人は新月・満月・上弦・下弦の月の日なので、毎月変わると言っていました。どちらが正しいのでしょうか?
また、正午以降の断食ですが、それは深夜まででしょうか、それとも次の日の日の出までですか?固形物を口にしない、ということですが、具なしの味噌汁、牛乳、栄養ドリンク、ウィダーゼリー、お粥などはセーフですか?
ご回答お待ちしております。
ちなみに、私の宗派は真言宗です。
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一例として
素晴らしいお心掛けですね。日本で昔の仏教が元気だったころに有って、今無いものはこういう所だろうと思います。有り難しです。
どちらも正解です。太陰暦だった頃はおおむねイコールですから。そもそも文献によっていくつかバリエーションがあります。時代や地域によって採用されていた暦自体が違いますしね。
タイ系上座部なんか新月の日のみ、月2日です。そのくらい違います。日にちを守ることには大して意味がなかったはずです。
それこそみんなが休めて集まりやすい日、くらいの意味だったのではないかと思いますよ。その日にお寺でお坊さんの説法を聴いたりもしていましたから。大体にこの手の話は宗派の違いというよりお土地柄の違いが大きいです。
それに生産活動(仕事)から離れること自体にも意義がありますので。
だからご自分のスケジュールに合わせて安定して休める曜日をチョイスすれば良いんでないかなと思います。毎週でも隔週でも月一でも結構です。
食事しないのは翌日の朝食までです。何時に朝食かは仕事や学校、家庭の都合に合わせてテキトーに。元々は托鉢から帰ってきたら朝食でしたし。
断食と言われると困っちゃいます。確かにそう認識して本を書いてる人もいるのですが、お釈迦さまは「断食はやってみたけど体力を消耗するだけで意味なかった」とおっしゃっていますので、やはり区別すべきです。
上座部の方では「噛むものは食べない」です。お粥はお米が噛むものとして規定されていますからノーです。ゼリーはグレーゾーンです。指導者によって違うそうです。ドリンクはオッケー。牛乳もオッケー。
でも寒い地方で発展した仏教では噛む物も食べます。暖房のない時代にはカロリーの接収が重要ですからね。禅の道場でも一汁三菜の夕食を取ります。しかし昼よりもワンサイズずつ小さい器になります。ただし中国で動物性タンパク質がダメになったので牛乳がグレーゾーンになっています。出汁も鰹出汁みたいな動物性の物は使いません。
この辺は宗派だけでなく出身道場や指導者によって細かいところが違いますので、菩提寺さんや日頃お世話になっているお坊さん、地域のお寺さんにご相談なさった方が良いですよ。
体調の悪い時は午後も適切な滋養を取りましょう。それはどこの国のどこの派でも同じです。
無理のない範囲で、これなら続けられそう!という形を目指して下さいね。
質問者からのお礼
丁寧なご回答いただきありがとうございます。お返事が遅れてしまいすみません。
自分なりに精一杯やってみます!