先月、人身事故を起こしてしまい相手が亡くなってしまいました。
故人に対して出来る限りの事を、したいと思っていますが何をしたら良いか悩んでいます。
糸口でも見つかれば良いかと思いますので、お願いいたします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
それは事故である
確かに亡くなったご家族は大変悲しんでいらっしゃるでしょうし、もしかするとあなたのことを責めるかもしれません。正直今、何をしても受け入れてもらえないかもしれません。香典を届ける。謝罪する。お線香すら上げさせてもらえないかもしれません。
しかし、間違えなく言えることは、あなたはわざとそのようにしたわけではありません。ご家族にそのことは言えませんが、事実として言えることでしょう。法律的な償いはしなければいけないでしょう。
そしてその後、あなたができることは、「しっかり生きる」ことです。もし、お墓参りなどさせてもらえるのであれば、お参りすることもあなた自身が救われる道の一つだと思います。
あなた自身も苦しみから救われなければなりません。そうした意味でも是非仏道を学んでください。
相手には何も望まず誠意をもって詫びる
何かすることもすることです。
何もしないで慎むこともすることです。
何かしなくては気持ちは出てきて当然であろうと思います。
誠意を尽くして、詫び続け、相手に許される事を願うのでもなく、残された遺族の方々にその人がいたらもっと助かっていたであろうことを差支えないように、勤められることです。
もちろん、相手方の意志もあるでしょうから、様子を見ながらですが。
大事なことをお伝えします。
「申し訳なく思う、感じること」と、「自分を徒に責め続けること」とは違います。
確かにしてしまったことは非は非です。
ですが、そのことで自分を呪うかのように責めてしまってはあなた自身も傷つけることになりましょう。
何もかもを捨てる
こういった場合、あなたの人生もめちゃくちゃになるもの。あなたも事故の被害者なのです。
本当にあなた、お辛いでしょう。
心境察するにつけ胸が痛みます。
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実は僕のように仏門に入るものは罪深い人間。仏様に睨まれながら生きている。
あなたも仏門に入るのが一番です。
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お相手、お相手のご家族からあなたは
「命」を奪った。
ならば、あなたも何もかもを捨て去り、失って、そして僧としてあなたの悲しみで人々を救う大仕事をするのです。
質問者からのお礼
お返事ありがとうございます。遺族側のご厚意で、お線香はあげさせてもらえています。
お返事ありがとうございます。非は非と認め、今は故人が何をしてほしいかを、考えて行動しようと思っています。