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ペットとのお別れを受け入れるには

回答数回答 3
有り難し有り難し 51

我が家の猫が不治の病でお別れが近いのですが、
未だに心の整理がつかず、覚悟もできておりません。
子供がいないので、ほとんど子供のような存在です。

一番つらいのは猫ですが、看病している自分もつらく、
食事はろくに取れず体調を崩してしまい
情けなくなります。

1日でも長く生きて欲しいです。
でも、同時にこんな辛い思いから早く解放されたい、
死んでしまえば、その時は悲しいが後は立ち直るだけ、など
不謹慎な事を考えてしまいます。

動物を飼う時点で、先に死なれることはわかっていましたが、
まさかこんなに早くこういうことになるとは思っていませんでした。
遺伝性の病気です、わかったのは病気を発症してからです。
この子の命は、通常の半分しかありません。

もっとしっかりしなくては、強くならなくてはと思います。
どうすればよいのでしょうか。。。


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お坊さんからの回答 3件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

思い出を大切にしていくためのアクションを起こしてみては

亀山純史と申します。私は今から20年近く前に、動物霊園を経営している石材店の依頼で一年間(月一回)、その霊園にてお経をあげていました。はじめに全体での読経を行い、その後、個々に読経をしてもらいたいとの依頼があれば、個々の墓前にて読経をいたしました。毎回多くの方が参列し、こうして亡くなってからもお参りに来てもらっている動物たちは何と幸せであることか、と思ったものでした。人間にしても動物にしても、生き物はいつかは死にます。自分より先か後かはわかりません。でも、確かに言えることは、いつかは死ぬということです。そして思い出が多ければ多いほど、悲しみも深いものとなります。あなたが流す涙の量は、その動物を愛していた証です。
もしここに、「これを飲めばペットとの思い出は一切消え去り、ペットが亡くなっても悲しまなくなります!」というキャッチフレーズの薬があったら、あなたは飲みますか。動物霊園に毎月訪れていた人のように、ペットとの思い出をいつまでも大切にしていくことこそが、ペットへの供養に繋がると思います。これは決して思い出に引きずられることを意味してはいません。定期的なお墓参り、あるいは下のサイトで紹介しているペットへの手紙など、思い出を大切にしていくためのアクションを起こすことです。そのようなアクションがあなた自身がペットロスから立ち直っていく力に、やがてはなるのではないでしょうか。
最後に、日本ペットロス協会
http://www5d.biglobe.ne.jp/~petloss/index.htm
という協会があるようです。一度、HPを訪れてみてはどうでしょうか。そこには「ペットを失った悲しみから立ち直るには」と題して、5カ条(1.悲しみを押し殺さず、素直に出す 2.早く立ち直ろうと、がんばらない 3.無理がない程度の作業をする 4.悲しみをわかってくれる人に思いを話す 5.周囲の無理解や偏見を気にかけない)が、また、「ペットとの別れに備える~ペットロスを重くしないために」と題して、4カ条(1.ペットは自分よりも先に死ぬものと自覚する 2.ペットに過剰に依存せずに、ほどよい距離を取る 3.ペットを介して友達をつくっておく 4.ペットロスの正しい知識を持つ)が挙げられています。

以上が私の回答です。少しでもお役に立てればと思います。

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有り難し
おきもち

hasunohaを訪れてくれた皆さん、こんにちは。私は浄土真宗本願寺派の僧侶です。令和6年3月に、公立高校の教員を勧奨退職しました。その後、縁あって、令和6年4月からは「まちサポ雫石」というNPO法人のお手伝い、また、令和6年10月からは公立高校の非常勤講師をしています。 浄土真宗における僧侶は、仏さまの教えに生き、その教えを伝える者であり、人を悩みから救う能力を有した者ではありません。人の悩みを救う救いの主は阿弥陀さまです。ですので、hasunohaにおける私の回答では、仏さまの教えに救われているこの私の生き方、考え方を、皆様にお見せするだけです。そして私自身、お答えできるご相談の範囲はそう広くはありませんが、皆様のお役に少しでも立てればと思い、回答させて頂いております。

最後まで愛情を注ぎ続ける事

まず、そのペットちゃんはあなたではない。
彼そのものの命を全うしていくよりほかありません。
取って代われないからです。
気持ちを注ぎ過ぎると、❝ツかれ❞てしまいますから、一度上手な距離感を取りつつ、それでいて最上の愛を送って安らかに逝かせてあげてください。
人間の愛情でも、動物は受け取ることができるのですから。
動物たちは、元々大自然の一員です。
それを人間は切り取って持ってきて自分たちのものにしてしまう。
動物を所有することの責任を負うことは免れないものです。
ペットであろうが、最愛の人であろうが、失われても、❝失わせる❞べきものではないのです。
終局、終焉、ピリオドにさせないためにも、あなたの中で、その子にできる限りの愛情を注いであげてください。
愛情を注がなければ、どちらもドライな別れになります。
愛情を注いでいけば、あなたの中にも愛がはぐくまれ、その子の中にも愛が生まれ、安らかに眠っていけるでしょう。
仏教には諸法無我という教えがあります。
そのペットちゃんは、もともとあなたのものでもなんでも無かった。
乾坤ただ一匹、天地にたった一人の生命です。
あなたもそういう存在であり、全ての存在が支え合いながらも、そういう個々の独立存在であることを悟り、あなた自身の人生、生命を最上のありように導くべく、気持ちを自己の精神の向上に向けてください。それを菩提心と言います。
菩提心とは、悟り、心の安らぎを求める誓願でもあります。
亡くなった時、供養として誓願を立ててください。ストゥーパなど供養塔を建てるというのは、菩提心の誓願を立することが中心なのです。

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有り難し
おきもち

お悩み相談08020659278
💕禅ママ説法💗 禅ママの超簡単!不安消しテクニック! (*´ 艸`) 人生って、ちょっぴり不安がいっぱいよね? でも大丈夫! 「現実」と「頭の中だけ」をちゃんと見分けられるようになれば、不安なんてちっぽけなものよ! だって、みんな「もしも~」「もしかして~」って、頭の中で勝手にドラマ作っちゃってるだけなんだもん。 (˘ω˘) 「あれが起きたらどうしよう」とか「こんなことになったらどうしよう」って、まだ何も起きてないのに、勝手に心配しちゃうのよね。 だから、今この瞬間、目の前にあるものに意識を集中してみよう! ✨ 見えるもの、聞こえるもの、感じてること… そうすれば、どんなに不安なことがあっても、"今ここ" に戻ってこれるわよ! 心配事って、まるで映画の予告編みたいなのよ。 まだ何も始まってないのに、ドキドキハラハラしちゃうでしょ? でも、実際は、今この瞬間、目の前で起きていることだけをちゃんと見ればいいのよ。 そうすれば、心はもっと穏やかになるわよ。 不安を感じたら、ちょっと立ち止まって考えてみてね。 「この不安、本当に今の私に必要?」 「今、目の前で起きていることは、一体何?」 そうやって、現実と想像の違いに気づけば、不安に振り回されることも減っていくわよ。 だから、今日一日も、"今" をしっかり感じて、笑顔で過ごしてね! (*´ 艸`) じゃ、行ってらっしゃい!

依存と愛は違う

ペットを家族のように可愛がるお気持ちよく分かります。私も人生の中で可愛がっていた犬とのお別れが二度ありました。
悲しくて涙もこぼれました。しかし今は、懐かしい思い出ではありますが、悲しくはありません。もし、今でも悲しんでいたらそれは依存といいます。

あなたは最後まで、愛を注いであげてください。先に逝ってしまう可能性が高いのは、間違えない事実。だからこそ愛は伝えて、ください。

一つの大切な命として、全うさせてあげてください。所有物ではなく命として。

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有り難し
おきもち

個別相談可能
禅宗 曹洞宗 僧侶。神奈川県西部円通寺住職。小学校教師。 悩みを吐き出す事で、ちょっと楽になれます。悩みの根本に気づき、明るく爽やかに生きていきたいですよね。 私自身、禅との出会いにより救われた一人です。皆様に少しでもお伝え出来たらと思います。 人は自分の都合を立てて物事に向き合うところがあります。私の回答も期待していたものと違うことがあるかもしれません。その時に素直に聞けるか、回答の内容を否定的に聞くかで救われるかどうかが変わります。疑問は出てくると思います。その時はご相談ください。
ご相談時間は不定期なので、いくつかご都合を教えてください。 ◆小学校教員もしています。子供、家族、ご自身のことお話をお聞きします。 ◆禅のおかげで私も救われました。禅の教えを基に「思い通りにしたい」という自分の都合や価値観から生まれた思い込みをほぐしていくお手伝いをします。 ◆仏教は人生を豊かにしてくれることを感じてくだされば嬉しく思います。

質問者からのお礼

亀山様、丹下様、邦元様
お返事ありがとうございます。
確かに私はペットに対して距離感を持てず、依存しているのかもしれません。
猫には沢山の癒しと思い出をもらってます。
あとどのくらい一緒に居られるのかわかりませんが、最後まで感謝と愛を伝えたいです。

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ