息子の死回答受付中
最愛の息子が自死してから1年になりますが、未だに散骨する(息子の願い)踏ん切りもつかず息子に執着しているダメな親です。息子を苦しみから救い出すことも、自ら命を断つことも止められなかった情けない親です。
毎日、息子の苦しみからの解放を願い、謝罪を続けています。早く息子のところへいって直接謝りたいです。赦してもらえない気がします。
お坊さんに、今の人生は前世でした行いで決まっている。だから次の人生をいいものにするには今世で徳を積まなければならないと聞かされて育ちました。私は前世で悪い事をしたから罰を受けているのでしょうか?
幼い頃の父の死、兄弟の精神疾患罹患、母の裏切り、娘の病気、息子の死とまだまだ続くのでしょうか?
私の前世のせいで息子は巻き込まれて苦しんだのでしょうか。私はどうやって息子に償えばいいのでしょうか?私の周りのひとを不幸にしない為にはどうしたらいいのでしょうか?次は何が起こるのか考えると怖くて仕方ありません。
息子に恨まれてますよね?でも、彼を手放せないんです。どうしたらいいですか?
お坊さんからの回答 5件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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あなたも、一生懸命に生きてきましたよ。誰も何も悪くない。
1年… どのように過ごされてきたのか
あなたを想うと、とても辛く、あの日から時間が止まってしまったことでしょうね。
今までの質問も読ませてもらいました。
踏ん切りがつかない。執着している。
当然ですよ、大切な子なのですもの。こんな形で一人で逝ってしまったこと。どんな気持ちだったの?一人で苦しかったのに、どうしてもっと力になってあげられなかったのかと、自分を責めてしまいますよね。
あの日に戻れるなら、目を離さず、ずっとそばにいてやりたかった。どんなことをしてでも、止めたかった。
死ぬなんて、考えもしなかったのに。
どうして…
置いていかないで
会いたい
名前を呼んで抱きしめてあげたい
ごめんね 力になれなくて
ごめんね 助けてあげられなくて
本当は生きたかったよね
生きていてくれさえすれば、それでいい
それでいいのに…
夢なら覚めてほしい
目が覚めるたびに、絶望の現実を繰り返してきたのではないでしょうか。
あなたの周りの人たちも、あなたも、一生懸命に生きてきましたよ。誰も何も悪くない。
息子さんには、息子さんの生き方。
その人生の選択をなさったのでしょう。
あの子の人生だったと頷いていける日は、まだまだ先かもしれません。ですが、息子さんの懸命に生きたいのちも、悔いてしまう あなたのいのちも、仏様は慈しんでくださいます。
この世とは、生きづらい苦悩の世界でもあります。次々と不安も起こりやすく、私たちの心は疲弊していく。そんな中で生きていくには、とてつもない力や支えも必要なのかもしれませんね。
息子さんは、その支えを仏様に託されたのでしょう。
声にならない心を、仏様は聞き漏らさない。息子さんの最期に、仏様はそばでご一緒くださいましたよ。
あなたにもこうして、ハスノハや私とも巡り合わせてくださいました。
あなたの苦しみは、あなただけで抱え込まないでいい。一緒に分かち合いながら、乗り越えていきましょう。
ひとりじゃないですからね。
あなたがごめんねと悔いる時も、ありがとうと想う時も、愛しているよ会いたいと涙する時も、そのそばで繋がって一緒に手を合わせたいわ。
私は遺族会を開催していますが、ちょっと遠いですよね。オンライン個別でもいいですから、一人では堪らない時は、分かち合いましょう。
あなたの心のそばにも、あなたと息子さんを想う私たちがいますからね。
明るく生きること
自殺者の9割は「うつ」等を患っていると言われます。
息子さんも、「うつ」に伴う希死念慮が原因だった可能性はないでしょうか?
だとすれば、それは病死と同じだと私は考えます。
たまたま腰痛になり易い人もいれば、たまたまアレルギー体質の人もいれば、たまたま脳・神経の不調(うつ等)になり易い人もいる。
息子さんは、たまたま若くして脳・神経の病に倒れたのであって、それはあなたのせいではないでしょう。
もちろん家系(遺伝)や生活習慣の影響はあるかもしれませんが。
あなたは、息子さんの死について責任を感じすぎず、明るく生きてください。
暗い思考回路(怒りや悲しみや後悔を起動し続ける)は、不幸になり易い性格になります。
あなた自身や周囲を幸せにしたいなら、怒りや悲しみを脳内で繰り返さないことが大事なのです。
ご質問ありがとうございます。
息子さんのこと誠にお悔やみ申し上げます。
南無阿弥陀仏。
そのお坊さんが伝えたかったのは単純に良いことをしましょうという教えであり、決して前世で悪いことをしたから現世で悪いことがおきているという事では無いと思います。逆説的に考えないでいいですからね。前世が原因ではありませんからね。
また、自死といっても実際は突発的な精神的病が原因なことが多いです。なので、息子さんの場合も病死と解釈していいのではないでしょうか。決して命を粗末にしたわけではないですし、悪いことをしたことには当たらないと思いますよ。
浄土真宗での供養という事ですからきっと今は極楽浄土で安らかにされておられるとおもいますよ。ご家族を心配な気持ちで見守っていると思いますよ。恨んでなんかいませんよ。
償う事はできませんが、命日や年忌など定期的に息子さんが好きなものなどお供えして供養しましょうね。悲しい思い出だけでなく、息子さんとの楽しかった思い出を大切にしてくださいね。
散骨に関しては急がなくていいと思いますよ。仏壇の中に伴侶や子供のご遺骨を長年収納されている方もおられますからね。また、小さな骨壺に分骨して仏壇かお墓に入れて、残りのご遺骨を散骨する場合もありますよ。一番落ち着く形を選んだらいいですからね。
お墓に入りたくないというのは散骨して欲しいという意味だったのでしょうか?
もしかしたら家に置いて欲しいという意味だったのかもしれませんね。
あなたをうらんではいないと思います
拝読させて頂きました。
あなたは息子さんに謝りたいと思っているのですね。そして自分がしたことで息子さんがお亡くなりになってしまったのではないかと思っているのですね。詳細なあなたや息子さんのことはわからないですが、あなたの深い悲しみや後悔や辛いお気持ちとても伝わってきます。あなたのそのお気持ち心よりお察しします。
具体的なことはわからないですけれど、息子さんがお亡くなりになったのはあなたのしたことのせいではないと思います。あなたの前世でのことで息子さんがお亡くなりになられたのでもありませんし、親しい方々が不幸になるというのもあなたのせいではないと思います。
そして、息子さんは決してあなたを恨んでいるわけではないと思います。
息子さんがどんなご生涯を生きたのかわからないですけれど、息子さんは様々な巡り合わせの中で多くのことがあり、与えられた命を一生懸命に生き抜いていかれたのだと思います。
息子さんが心から安らかになります様に心を込めてお祈りさせて頂きます。至心合掌 南無阿弥陀仏なむあみだぶつ
あなたもどうか息子さんに心から手を合わせて安らかになります様に心を込めてお祈りなさって下さい、そしてあなたのその思いを息子さんや仏様や神様やご先祖様にお伝えなさって下さい。
息子さんは仏様や神様やご先祖様のもとで心から安らかになり、一切の迷いや苦しみからも救われていきます、息子さんは心穏やかに何の憂いもなく清らかにご成仏なさいます。
息子さんや仏様や神様やご先祖様はあなたの思い全てを優しく受け止めて下さいます、あなたの心に寄り添い支えて下さます。あなたと息子さんとのご縁はこれからもずっと続いていくのです。
どうかあなたを責めないで下さいね、あなたを追い込まないで下さい。
あなたの思いをまたお聞かせ下さい、あなたを心よりお待ちしております。
人生の苦しみからの脱出について
息子様の自死やいろんな出来事が貴方にとって大きな苦痛であること、ようこそ ご相談いただけましたね。ごくろうさまです。
仏教の開祖であるブッダは、人生は生老病死といった苦しみを避けられないことがありますが、その苦しみを楽にに変える方法を説かれました。これを抜苦与楽と
申します。その方法が八聖道として伝えられてきました。貴方の苦しみはご自分で
楽に変えることができます。息子さんの自死や苦痛な出来事から学んだことを人生の中で実践なさってください。きっと苦痛が取り除かれ楽を得ることができるでしょう。以下の詩をお読みください。
<今の私に 今のあなたに>
気づきをもって、怒りや苦しみを見つめてください。
その気持ちは、観察することで、自然に消えていきます。
その源を探さないで、また、消すように努力もしないで。
そこで生まれる、静けさや落ち着きは、子供たちがそこに
いたいと思う安らぎを提供してくれます。
嬉しいと思う気持ちも、悲しいという気持ちも、あなたの感情にあります。
つまり、あなた自身が癒されない限り、他の誰をも癒すことなどできないのです。
さあ、やってみましょう。呼吸を観察することで、本来の自分に立ち戻ってみましょう。それが、自分だけでなく、他のものをも救うことができる方法なのです。
貴方自身がご自分を癒すことができた時に、息子さんの自死や人生の苦痛である出来事が無駄では無かったことに気づかれていくことでしょう。そして、ご自分が癒すことができた経験を他の人々を助けるために使ってください。その時に貴方自身が癒される事に気づかれることでしょう。 合掌。
質問者からのお礼
願誉様
返信ありがとうございます
負の思考が良く無いものを引き寄せるはあるかもしれません。でも全く希望が見えないんです。どうやって前を向いていいのかもわからないんです。
聖章様
返信ありがとうございます
息子は今、安らかに暮らしているとの言葉、散骨は急がなくてもいいとの言葉に救われる思いです。子供の頃から言い聞かされてきた言葉からなかなか解放されることは難しいですね。六道を説くお坊さんだったので、絶対にここのお墓には入れたくないと思うほどに。なんで生きてる間に辛い思いをしたのに死んでからも修行しなきゃいけないの?と救いを求めて宗教に縋るのに、なんでよと。息子の葬儀には浄土真宗のお坊さんに来ていただき、浄土真宗の作法に則って行わせていただきました。
中田様
お優しいお言葉ありがとうございます
まさに私の心情そのままでした
本当に生きてていてくれさえいれば、どんな息子でもよかったんです。存在自体が宝物、生きる支えだった
彼は生きてるだけで私を幸せにしてくれたのに、私は彼に何をしてあげることもできなかった。そして絶望の中、自らで死を選ばせてしまった。そのことがただただ悲しい。私以外の人が母親だったなら、彼は幸せになれていたかもしれない。せっかく私を選んで私のところへ生まれてきてくれたのに、幸せにしてあげられなかった。本当に情けない限りです



午後から夜の時間帯は都合がつきやすいです。
◆こちらから、無理に聞き出すことは致しません。
言いにくいこと、言えない気持ちも大切にします。あなたのお気持ちのままに、ゆっくり待ちながら、その気持ちを大切に受け止めたいと思っています。
◆自死で大切な人を亡くされたり、死別により 死が受け入れられなかったり、心の整理がつかない方へ。30分ずつでも、オンラインで定期的に気持ちに向き合っていきませんか。吐露したり泣ける時間も、大事なグリーフケア 。
◆個別電話ってドキドキして勇気のいることだけれど、声が届くから、聞こえてくるから、ちゃんと繋がっているようで、そばにいるように安心出来ることもあります。
◆ 終末期ターミナルケア、看取り、希死念慮、自死、グリーフケア、トラウマ、PTSD、子育て、産前産後うつ、不妊、傾聴、手話、要約筆記者 としても、サポート
◆出来るだけ希望時間にお応えしたいと思いますが、午前中は毎日 法務があります。
(相談は、hasunohaオンライン相談より受付下さい。お寺へのいきなりの電話相談は受けていません。法務が優先なので)
◆一人で悩まないで。待っていますね(﹡´◡`﹡ )