hasunoha お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト

お坊さんに質問する
メニュー
メニューを閉じる

どうしたら良いか

回答数回答 1
有り難し有り難し 7

はじめまして。

26歳で派遣社員をしているのですが、生まれながらに注意欠陥障害という脳の障害を患っており、それが元で体調を崩したり仕事に行けず、メニエール病も発症し、来月から仕事も無くなってしまいました。
仕事に行けない分の生活費を借りていたこともあり、働いて返済もしなければ行けない状況ですが、体調の問題や、次の仕事が決まるかという不安で毎日いっぱいです。
このような状況なので余裕を持って周りに優しく接する事も難しく、生きている意味を見出せず苦しんでいます。
今の状況から少しでも良くするにはどう受け止めたら良いでしょうか。


この問答を娑婆にも伝える
facebookTwitterLine

お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

不安は、行動を起こすことで軽くなります…。

 御大変な状況をお察し申します。
 脳の障害をお持ちということ、また新たなメニエール病については「ストレス・睡眠不足・疲労・几帳面な性格」などが原因のご病気なのだそうですね。
 御自身で御自身を責め、追い込み、塞ぎ込んでいらっしゃることはありませんか…。
 どうあったって、私はこの私自身で生きていくしかありません…否応なくです。抵抗するだけ無駄で、疲れが増すばかりです。
 その事実に気付かしめ、私に受け入れさせるのが仏様のはたらき(智慧)です。
 だからこそ仏様は我に寄り添い、我の苦悩を共に背負うとまでおっしゃって下さいます。
 もちろん、そのような仏様のはたらきを受け入れるも入れないも、あなたのご自由です。
 そして不安は100年抱えていても、不安のままです…安心に変わることはありません。
 不安を捨てましょう…無理ならば不安から離れましょう。離れるように努めましょう。
 その為に、今あなたが為すべきことは「次の仕事を探すこと」ではありませんか。
 手を尽くしていらっしゃいますか。ハローワークやネット・雑誌等での求人をチェックしていますか。
 不安は自らが行動を起こすことによってしか軽減されません。
 まずは動きましょう…不安だからこそ動き始めるのです…じっとしているより安心できますよ。とにかく動いている間は不安を離れることが出来ます。
 まずそこから始めましょう…行動起こして下さい。
 外は寒いですが、動き出したとき心は温まります。
 そして、そんなあなたを仏様が抱き取って下さいます。仏様の慈悲のお心はこの上なく温かいのです…。
 どうぞ、無理ない範囲で動き出して下さいませ…まずは温かい飲み物を口にしてから。
 ハスノハ僧侶方、皆で応援しています。

{{count}}
有り難し
おきもち

質問者からのお礼

お礼のご返信、大変遅くなりました。

あれから仏様を信じようと思い、行動した結果無事新しい仕事が決まりました。
体調も考慮して頂いたの採用でした。

とても心が救われるお言葉、有難う御座いました。

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ