蝋燭
お世話になります。
よろしくお願いいたします。
我が家には仏壇はありませんが、朝お経を読ませていただいております。
お恥ずかしい話しですが、結構な貧乏生活です。ですが、雨露しのげてご飯が食べれて有難いです。
ところで、私は身延山で祈願参拝させて頂いた折りに戴くお札を頼りにお経を読ませていただいております。
過去帳も自前です。本当は駄目ですよね。
その時にお蝋燭も供えるのですが、最近あることに気づきました。
忙しくて、お経がとなえれなかった時は、蝋燭はきれいに燃え尽きるのですが、お経をとなえた日は、どうしてか蝋燭が全部燃え尽きらないで残ります。
蝋燭は、小さい物です。
仏さまは、となえてほしくないのでしょうか。
何回も試して見ました。
今の様な形でお供養させていただくようになって、16年でしょうか。母親が亡くなったのをきっかけに、主人の両親兄弟、私の兄弟と過去帳には俗名、戒名が増えました。
こんな形ですが、色々とお知らせやらいただいております。
長文お許しください。
よろしくお願いいたします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
こんばんは。
おつとめを丁寧にされていてとても良いと思います。
うーん、不思議ですね。仏さまがとなえて欲しくないということはないと思いますよ。
考えられるのは、風ですかねぇ。お経を唱える息でろうそくが揺れ、一方だけが溶けて、そのため燃え残りが出るのかもしれませんね。
大丈夫です。安心してお唱えください。
信仰の原点ですね。
たかさん、こんにちは。
日蓮聖人の信仰をなさえているのですね。私も日蓮聖人は信仰の師。今は天台宗僧侶ですが、数えきれないぐらい身延山にはお参りしています。
さて、たかさん、素晴らしいですね。高い仏壇がなくても大丈夫です。本棚や何かのところにお札や仏像を祀れば、そこが立派な仏壇です。仏壇は自分のできる範囲で対応してください。
過去帳も、仏具屋に売られていますが、こうでなくてはならないというわけではありません。ノートでもなんでもいいのです。大切なのは、大切に扱うということです。それこそが信仰の原点です。お題目・自我偈を唱えて唱えて、仏さまの供養をしてください。蝋燭が早く燃えたり燃えなかったり等するのは、仏さま・ご先祖さまの力が働いているのかというと、科学的には違います。でも、その現象を通して、仏さまの教えを振り返るということが大切なのです。「他人の振り見て私が振り直せ」ですね。どんな日常のおこることもすべて仏さまの教えだといわれます。蝋燭が早く燃えるのであれば、それだけあなたの読経を喜んでくれているんだと思えば心も豊かになります。それは科学的な対象ではないのです。
その気持ちで読経し信仰、先祖供養をしてくださいね。あなたの人生が豊かになると思います。ご精進ください。
合掌。
質問者からのお礼
鳳林寺 光輝さま
金剛座寺 染川 智勇さま
早速のお応えをありがとうございました。
心のどこかで、今のお供養の仕方が間違っているのかな。と思っている自分がいましたが、お話しをいただいて安心いたしました。
特別な事は出来ませんが、日々御先祖さま、亡くなった身内の御霊さまに、感謝をしながら、足りないところを教えていただきながら、これからも歩いてまいります。
そして、唯一愚痴を聞いていただくのも、涙を流せるのもそこだけです。
光輝さまの仰った息の加減も、目からウロコでした。
そうかも知れません。
一度確認してみますね。(^^)
暖かいお言葉ありがとうございました。
感謝いたします。