何かお言葉をください。
双極性障害Ⅱ型です。
調子が良い時と悪い時を繰り返していて、とてもしんどいです。調子が悪いどん底(うつ状態)の時は、早く消えてしまい早く楽になりたいと思ってしまいます。
今まさにうつ状態の真っただ中にいます。死にたくても、診察の度に医師と交わす絶対に死なないという約束、家族からの『死んじゃダメ』という言葉に生かされ、自分自身でも『生きてさえいればなんとかなるから大丈夫!』と言い聞かせながら、毎日生きているだけで精一杯です。
今のところ何とか行動には移さずにいられていますが、下りのエスカレーターや階段、高い場所、ホームから見下ろす線路などを目にすると、そのつもりはなくても吸い込まれそうになって怖いです。
私には夫と、この春に3歳を迎える娘がいます。ちゃんと妻の役割、母の役割を果たせなくて申し訳ない気持ちでいっぱいなすし、私が娘の成長に悪い影響を与えてしまわないかとても不安です。
私には、新たに仕事を始める夢がありましたが、夢を見ていられる状況ではなくなってしまいました。
他にも産後、橋本病という甲状腺の治らない病気を患いまして、また双極性障害という治らない病気を抱えてしまいました。
なんで私はこんなことになってしまっているのでしょうか?もう生きているのが辛いです。こんな私がそれでも生きていなければならない意味って、一体なんでしょうか?
何かお言葉をいただけたら嬉しいです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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身体機能的な不調が主因の可能性について
まゆ様
川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。
一つには、鬱的な症状の原因は、身体機能的なところを原因としている可能性がございます。
もしも、身体の不調から来る心の不調であれば、心や気持ち、思いに問題があるのかもとして、幾ら探したところで答えが出るものではありません。
それよりも、心の不調には、ホルモン系のバランス、自律神経系のバランス、自己免疫系のバランス、その乱れが主因であることを疑ってみるのも。
あまり無理に、あれをしないと、これをしないとと、自分を追い込んで頑張ろうとされずに、身体的不調に主因があるかもとして、今一度、治療の在り方を見直されることも。
川口英俊 合掌
拝読させて頂きました。
病いを抱えて大変辛い思いをなさりながらあなたは今生きていらっしゃるのですね。
あなたのその辛い思いを心よりお察し申し上げます。
そのような病いは大変おつらいでしょうね。
先ずはあなたはゆっくりと心も体も休めてくださいね。
お子様のことやご家族のこともあるでしょうけれども、ご主人様とも助け合いながらあなたのできる範囲にてお勤めやお世話なさり、周りの人達からのお力添えをできるだけ頂きましょう。
あなたは沢山の方々や多くのご縁に恵まれながら生きていらっしゃるのです。先ずあなたが生きることはそれ自体で尊いことです。
そしてお子様に恵まれたことは本当に有難いことです。
生きることは確かに辛いことや苦しいことは多いですけれども、あなたや皆さんが共に生きることはそれだけでも有難いことなのです。
どうぞこれから生きるにあたり決して自分を追い込んだり責めたりなさらないでください、そして生きることを諦めないでください。
あなたの病いがこれから緩和され心身ともに受け入れてながら皆さんと共に心穏やかに安らかに生きていかれますようにと心より仏様やあなたのご先祖様にお祈りさせて頂きます。
そしてあなたやお子様やご主人様やご家族の皆さんがこれからも仲良く共に助け合いながらお健やかにご成長なさっていかれますようにと切に願いお祈りさせて頂きます。
必ずやトンネルを抜けて人生は拓けて参りますからね。
どうかあせらないでくださいね。
質問者からのお礼
心温まるお言葉、ありがとうございました。
あれから、死にたいとは思わなくなりましたが、具合が悪くなると自分で自分に何をしでかすのかわからない恐怖と闘っています。
『生きているだけで尊い』『生きることを諦めない』いただいた言葉を心の支えに、何とか頑張って毎日を生きていこうと思います。
ありがとうございました。