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感情が安定せず、不安を常に抱える生き方に疲れました

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有り難し有り難し 11

私は突然泣きたくなったり、後悔や罪悪感にかられて過去の自分を殴り飛ばしたくなったりすることがよくあります。
家の中外に関わらず、一人でいる時は大抵そのような思考に陥ってしまいます。
頻度は下がりますが、友人や家族と一緒に楽しい時間を過ごしているときも同じような思考になることがあります。

買い物に関しても、私は何かを買う前にさんざん悩んでから買うタイプなのですが、買った後に「いい買い物をした」という感情と「ああ、無駄遣いをしてしまった」という感情が交互に浮かんでくるのです。
人にこのことを相談すると、それは普通のことだよ、と言われるのですが、その変化の期間が短すぎるのです。
数時間ごとだったり、酷いときは数十分ごとに先ほど述べたような感情が交互に頭を回ります。

友人に関しても同じことが言えて、仲のいい友人なのに突然「この子のこういったところが苦手だな、嫌だな」と思ってしまうことがあります。(友人から何かアクションを起こされて...というわけではありません)
そしてその後「あの子に会いたいな。これからも仲良くできるといいな」と思うようになります。
こちらはそんなに頻繁に起こる感情の起伏ではないのですが、先ほどまで勝手に相手を嫌っていた自分がとても醜い存在に思えて、罪悪感と嫌悪感で消えてしまいたくなるのです。

例を挙げればきりがありませんが、上記のような思考パターンが繰り返され、前向きに、ポジティブにと自分に言い聞かせながら生きることに疲れてしまいました。
どうか、このように弱く愚かな私に強い心をもって生きることができるようになるきっかけを与えるお言葉をかけていただけないでしょうか?
どうかよろしくお願いいたします。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

感情はグルグルするもの

「わたしは愚かであると、認められる者こそ、賢者である」
お釈迦さまの言葉です。
自分の弱さ愚かさを感じるって大切なことです。
でも、その弱さ愚かさに甘えてもいけません。

私もアミさんの頃は同じような感じでした。
どうにも感情や思考が安定せず、しんどかった気がします。

感情は輪廻(グルグル)するものです。

地獄の心(嫉妬やマイナス思考)、餓鬼の心(貪る心や執着心)、畜生の心(我が儘な思いや好き嫌い)、修羅の心(怒りや争う心)、人間の心(安定、仲良くなりたい)、天上の心(喜びや楽しみ)

特に若いうちはこれらが車輪のように勝手にグルグル回って、自分が自分に振り回されることはたくさんあると思います。
これを科学的にいうなら、脳から出るホルモンのせい。
まだ蛇口の締め加減が分かってないだけです。

「自分すらもなかなか思い通りにならない、ならば、思うままでいよう」と、まずは肩の力を抜きましょう。
そしてこのことに気付けば、大人になるに従って少しずつ自分でその回転を調整できるようになりますよ。

自分の心を知っていくためのトレーニング方法として、ログ(記録)をとる方法があります。

・怒りを記録する(アンガーログ)
・「○○べき」を洗い出す(べきログ)
・ストレスを書き出す(ストレスログ)
・よかったことを書き出す(ハッピーログ)

また「美しいものに積極的にふれる」「向上心をもつ」「周りに優しくする」「いい教えをたくさん学ぶ」
これらは仏さまのオススメするところです。

いきなり強くはなれませんけど、でも少しずつ強さを持つことはできます。
頑張ってね(^_^)

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質問者からのお礼

お礼の返事が非常に遅くなってしまい申し訳ありません。
感情は輪廻するという言葉、そして最後の頑張ってという言葉を読んで、それだけでも少し肩から力が抜けたような気がしました。
おそらくこれからの長い人生、今よりもつらい気持ちになることが何度もあるのでしょう。
それでもアドバイス通り、少しずつ強い人間になっていくことができるように努力をしていこうと思います。
本当にありがとうございました。

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