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緊張

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よろしくお願いします。
わたしは小学生の時から、とにかく人前で話すのが苦手で、発表や、授業での発言、自己紹介などいつも心臓がバクバク鳴りゴモゴモと話して失敗し自己嫌悪になります。社会人になり、人見知りもあって人とほぼ話さず過ごす時も多くなりました。そして転職したのですが、来月に全体の前での自己紹介があります。それを聞いてから今から緊張しています。一年後でも、今から緊張していると思います。誰でも多少は緊張すると思いますが、わたしは声も手も震え、酷いです。来月に控えた挨拶を乗り切りたいです。これから、こういう機会も全くないことは無いと思います。少し緊張を減らすにはどうした考えを持てば良いでしょうか。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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緊張すると言葉が出ないので、と最初に伝える

 私のように、東北出身の(現在も東北ですが)人間は、口をきちんと開かないから言葉の発し方が明確ではなく、ゴモゴモとしたしゃべり方になりがちです。ずいぶん昔の話ですが、今風に言えば就活していた時に、面接の最後に面接官から「相手にちゃんと聞いてもらえるようになってから、面接にくることだね。」と言われたことがありました。その時には言われたことの意味が呑み込めませんでしたが、後になって自分のしゃべり方が非常に言語不明瞭だったことに気づかされました。
 現在でもなかなか欠点は克服できません。でも、自分の欠点を意識して、準備することは必要です。
①、話す内容を事前に整理しておく、(事前に原稿を書く。)
②、しっかりと口を開き、語尾をはっきり言うように注意する。

私も緊張すると、頭の中が真っ白になる方でした。でも、住職と言う立場上、伝えなくてはいけない場合も多いので、それなりの場数をこなしてきました。今でも緊張しますが、数をこなしてきたことによって幾らかは慣れてきました。

逃げたくなる気持ちはわかります。でも、逃げるよりも、しどろもどろであってもその場に頑張って立つことが人生においては大事なことです。

 ①、自己紹介の原稿を作りましょう。
 ②、声を出して、何回も読んでみましょう。
 ③、出来れば、誰かに前に座って聞いてもらいましょう。
 ④、「皆様の前で緊張すると、頭が真っ白になり、用意していた自己紹介の言葉を忘れてしまいます。申し訳ございませんが、原稿を読ませていただきます。」と言って、ゆっくりと原稿を読み上げて、自己紹介をしてみましょう。
 

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有り難し
おきもち

 目の前の方の悩みや気持ちをしっかりと受け留め、心を開いてもらうように努め...
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質問者からのお礼

お答えありがとうございます。
口を大きくを心がけ、実践したいと思います。全く緊張しないのは無理ですが、わたしなりに逃げずにその日を迎えたいです。
ありがとうございました。

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