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ビハーラ僧になりたい

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お世話になります。

社会人大学院生として、仏教とターミナルケアについて学んでおり、臨床宗教師・ビハーラ僧の活動に惹かれ得度したいと考えております。
終末期における死の恐怖に対して宗教は有効だというのがその理由です。

そのために所属寺を探しておりますが、このような理由で得度したいがために寺を所属する旨は許されるものでしょうか?

お寺様に対して非礼であったり、何か問題がありましたらご指摘下さいませ。

なおビハーラ活動で生計を立てるつもりはございません。
(高齢化社会において、そうした体制作りは必要と感じてはおりますが)

また、そのような特殊な活動は、僧侶としての基本を身につけた上であることも承知しております。

どたうぞよろしくお願い致します。

2018年3月28日 20:21

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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

やりがいはありますが、道は自分で切り開くしかない

 私は東北大学の臨床宗教師講座を受講し、先日一応「臨床宗教師」の認定証をいただきました。

 同じ仲間で、病院や介護施設で臨床宗教師として活動したり、震災の被災地の災害復興住宅でスピリチュアルケアに励んでいる方も居ます。そういう仲間に比べると、私の活動は微々たるものです。小さいながらも寺の住職をしていると、檀務や事務仕事に追われてしまい、あまり臨床宗教師としての活動が出来ていません。
 むしろ、浄土真宗の衆徒の方で、「寺の住職になる予定が無い」「時間的に自由が利く」という立場の方が病院や介護施設で傾聴活動に励まれています。社会人としての経験の豊かさ、人生経験の豊かさは、若い人には無い「大きな武器」です。現在、各地域に地域単位の臨床宗教師会があります。宗教者でなくても賛助会員になったり、研修に参加したりすることは出来ると思います。最寄りの臨床宗教師会の事務局に問い合わせてみてください。

 一番気になるのは、本当に僧侶となる志を持っておられるのかどうかという点です。おそらく浄土真宗の僧侶となり、ビハーラ僧の研修を受けて、活動することを考えておられるのだと思います。「終末期における死の恐怖に対してケアしてあげたい。」という志は得度の理由として十分だと思います。但し、僧侶となったからと言って、あなたが望むような研修の場や活動の場が用意されている訳ではありません。すぐに葬儀法要納骨等の現場を経験させてもらえる保証はありません。

 まずは僧侶としての研鑽を積み、僧侶としての経験を積み重ねてください。それと同時に、ビハーラの研修を受講したり、臨床宗教師会に参加して見たら良いと思います。現在思い描いているような活動が「僧侶になってすぐに出来る」という期待は持たない方が良いと思います。道は長いです。それだけの覚悟を持って、飛び込んでみてください。いつか臨床宗教師会の研修等でお会い出来れば良いですね。

 尚、僧侶となるための手続き等については、本願寺派や大谷派の宗務院か教務所に問い合わせて見てください。

2018年3月29日 0:55
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有り難し
おきもち

お坊さんになられても、なられなくても

お坊さんになることを深く考えられる必要はありません。少なくとも私の宗派の場合、非常にカジュアルに得度なさっています。テレビ番組のなかで、浄土真宗のお寺の娘さんが、「僧侶の資格を持っています」とおっしゃり、別の宗旨のお寺のお嬢さんから思いっきりシビアな嫌味を言われていました。お坊さんになるのは資格ではなく、自覚であるはずですが、残念ながらこんなもんです。

ビハーラ僧になる方法は、私の知る限り、浄土真宗本願寺派のあそかビハーラ病院にお尋ねになることかと思います。臨床宗教師はいくつかの大学で講座が開設されています。

ところで、お坊さんにならないと、終末に関われないわけではありません。私のFB友達リストのなかにおいでになる本郷由美子さんは、「スピリチュアル師」として活躍なさっているようです。お坊さんでなくても牧師でなくても、こうした立場でひとの生き死にと関わることは可能です。

さらに、がん患者遺族の会の主催者の方々にも総計すべき方々が多数おいでになります。

視野を広げてお考えになるのもよいと思います。

2018年3月28日 21:26
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有り難し
おきもち

私はお坊さんといっても、ひと様に何か答えらしいものを提示できるような立派な...

質問者からのお礼

藤岡様

カジュアルな得度とは意表をつかれました笑
不真面目な意味ではなく、肩の力を抜き視野を広く持とうと思います。ありがとうございました。

吉田様

得度の理由は十分だとのお言葉に救われました。道が長いことは承知しております。できることを全力でやり、あとはご縁にお任せします。ありがとうございました。

「出家・得度・僧侶になりたい」問答一覧

僧職を続けるかどうかについて

お世話になっております。 私は30代の会社員男性なのですが、 僧職を続けるべきかどうか悩んでおります。 元々仏道に御縁を頂いたのも 義父が地方の小さな寺院の住職を務めており 「棚経とか、休みをつかってやれば謝礼を出すから、得度しませんか?」と 副業感覚でお誘い頂いたので、深く考えず了承したという お恥ずかしい限りのものでございます。 (特に髪の毛に拘りも無かったもので(笑)) その後、棚経だけのつもりが… ・正月の会で、お経と儀式をやらされる(会前日の晩にやる事を聞く) ・本寺の副住職の「住職襲名の式」での役を勝手に受けてくる。  (その役が大変重要な役で、袈裟を3回しか着た事がない上、  お経を知らない者が出来るようなものでないものだった) ・「住職襲名の式」での内容に関しても、式の内容と問答が  書かれた本のコピーを頂くのみだった。  (その後、副住職のお寺での打ち合わせで、作法や動きの面で  知らないことが多い事が発覚、急遽義父に改めてお寺での  練習を依頼する) ・「襲名の式」当日にも知らなかった「やるべき事」がある事が  発覚。youtube等で検索して何とか乗り切る。 ・また私への確認無しに仕事を受けてくる。  (これに関しては「会社の仕事の都合があるから容易に受諾  出来ない」として保留にしています) というような事があり、会社の仕事もある中で 時間・体力の面と、何より義父の『報連相』の無さに 「これは続けるのは無理だ!」と考えているのが現状でございます。 その内、義父が勝手に「住職の修業の予約を入れてきた」などと言ってきそうで恐ろしいです… また、家内も家を空ける事に不満があるようで (お寺が地方の為、大体の場合は日帰りは不可能) 「やらないで欲しい」と言っております。 反面、文化的・歴史的な事が好きで、僧の儀式等に嫌な思いはありません。 「襲名の式」でお世話になった新命和尚様や 同年代の先輩の僧の方々には、大変感謝しており 他所者兼「にわか坊主」の私を仲間として受け入れてくれ、 大きな気持ちで導いて下さった事への恩も感じております。 (本来であれば師匠である義父が行う役割ですが(苦笑)) 「御恩や興味」と「現実」の間でどうするべきか悩んでおります。 また、厳しいご意見でも有難いので、ご助言頂ければ幸いでございます。

有り難し有り難し 16
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