どこにも母がいないという事実が心を壊死させる
回答 2
有り難し 33母が亡くなって、早いもので8ヶ月が過ぎ、間も無く1周忌の準備を始める。
気丈にあれと、誰に言われるわけでもなく、いつも以上に行動的な日々を送り、疲れ、途方に暮れ、また気を取り直し、悲しくなり、明るく笑い。
もうあたしの心は、壊れてしまいそうです。作り笑いも、根っからの笑いと思えるものには紗がかかり。朝目覚めて毎日、ああ、母は居ないんだなと確認し。
実在していたことすら危うい自分の意識と、二度と会えない事実から自分の心を守ろうとしてかの回避行動としては、悲しみから意識を反らし、なるべく気にしないように、悲しいことになるべく蓋をして今まで来た。淡々と、仕方ない、思い出さない、写真もあまり見ない。感謝や後悔や、それらもなるべく頭から追い出して。
でも、体調の変化で毎月決まって悲しい波が押し寄せる。私は、自分のために自分を生きれていない。母のために生きてきたのだったろうと思う。今は子供と父のために。家族が居なかったら生きているか？自分が生きたいと思えて毎日を過ごせて居ない。仕事も毎日の日々も義務のようで、心が休まらない。いつも自分の頭の中の自分とモヤモヤ会話して。心が壊死してしまったような感じに至りました。
どうしたら、自分で自分を大切に自分のために生きられるのだろう？この喪失感は、いつか救われることはあるのだろうか？
時々猛烈に苦しくなる。
母が生きて居たことが信じられない。
母が居なくなったことも信じられない。
そして、全ての事実は理解している。
あたしの心は、大丈夫なのかな。
お坊さんからの回答 2件
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悲しみは蓋をしてしまわない方がよい
ままり。さん、はじめまして。質問を拝読しました。
ままり。さんはお母さまを亡くされたのですね。お悔やみ申し上げます。
さて、ままり。さんは母が亡くなってから気丈にあれと思い、いつも以上に行動的な日々を送っていましたが、疲れて途方に暮れはまた気を取り直し、を繰り返しているのですね。作り笑いをしていると心が壊れそうに思うのですね。
大切な人を亡くしたあと、悲しみを受け入れていくことをグリーフケアと言います。
グリーフケアには四段階あります。知識として知っておいてください。
１．まったく分からなくなる
大切な人をなくしたというショックで、心がマヒしてしまい感情の動きがストップしてしまうことです。悲しいはずなのに涙も出ず、自分は冷たい人間なのかと悩む方もいますが、そうではありません。心が壊れてしまわないように、一時的にシャッターを下ろしているだけです。
２．感情が大きく振れる
ショック期を過ぎると、感情が大きく振れます。突然怒りだしたかと思ったら、急に泣き出したりします。何もないのに涙が流れることもあります。心を病んでしまったのかと心配する方もおられますが、そうではありません。悲しみを少しずつ受け入れようとしているだけです。
３．底なしに落ち込む
すべてのことがイヤになるほど落ち込みます。生きたいと思えなかったり、何をしていいのか分からなくなったりします。ここで、やっと深い悲しみと向き合いはじめます。
４．受け入れる
深い悲しみに落ち込むだけ落ち込んだら、あとは浮かび上がるしかありません。
ここでやっと大切な人をなくしたことを受け入れることができ、思い出に浸り偲ぶことができます。故人を思い出という箱に収めて大事に取っておくことができるようになります。そして、遺族は自分の人生に目を向けて歩き始めることができるようになるのです。
それぞれの段階はどれぐらいの時間を要するのか、決まっていません。ですが、必ず上記の四段階を踏んでいきます。
ままり。さんが猛烈に苦しくなるのは当たり前なのです。そういう段階を踏まなければ、次に行けないのです。朝日が昇る前が最も暗いのです。必ず太陽が昇ると信じていてほしいものです。
ままり。さんがお母さまの思い出に向き合えるようになることを祈念しております。
いつでもこれからも
拝読させて頂きました。
お母様が仏様に導かれて仏様の元で心安らかになられますようにと心から仏様にお願いさせて頂き、お念仏おとなえさせて頂きますね。
南無阿弥陀仏なむあみだぶつ
お母様は必ず仏様に救われて仏様の元で心から安心なさって下さいます。そして沢山のご縁ある方々やご先祖様にめぐり合い安心なさってくださいます。
お母様はあなたと共に生きていらっしゃいました、そしてお母様はこれからもずっとあなたや皆さんを片時も離れずに優しくお見守りなさって下さいます。
あなたはお母様に置き去りにされたわけではありません。お母様はいつでもこれからもずっとあなたに寄り添ってくださいます。
あなたが心からお母様に語りかければその思いは必ずやお母様に届きますからね。
悲しみや不安はなかなかぬぐえないかと思います。どうかその思いをそのままお母様にお伝えなさって下さい。あなたの誠のお気持ちをお母様はいつでも受け入れてくださいます。
いつの日かあなたの人生が全うされる時が参ります。その時どうか仏様に救われますようにと心から仏様にお願いなさって下さい。
仏様は必ずやあなたを救いお導きなさり、そしてあなたはお母様に迎えられて再会なさることでしょう。そして共に喜び分かち合うことでしょう。
今までもそしてこれからもずっとあなたとお母様はいつでも共にあるのです。
あなたは一人ではありませんからね。
どうかこれからの生活の中で合間合間にお母様を思い手を合わせて真心を尽くしてご供養なさって下さいね。
いつでもお母様はあなたのそばにいてくださいますからね。
あなたとお母様とのご縁はこれからもずっと続きます。
質問者からのお礼
コメントを下さり、ありがとうございました。グリーフケアについて、自分なりに書籍などを集めて読んでおりました。
なかなか自己分析は難しく、環境や背景にあるもので、十人十色なのかもしれませんが、自分なりに一生懸命生きていくしかないのだと感じています。
また、最近は悲しいものは悲しいと、受け入れるようにしました。
これからなお、色々と変遷していくのでしょう。これを持って、母からの学びであり生きていく意味のひとつなのかもしれません。
ありがとうございました。
