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どう受け止めたら良いのか…

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父の病気の事で、どう受け止めたら良いのか悩んでいます。

父は、一昨年に胃ガンと肺ガンが発見され、手術を受けました。
経過は良好でしたが、毎月の検査で腫瘍マーカーが上がっていると医師から伝えられました。
原因は不明、精密検査をしても、何処が悪くて腫瘍マーカーが上がっているのかも分からないとのこと。

肺ガン、胃ガンの手術をした病院はそれぞれ違い、定期的に2箇所の病院に通っているのですが、今日、その一つの病院から「再来年(2017年)のお正月は迎えられるか分からない、来年(2016年)のお正月は家族でゆっくり楽しんで過ごして下さい。」と言われたそうです。
もう一つの病院からは特に何も言われておらず、経過観察となっています。

私の前では気丈にしていますが、父はショックだったようで、「再来年の正月はいないかもしれないな」と力なく笑いながら話していました。
母も「お父さんが居なくなったらどうしたらいいのか」と不安そうに話していました。

まだ、何が原因なのか、はっきり分からない状態で再来年の正月までは持たないかもしれないと言った医師の言葉をどう理解したら良いのか分かりません。

私からすると、「何故まだ原因も分かってないのに、余命宣告のような言い方をしたんだ!」と思う気持ちで、医師の言った言葉にモヤモヤしています。

父にも励ましの言葉を掛けたいし、自分自身の支えとしても、何かお言葉を頂けると幸いです。


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

病気であったもそうでなくても

病気であってもそうでなくても、人との出会いは、今この瞬間しかありません。小さいころから一緒に暮らした両親との別れは、いつどんな形で訪れるか誰にも分かりません。それをいつまでもいるものだと勘違いして私たちは生きています。

いつか死ぬことは分かっていてもそれが、いつも通り仕事に出かけたある日に突然起こるかもしれないなんて考えられません。しかし、本当はそういうものです。

ですから、今一緒に居られる時間を、精一杯大切にし愛を伝えることしかないでしょう。もちろん治療により治ることができるのであれば、それをサポートすることもその一つになるかもしれません。

これから、そういうことがもし起こっても対応できるようにしておくことは大切なことの人すだと思いますが、そこにおびえ、びくびく生活していても仕方ありません。とにかくできるだけたくさんの愛情をもって接するだけです。

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禅宗 曹洞宗 僧侶。神奈川県西部円通寺副住職。 悩みを吐き出す事で、ちょ...
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余命宣告後も長く生きられる実話

ご尊父はお若いようですね。
僕ですが、原因不明の病状を相談された場合、まず医学的原因を探るようお答えし、それでも原因がわからない場合に限り霊的原因を探ることにしています。
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南無妙法蓮華経を唱えて治した例
40歳末期癌が完全に消滅(全国例)
失われた聴力を完全に取り戻す(僕の信者さん)
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法華のお寺ですから南無妙法蓮華経で治すということをしていますが
宗教を信じない方には次の実例はいかがでしょう。
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FB 癌を自力で治そう会 
「言葉の力により余命2ヶ月から完治」
「笑いにより余命3ヶ月から現在も生きる」
いずれも抗がん剤を拒否しています。
そもそも薬で病気は治りませんからね。
症状を抑えているだけ、原因を取り除くことはしません、それが薬です。
あと、癌の栄養は糖質です。
糖質制限をした食事を摂ることで癌の活動を停止、消滅に向かわせます。
人体の病気の原因はすべて糖質の過剰摂取にあります。
米、玄米、小麦、果物、根野菜を完全に経ち
かわりに肉、魚、バター、チーズ、塩、葉野菜をお腹いっぱい食べてください。
ポイントはお腹いっぱいなるまで食べることです。
特に塩は腎臓を働かせる上で欠かせないものです。摂りすぎた塩分は尿といっしょにでるので全く心配いりません。
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にわかに信じられないでしょうが
今の常識は薬品会社、医師の金儲けを起源としています。
糖質制限はダイエット方法だと勘違いされていますが、本来は健康体に戻すための食事療法なのです。
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長文、ごめんなさい。

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おきもち

「平等」という嘘を信じるな。 仏はこの世が不平等であり辛苦から絶対に逃れ...
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「癌・末期ガンと向き合う」問答一覧

癌の母、現実逃避の父

末期癌の母がいます。 あちこち転移していますが去年までは普通の生活ができておりました。ですが年始に足が腫れ歩けなくなり、骨転移が神経に障っているのと下肢の血栓で入院中です。 月末の退院後は元通りの生活とはいかず、幾分か歩行に問題が出るとのことです。抗がん剤も打ち切ることになるので、終末期の準備と覚悟も必要になります。 コロナ禍では入院すると面会もできませんので、できる限り在宅でと思っています。 なのでヘルパーさんを入れることも視野に入れ病院と相談をしておりますが、実家は物が溢れており、まず掃除から先にと思っているのですが、父が拒否します。 父は私と仲はよい方ですが、気持ちの弱い方で頑固。母が元通りになって帰ってくると信じて…信じようとしていて、掃除して手すりをつけることを退院してからと言い張って、話も聞いてくれません。 父が冷静に話を聞けないので病院との調整役は私が全て引き受けていますが、限界を感じ病院の相談機関には相談をしています。 退院前に父と私と看護師さんで面談をし、説明と説得をお願いしています。 多分今の時点でできることは全てできていますが、今後、父の気持ちを尊重しつつ母の生活の質を維持していけるのか?その調整が上手くできるのか不安です。 弟がおりますが、義妹は第二子妊娠中ですし、弟と父の仲が悪い為そこにも注意を払わないといけません。 今日もやんわり掃除の話をしましたが、退院したら!と話を聞いてもらえず、その度に無力感に襲われます。 向き合わない父に腹が立つわけではありません。ただ、困り果てています。 私だって、母がいなくなる準備なんて少しだってしたくない。全部投げ出してしまいたい。泣いて泣いて眠れない日もあります。 でも最後まで母が母らしくいられるように努力したい。 父に時間が必要なのはわかっていますし、ゆっくり進めるしかないのでしょう。 ただでさえ、父は一昨年長年介護してきた母(私の祖母)を亡くし、最近やっと立ち直ったところです。また失うことなど考えたくないのでしょう。その気持ちは痛いほどわかるのです。私も大好きな祖母でしたので。 でも、母について気持ちを共有できるはずの父がこの状態で、私一人先を考えなくてはいけない、この状況が叫び出したいほど辛いのです。 私はどのように両親と向き合うべきでしょうか。

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温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ