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同棲と通勤距離の問題。

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こんばんは。25歳の独身(女)です。

彼と付き合って4年半になります。

彼と私はお互い実家暮らしです。
距離が片道車で1時間半ほどかかるので、
同棲を始めようと言う話が出ています。

そこで問題があります。

彼も私も、それぞれの職場から
車で10分ほどのとても便利な実家に住んでいるのです。

同棲するなら中間地点の場所と
私は思っていたのですが、
彼は朝起きれないから、
中間地点ではなく、彼の実家よりに住みたいとのこと。
(彼の実家の近くに住むのであれば私の通勤距離は片道1時間30分、約35キロになります。)

しまいには、私に仕事を辞めて、
彼の職場の近くで仕事を探せばいいじゃん。
と言い出すしまつ。

私はいまの職場を気に入ってるし、
辞めたくないことを彼に伝えると、
じゃあ、一緒に住めないね。と言われます。

どちらかが折れればいい話なのですが、
ここから一向に話が進みません。

私は、100歩譲って、
同棲ではなく結婚ならば、
いまの職場を辞めてもいいと思っています。

しかしこの事を彼に上手く伝えることが
出来ません。

どちらにしても、
一緒に住みたいと言う気持ちと
通勤距離の心配で頭の中がいっぱいです。

この問題、解決策はあるのでしようか???
アドバイスよろしくお願いします。


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

自立した生き方を

真実の愛を見極める為のハードルです。
お互いどちらも自分ラブから相手を想える愛に高まるかどうか。
結婚してから気づいてからでは遅いのです。
第三の道を選択することです。
その第三の道とは今の自分・お互いの考えへの執着ではありません。
別の回答を導き出すことです。
人生は自分がみずから進んでこの自分をして最高の道に導かなければいけません。
相手に求めるばかりではなく、自分は自分でより良き道に導く心を持ってください。
異性は必ずしもすべてにおいて頼りにはなりません。
ドライなようでも人生の根本・キホンはあなたの人生はあなたが主人公です。
みな自分が可愛いものです。
男女・恋人・夫婦はそういう深いところまで話し合ってお互いを自我・我欲・自分中心な考えから救い上げないといけません。
将来性のこともよくよく念頭に置いて善き答えを導き出して下さい。
話し合うことで理解を深め合うということも一つの答えなのです。

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有り難し
おきもち

お悩み相談08020659278
今月の法話 文殊の剣 ❝己がそのものを観ていながらそこに余計な色や思いをつけたさぬその己の様子を「こそ」見届けてみてください。❞(本文より) 「大丈夫、慧の剣を取る。」 大いなる菩薩や老師は智慧の剣を取って、人の迷いの見解を断ち切り真実の姿をみせてくださいます。 智慧の剣とは人間の自我、我見の無いこころからなる、無垢で清らかなる「事実の様子」「本来の様相」を見極める力ともいえましょう。 それこそが智慧の剣なのです。 文殊とは自己を鎮め得た者の姿。 人間の内なる思慮分別の猛獣を修め得て、その上に鎮座する姿。 事実を事実のとおりに見るということは、余分なものがないということです。 そこに現れる余分な見解というものを断ち切った姿。 そもそも、もともと一切の事象、事実というものには余分なものはありません。 とは言えども、それでも人は人の習癖・習慣的に物事に思いをつけたす。 いまや「写真で一言」という要らぬ添え物をするバラエティ文化もあるぐらいですから、ものを本当にそのままに受け取るということをしない。 文殊様の持つ剣、智慧の剣というものは、そういう人間の考えを断ち切る働きを象徴したものです。 その文殊の剣とはなにか? お見せしましょう。 いま、そこで、みているもの、きこえていること。 たとえ文字文言を観るにしても、そのものとして映し出されているという姿がありましょう。 文字として見えているだけで意味を持たせてもいない、読み取ってもいないままの、ただの文字の羅列のような景色としてみている時には、文字であっても意味が生じません。 本当にみるということはそこに安住しています。他方に向かわない。蛇足ごとが起こらない。 見届けるという言葉の方が適しているかもしれませんね。 ❝己がそのものを観ていながらそこに余計な色や思いをつけたさぬその己の様子を「こそ」見届けてみてください。❞それはものの方を見るというよりはそれを見ている己を見つめる姿ともいえましょう。 そういうご自身のハタラキ・功徳に気づく眼を持つことです。 あなたの手にはすでに文殊の剣がありますよ。用いることがないのはもったいないことですね。

同棲するならどちらかが家事をしなければなりません。
どちらが家事をするのか聞いてみましょう。
もしあなたが家事をするなら、あなたの職場に近いところに住む方が家事の時間を確保できますし、もし彼が家事をするなら、彼の職場に近いところに住む方がいいでしょう。
そのあたり、うまく話し合い(駆け引き?)してくださいね。
また、お互いにその気があればいっそ結婚する方向に話を持っていくのもいいかと思いますよ。というのも、毎日1時間半、往復で計3時間も車を運転するとなると、深夜残業や夜勤の帰り道はかなり集中力を欠き、事故の可能性がかなり増えます。私も同じような状況で毎日片道1時間を車で通勤していましたが、時々、いつのまにか家に着いていた、車を運転していた記憶が全く無い、という無意識での運転をしてしまった経験があります。車の運転にはリスクがありますからね。
とはいえ、あなたが仕事を辞めるのも勿体ない気もしますね。彼の方で仕事を見つけても収入がかなり減るのではないでしょうか。結婚して経済的にも養ってくれるのならそれでも構わないのでしょうが。
とにかくお互いに慌てずに冷静に思いやりを持ちながら話し合ってくださいね。

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おきもち

私は浄土宗の坊さんです。 少しでも何か参考になればと思って回答していますが、無知未熟ゆえに質問を読ませていただくことしかできないことも多々ありますがお許しください。 回答は私個人の意見や解釈もあり、場合によっては浄土宗の教義とは少し異なることもあるということをご了承ください。 また、寺の紹介ページに電話相談についても紹介していますのでどなたでも気兼ねなくご利用ください。 ハスノハのお坊さんがもっと増えますように。 合掌 南無阿弥陀仏

質問者からのお礼

アドバイスありがとうございました(^O^)
話せてスッキリしました。
彼と前向きに話し合いたいと思います。

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ