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今後の生活についての不安

回答数回答 2
有り難し有り難し 6

お世話になっております。
いろいろな不安はこれまで解決を図ってきたのですが、今後の生活についての不安が解決できないので相談します。

今、病気休職中で、腹部の不快感がありますが、一番ひどい時は、
精神面では、落ち込み、希死念慮、
身体面では、めまい、耳鳴り、頭痛、腹痛、息苦しさ、胸の痛みなど、ありとあらゆる不調がありました。
読書をしたり、デイケアに行ったりして、専門家の助けを借りながら、良くなっています。先月は、原因不明の小腸閉塞になって、入院しました。

今年に入って、神棚を置き、日々の感謝の気持ちと意気込みを伝えています。
そうしているからか、入院中は、都合で家族は病院には来れず、看護師さんの助けを借りながら、洗濯など身の回りのものは基本的に自分でやっていたにも関わらず、悲観的な気持ちにはなりませんでした。他の入院患者を見て、自分は腸が詰まっただけでましだとさえ思いました。
死に関しては、死に方によって程度の差はありますが、どんな死に方も不徳をおかすと考えるようになったので、死にたいと思うことはなくなりました。徳と不徳の合計が0になればいいなとおもっているのですが、今のところ、不徳ばかり積んでいるように感じます。

原因不明の腹痛を抱えながら、激務の環境に戻れるのか、転職するにしても採用されるのか不安です。腹痛以外、健康になったと思うので、働きたい気持ちもありますが、再休職してしまいそうです。
自分が必要で無理なく管理できるものと衣食住、年を取って働けなくなったときの必要経費があれば十分だと思うようになったので、贅沢は言いません。ただ、自分で動ける以上、公的な保証をできるだけ受けず、社会に貢献して食費や自分をメンテナンスする費用を稼ぎたいと思っています。今は、頼らざるを得ないのですが。

健康と労働をどのように気持ちの整理をつけていけばいいか、アドバイスいただければと思います。


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

拝読させて頂きました。あなたの病いが一日も早く回復なさって頂き毎日の生活を気持ち良くお健やかにお過ごし頂きますようにと心からお祈りしてますね。どうかあせらないでしっかりと治療なさり心身ともに回復なさって下さいね。

本来国家や社会は全ての人を守る義務があります。それがセーフティーネットです。でなければ誰も安心して働いたり税金を納めたりしませんからね。
ですから利用できる福利厚生は利用なさって下さい。
できる範囲で適切に対応して頂けばその分回復して社会復帰も早くなり、働くことや納税することも早くなるのですから。

とはいえ焦りは禁物です。沢山の方々のお力添えを頂きながら回復なさって下さい。
そして回復なさった暁にはあなたができることをできる範囲で社会の福利厚生に寄与なさって下さい。

人が生きていくのは皆お互い様ですから。

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Kousyo Kuuyo Azuma
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラ...
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無理はせず、自分の向上にチャレンジ!

ひろしさん、こんにちは。

病気療養、お見舞い申し上げます。
お釈迦さまの示された通り、生老病死は、逃れなれない人の苦しみです。
その病いの中で、どう人生を充実させるかが、仏さまの教えです。
だから病気も当然の人生。その病とどう付き合うかが大切になります。福祉制度をなるべく使わずに、生きたいというのも、素晴らしい福祉の使い方です。でも使わなければならない時は使って早く社会復帰して、納税を含む社会貢献をするという考えも一つの方法です。
 まずは早く社会復帰するために、しっかり治療していきましょう。心がネガティブになっていれば、その分、体の回復が遅れます。治療中でも充実した生活ができます。心が充実する療養をしていきましょう。本を読む時間はたくさんあります。こういう時だからこそ、仏教の本を読んで人生の向上を学ぶのもいいですね。

 早くの快復をお祈りします。合掌

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質問者からのお礼

〉染川智勇 様
ご回答、ありがとうございました。

今回、病気休職をいただいて、いろいろなジャンルの本を読む機会ができ、その点は良かったなと思います。キリスト教の修道院の方が書いた本やスリランカ仏教の方が書いた本も読みました。仏教と神道の本も読みました。
この一年、病院に行く機会が多く、普段の生活では、あまり関わらない人たちを多く見ました。また、実際にお話しする機会もありました。
知らないことを学べるという点では楽しく充実しており、自分自身が成長できたところかなと思います。

何かに頼ることが必要なときもあります。少しずつ活動できる範囲を広げていく必要があると思いますが、現職に戻るとなると、いきなりフルタイムになってしまいます。かといって籍を残した状態だと、リハビリに向けた取り組みに制限がかかり、難しいなと思っているところです。

体の不調と向き合いながらも、どう乗り越えていくかが重要ですよね。「課題を与えてくれてありがとうございます。」という気持ちにもなりました。

貴重なご意見に、感謝申し上げます。

〉kousyo kuuyo azuma 様
ご回答、ありがとうございました。

お医者さんには、原因不明と言われましたが、私の中では、自律神経の乱れから来ているのだろうと思っているので、様々取り組んでいるところです。自律神経は、自然の流れにしたがってしか治せないと思うので、焦らないようにはしています。ただ、フルタイム勤務ではなくても、時短でも勤務しながら少しずつ体力と自信を取り戻していきたいと思っていますが、勤務先には時短勤務という制度がありません。時間はあるので、勉強するのが仕事だと思い、いろいろな本を読んでいます。

質問したり、回答を拝読したりして気付いたことがあります。原因不明の腹痛などの病や勤務先の労働環境の整備状況のため、なかなか思うように動けず、できる範囲で少しずつ貢献したいという気持ちがありました。しかし、思うように動けないことがあるのが人生であり、そんなときは知力や体力を蓄えるチャンスだなとおもいました。

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