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消えてしまいたい。

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有り難し有り難し 22

昨日、質問させて頂いた者です。
私の欲のせいで昨日の夜から妻が一言も口を聞いてくれません。
何度、謝ろうとも許さない、の一点張り。
そしてたった今、また許してもらうため
謝罪したのですが、やはりダメでした。
永遠に許さないとのこと…
悪いのは僕です。それは分かってます。
深く傷つけたのも僕です。
でも許してくれないのなら一体、どうすれば良いのでしょう。
口も聞かない者同士が一つ屋根の下に住む。
これほど苦痛な時はありません。
もうどうしていいのかも分かりません。
激しい虚無感に襲われてます。
こうしてグジグジするのも僕の性格が甘いからでしょうか?
いますぐ消えてなくなりたいです。


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お坊さんからの回答 3件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

あなたの本心

永遠に許さないことをたくさん胸にしまいながら生きているのが女性です。
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許さないけど許すのも女性です。
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今後の謝罪はかえって怒りの炎を消すタイミングを奥様から奪います。
男性は態度で示すしかありません。
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何を示すのか。謝罪の気持ちではありません。妻家族への愛、守りたい、一番失いたくないものなんだ、という
あなたの「本心」です。
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すべては魔の仕業。今のあなたを喜んでいます。
魔如きに人生めちゃくちゃにされてたまるものか〜悔しいじゃないですか!
あなたの本心を奪われてはいけません。
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家族の幸せそうな顔を見るのが男にとっての一番の喜びでありご褒美です。
仕事に打ち込む姿それこそがあなたの「本心」を最も示すことができる方法です。
なかなか認めてもらえないでしょう。それは魔に心を売った代償として、家族の受けた痛み苦しみと承知して耐え忍ぶことです。因果の道理です。
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苦しみから解放されることを考える卑怯者に決してなってはならない。

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有り難し
おきもち

「平等」という嘘を信じるな。 仏はこの世が不平等であり辛苦から絶対に逃れることの出来ない世界であるという。絶対に逃れることが出来ないにも関わらず、「平等」によって或いは「楽」によって人間が救われるというのは矛盾である。 不平等で辛苦極まりないこの世をあきらめ死後に救いを求めるのも人間否定そのものでお話にならない。 平等というのは自分が助かりたいという思いから生まれた自己優先の魔界の教えである。仏教はそうではない。 人を助けることを優先にすれば自分も救われるという考えだ。 人のために活きることで不平等が不平等でなくなり、辛苦が辛苦とも感じなくなるのである。 世のため人のために働いてみる。 「有り難う」 その言葉で、人はそれまでの苦労が苦でなくなるのである。 これが仏教の真の教えである。 生温い癒やしなどまったく意味がない。 積極的に人生を切り開くための教えに耳を傾けるべきである。 お寺やこのようなサイトの利用は一回にとどめなければならない。何度も相談するということは、まったく良くない傾向である。 お坊さんから聴く「仏の教え」によって生きる力を得て、二度とお寺に相談する必要がない幸せな人生を手に入れて欲しい。 本来ならば実際にお寺に足を運び相談すべきである。ここでご縁のあったお寺さんに必ず足を運ぶべき。それが億劫ならばその程度の悩みだということ。本当に切羽詰まっている人は必ずお寺に足を運ぶ。 その観点からご自身の悩みがどの程度のものなのかを推し量ってみることも有効であろう。 それと仏の教えが必要のない質問は無視する。なんでも応えてくれると思ったら大間違いだ。

仮に離婚しても

仮に離婚に至った場合も、養育費と慰謝料をケチってはいけません。
母子家庭の相対的貧困率は高いのです。
その要因は、別れた元夫から養育費をもらっていない母子が多すぎるからです。
仮に別れたとしても、お子さんが就職するまで養育費をケチってはいけません。
自分の遊ぶ小遣いなどは捨てる覚悟をしてください。
別れた母子が貧困に苦しむのをよそに、別れた夫は給料すべて自分の小遣いにして遊んでいる、という図式をイメージしてください。
最低な父親でしょう?
男性は女性に比べて、肉体的な喜びにはまりやすいそうです。
性欲・食欲・スポーツなど。
先日、回転寿司店で若い夫婦を見ました。
奥さんが子供の世話で疲れたような冷めたような目をしている横で、旦那がどや顔でトロを注文していたのです。
寿司を食べる喜びひとつ見ても、夫婦で顕著な温度差が見てとれて、恐怖を感じました。

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有り難し
おきもち

がんよじょうし。浄土宗教師。「○誉」は浄土宗の戒名に特有の「誉号」です。四十代男。 仏教は、悩み苦しみを制御したり消したりするための教えです。まだまだ未熟者の凡夫ですがよろしくお願いします。

欲のせいなのでしょうか

あなたは、あなた自身の問題なのに、どこか他人事のように、「欲」というべつのもののためにこのような事態になってしまった。と捉えていないでしょうか。厳しいことを言うようですが、奥様はもしかすると、そうしたどこか他人事のように捉えているあなたに対して許せない部分があるのかもしれません。

謝るのはもちろん、許してもらえないかもしれませんが、時間をかけて、あなたが心から申し訳けないと思っていること、今後の態度で変わった自分を見ていってほしいことを伝えて下さい。
長い道のりになるかもしれませんが、本気であるならあなたの本気を見せてあげてください。

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有り難し
おきもち

個別相談可能
禅宗 曹洞宗 僧侶。神奈川県西部円通寺住職。小学校教師。 悩みを吐き出す事で、ちょっと楽になれます。悩みの根本に気づき、明るく爽やかに生きていきたいですよね。 私自身、禅との出会いにより救われた一人です。皆様に少しでもお伝え出来たらと思います。 人は自分の都合を立てて物事に向き合うところがあります。私の回答も期待していたものと違うことがあるかもしれません。その時に素直に聞けるか、回答の内容を否定的に聞くかで救われるかどうかが変わります。疑問は出てくると思います。その時はご相談ください。
ご相談時間は不定期なので、いくつかご都合を教えてください。 ◆小学校教員もしています。子供、家族、ご自身のことお話をお聞きします。 ◆禅のおかげで私も救われました。禅の教えを基に「思い通りにしたい」という自分の都合や価値観から生まれた思い込みをほぐしていくお手伝いをします。 ◆仏教は人生を豊かにしてくれることを感じてくだされば嬉しく思います。

質問者からのお礼

けんしょうさま、いつもありがとうございます。
ありがたき説法、胸に響きました。

やはり私はまだまだ考えが甘かったようです。
この後に及んでも考えるのは己のことばかり。
説法を読み、改めてそのことに気付き恥ずかしいばかりです。

いまは私に対する妻の変わらぬ気持ちを信じて
仕事に家事に打ち込み許される日が来ることを待ちます。
いままで自分が犯してきたことへの償いとして
胸にしっかりと刻みます。

願誉浄史様、ありがたき説法ありがとうございます。
ご安心ください。仮に家族として成り立たなくなったとしても
子供は子供。父親として一生涯、面倒は見るつもりです。
でも、できれば最悪の事態は回避したいので
そうならないよう努めていきたい所存であります。
ただ、私もまだ、気持ちに余裕が持てず弱気になり
心の隙間に魔の誘いがくることがあるかもしれません。
その時はグッとこらえてこちらにご相談させて頂きますので
その折りはまた思い止まれるお叱りのお言葉、説法を頂きたく思います。

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ