13回忌のお経
父親の13回忌が来月中旬ですが、知人よりお経は上げたほうがいいという助言をもらいました。
宗派がハッキリしないのですが、納骨堂に収めてあるお寺は真言宗のようです。
最悪、テープでそのお経を流すだけでもしたほうが良いということなのですが、真言宗でもたくさんお経の種類があるようです。
13回忌に適したお経を教えてくただければ幸いです。
お坊さんからの回答 4件
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供養とは
私は餓鬼への功徳回向について広島大学より文学博士号をいただいています。どうか「そんなバカな」などと思わず、とりあえずお読みください。
供養とは、相手に何かをあげたりしてお世話することです。
本来は生きている、特に目上の人に対して行う善行為です。
しかし、供養したい相手が亡くなっていると、直接何もしてあげることができませんから、自分が何か善いことをして、その功徳を故人に手向けます。功徳回向と言います。
供養したい相手も消えてしまったわけではなくて輪廻のどこかの境涯に生まれ変わって今も頑張っているはずですから、案外、こちらからの供養の気持ちが届いて元気になってくれます。
そういうわけで、供養するためにやってあげることは、善行為でないと意味がありません。
一番ポピュラーな「お経をあげる/お坊さんにあげてもらう」は、お坊さんへのお布施が、善行為なのです。
お坊さんはお布施を受け取って帰るだけでも良いのですが、施主により大きな善行為をしてもらうために、お経をあげて「施主の気持ちが清らかになるように」尽力します。お経の後には廻向文を唱えて、布施と、お経を聞いて心を清める「修行」の功徳を故人に回向します。
そういう仕組みなので、お経をあげるのも良いのですが、お寺に頼むなら、最低限、布施をした善行為があるので安心です。
自分がやるなら、自分が仏様の道に親近感を抱いて、お経を唱えて心が清まるなら、OKです。「お経をあげたら供養になるでしょ」くらいでは少し心配です。
詳しくは、拙著『功徳はなぜ廻向できるの?』(国書刊行会)や私の勤める誓教寺ホームページでも読める冊子『供養ってなに?』などをご参照ください。
自分であげることで更に素晴らしい供養になります。
shiraさん、こんにちは。
13回忌に、お坊さんに供養してもらうことは大切なことです。それにあわせて、13回忌だけでなく、年忌の時でも、あるいは毎日でも、あげることは大切なのですよ。それこそが自分もお経の意味を学ぶことができて、本当の供養ができます。
テープは流せば良いというものではなく、もしお経が苦手であれば、テープを流して自分も一緒に読むのであれば、良いですね。
お経は何でもかまいませんが、真言宗であれば、般若心経が簡単で良いですね。もし長くて苦手であれば、光明真言でもいいです。これを時間にあわせて何回も読めばいいでしょう。それも長くて大変であれば、「南無阿弥陀仏」を繰り返してもかまいません。
そのお寺にあわせたいというのであれば、住職にお伺いするのも良いでしょう。
大切なのは自分が読むことで、心に教えをとどめるということが大切なのです。それが亡き父親への回向供養となるのです。
がんばってくださいね。合掌
日常勤行(にちじょうごんぎょう)
仏壇仏具店に行けば、各宗派の経本が売られています。
「日常勤行」(日常のおつとめ)という、日常的に唱える儀式(読経)の流れが載っています。
数百円で買える経本です。
たいていは、その音声CDも発売されています。
お経は、仏教の教えが書かれた書物です。
勤行(読経の儀式)は、お経の中から重要な部分をチョイスして一連の流れに編集したものを唱えるイメージです。
お坊さんが法事で読経するときも、そのように複数のお経(書物)から抜粋されたものを組み合わせ、そこに念仏や真言(呪文)なども織り混ぜて、儀式として執り行います。
日常勤行は、動画サイトでも出てくるかもしれません。