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仏教団体の慈善活動について教えてください

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先日は相談にお答えいただきありがとうございました。

ところで、皆様にお伺いしたいのですが、仏教系の組織・団体で慈善事業・活動をされているところはあるのでしょうか?また、私のような特定の宗派の門徒・檀家ではない一般人が参加できるような活動をされているところはあるのでしょうか?

というのも、現在、とある本の影響で始めたのですが、少額ですが毎月一定額を募金して、貧しい国の子どもたちを支援する、というのやっております。これは、キリスト教系のNGO団体が行っている活動で、かなり昔から行われているとのことで、ここなら信頼出来ると思って始めました。

もちろん、貧しい人、困っている人を少しでも助けられるのであれば、どこの組織だろうと宗教だろうとそんなことは問題ではないとは思います。しかし、自分の宗教観に合う組織を通して募金が出来るのであれば、その方がいいなとも思います。

ちなみに、私は、実家が浄土真宗(本願寺派)の門徒で、個人的にも幼い頃から慣れ親しんだからか、浄土真宗が親しみやすいです。と言っても、これまで何かの活動に参加したという経験は全くありません。毎月、祖父の月命日にお坊さんがお経をあげに来てくださるのを、後ろで正座して聞いていたくらいで、あとは本で詠んだ程度の知識しかありません。

皆様には、特定の組織・団体について発言されるのは、お立場上難しいこともあるかもしれませんが、参考になるサイトなど自分で調べる方法をお教えいただければと思います。よろしくお願い致します。

2013年11月18日 12:10

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お坊さんからの回答 4件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

愛と言おうが慈悲と言おうが

しんごさま。
なごみ庵の浦上哲也と申します、よろしくお願いします。

貧しい人や困っている人を救うのに、組織や宗教は関係ないとのこと、私も同感です。
そして仏教者も、おそらくしんごさんが驚かれるほど多種多様の慈善活動をしています。

このhasunohaも、慈善活動と言えると思います。
そして登録しているお坊さんたちは、他にも何か手がけている方が多いかと思います。

ちなみに私は、下記の超宗派僧侶で結成している会に参加しています。が、ここは活動するのは僧侶のみとなっています。
http://www.bouzsanga.org

他にも無数にありますが、会の方にお話しをお聞きし、感銘を受けたものを2つほどご紹介しておきます。
ひとさじの会 http://hitosaji.jp
高野山足湯隊 http://marici.jp/ashiyu.html

お礼を拝見しての追記
「自分の国のことは何もしないで」とありました。
たとえば今、ユニセフに募金をするとほとんど海外で使われるようです。しかし太平洋戦争後、日本はユニセフから大きな支援を受けていたのです。
http://www.unicef.or.jp/kodomo/k_net/mag08/05.html

「日本の苦しむ人のために何かしたい」というお気持ちも尊いものですが、大きな目で見ればアフリカの方々も同じ地球人です。偽善などではない、立派な行いだと敬服いたします。

2013年11月18日 13:49
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有り難し
おきもち

浦上 哲也
横浜市神奈川区で、新しく小さなお寺を営んでいます。 仏教の教え・浄土真宗...

個人でもできる事はたくさんあります

佐賀県鹿島市 誕生院 執事 山口と申します。
一般に善意の心というと「お金」をイメージされると思われますが、その他にも個人でできる事はたくさんあると思います。
ひとつの方法として、当院と当院が経営している保育園で行っている「善意の心事業」を紹介します。

〇義援金の場合
・本堂と保育園の玄関に、義援金箱を置いています
・お寺の役員、保育園の役員、職員、保護者で一ケ月100円を集め、東日本震災へ義援金として寄付しています。(ただし、現在被災者の方々に届いていないという情報もありますので、当院では被災地の保育園の子どもたちに直接送っています)
・引き出しなどに眠っている一円を募金して頂く「一円募金」ユニセフに寄付しています

〇お金以外の寄付
・古い切手を集めて保険会社に寄付しています
・プルタブを集めて、身体の不自由な子ども達に車椅子をプレゼント
・一歳の誕生日を迎えず、亡くなっていっている子ども達を救うため、ペットボトルのフタを集めてワクチンを寄付しています
・保育園で出た生ごみを生ごみ処理機で処理して販売し、収益金をユニセフに寄付しています  など

プルタブとペットボトルのフタは、誰でもすぐ出来る善意の心と思います。お蔭で、当院の近くの会社や店、コンビニなどでも賛同して協力を戴くようになりました。
このようなことでしたら、宗教や団体、他の意見にとらわれず、自分の気持ちを伝えることが出来るのではないかと思います。
もし、不明な点がございましたらご一報下さいませ。

2013年11月21日 12:02
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有り難し
おきもち

山口光玄
昭和39年9月14日生 新義真言宗大本山誕生院執事 社会福祉法人覚鑁会...

ここで質問する前に・・・

 この質問はhasunohaを通じてする前に月参りや法事に来ている菩提寺の和尚さんに聞いてみることが良いと思います。もし私が菩提寺の和尚さんの立場ならちょっとさみしい気がします。

2013年11月20日 9:03
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有り難し
おきもち

ちょい悪坊主を目指しています。尊敬する人は一休さん。

利他行・慈悲行

しんご様

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。

仏教の実践において大切なこととして、利他行・慈悲行がございます。

そのため、僧侶を始めとして仏教に携わる者においては、自治会や地域のことから世界におけることまで、大小拘らずボランティア・奉仕活動、NPO・NGO活動を行うという気質が元々あるので、世間一般よりも意識が高くて、積極的なことが多いのではないかとは存じます。

但し、仏教には昔から「陰徳」(あまり善い行い、徳の行いについて、その対象となる者や他の者たちには知られないように、ひそかに隠れて行う)という考え方があり、あまり表立って、目立って活動を公開して行うのを避けることも少しはあるかもしれません。

これは行いに対しての見返りや報酬を求めるような心、名誉や名声を期待するような心などを起こして慢心しないようにする上でも大切なことになります。

そのため、仏教系のそのような団体や活動が多くあったとしても、キリスト教系のボランティア・奉仕団体やNPO・NGO団体のようにはあまり表立って、目立ってはいないのかもしれませんが、もちろん探せば無いこともありません。

例えば、下記のような仏教系NGO団体のネットワークもございます。

仏教NGOネットワーク
http://www.bnn.ne.jp/
加盟団体一覧
http://bnn.ne.jp/member/

またNGOへの支援団体としては、

アーユス仏教国際協力ネットワーク
http://ngo-ayus.jp/

も有名でございます。

あとは、やはり実際にやっている活動や報告、成果を見られた上で、その意義や趣旨、信用性などを判断なさられて、支援・協力をするのかどうかを決められていくのが良いのではないだろうかとは存じております。

仏教では「随喜」という言葉がございますが、他の善徳の行いに喜び随って、更に自らも善徳の行いを勧めていくことが肝要になって参ります。

是非共に確かなる利他行・慈悲行を少しずつでも継続して進めて参りたいものでございます。頑張って参りましょう。

川口英俊 合掌

2013年11月21日 16:31
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有り難し
おきもち

川口 英俊
「僧侶は、悩む人に正しいくすりを調剤できる薬剤師であれ」 http:...

質問者からのお礼

浦上様、ご回答ありがとうございます。

そうですね。hasunohaで私も相談させていただきましたし、他の方々のお話を読ませていただいて、本当に素晴らしいサイトだなと思っています。近所にはたいていお寺があるのに、そこにおられる方々はとても遠い存在だったのですが、このサイトのお陰で少し身近に感じられるようになりました。

『ひとさじの会』は私にはとても興味深いです。質問に書いた募金の話はアフリカの貧しい国の子どもたちを支援するもので、それ自体は何の問題もないのですが、やはり心の何処かで「自分の国のことは何もしないで、外国の貧しい国だけを支援するのは、豊かな国にたまたま生まれただけの者の偽善ではないのか」という思いがありました。私もそんなに余裕のある生活が出来ている訳ではありませんが、是非検討させていただきます。紹介していただきありがとうございます。

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大鐵様、ご回答ありがとうございます。

菩提寺の方に聞くという発想が私にはありませんでしたので、説明不足でした。申し訳ありません。

私は、地方から上京してきました。実家にいたのは高校生までだったのですが、その頃は宗教に関わることは、友人などの目を気にして恥ずかしいと思っておりましたし、また父がおりましたので私がお寺さんと直接関わることは全くありませんでした。父も、先祖を大切にすることは教えてくれましたが、あまり集団を好まない性格のためか、お寺さんの活動に関わることは一切教えてくれませんでした。私自身もその頃はそんなに仏教・宗教の活動に興味がなかったので、積極的に教わろうとしませんでした。

上京してからも、何箇所か点々と引っ越しをしましたし、どこか特定のお寺さんと関わりを持つ機会はありませんでした。そういう経緯もあって、いざ仏教に関わりたい、ボランティアに限らず何か宗教活動に参加してみたいと思っても、どこにどう問い合わせていいのやら全くわからないのです。

実は、身近にお寺のご住職をなさっておられる方がいるのですが、仕事上で関わった方で私からするとお客様になるので、個人的な質問をするのはためらわれます。他にはそうした相談ができる相手がおりません。

もちろん、まずはとにかくお寺に行ってみる、飛び込んでみる、というのも理解は出来るのですが、どちらかというと引っ込み思案なタイプの私には少々敷居が高く、出来れば前もって、どのような活動がどのような方々によって行われているのか知りたいと思い、質問をさせていただきました。

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山口光玄様、ご回答ありがとうございます。

なるほど、個人でも出来ることをするというのもあるのですね。「大きなことに参加しないと」という思いばかりで少々視野が狭くなっていたように思います。ご丁寧に説明していただいたお陰で、自分でもできそうなことが見つけられそうです。ありがとうございます。早速色々と調べて行動に移そうと思います。

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川口 英俊様、ご回答ありがとうございます。

私も日本に生まれ育ったので、少なからず「陰徳」という考え方は理解できます。私自身、自分が募金をしていることを周囲の人に話ししたことはほとんどないです。慢心しないためというよりは、単に照れくさいからという理由の方が大きいですが。

皆様にご紹介いただいたサイトを参考にしながら、自分が出来ることを探してみます。これまでは、インターネットで検索するにしても、どういう単語で調べたらいいかもよく分からなかったのですが、皆様のご回答のお陰で調べやすくなりました。ありがとうございます。

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浦上 哲也様、追記に気付かず見落としていました。申し訳ありません。

お褒めいただきありがとうございます。そんな褒め方をされたことがないので、とても照れくさいです。そうですね、あまり卑屈に考えるのは良くないですよね。これからも自分の行為に自信を持って続けていきたいと思います。

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仏教をもっと学ぶ方法は?

こんにちは。 以前Googleで自分の悩みを検索したところ検索結果にこのサイトが出てきたことがあり、それ以来hasunohaを毎晩のように拝見しています。お気に入りのお坊さんをブックマークしているほどです。 生まれた時から仏教徒で、お盆やお参りなど特に考えずそのマナーに従って生きてきましたが、一方で神や仏、また心霊などの類は一切信じないたちです。 しかしながら倫理哲学の勉強は非常に好きで、現在もっとも興味があります。 きっかけは数年前心身共にとても傷つく出来事があり、以来リラクゼーションやアロマ、音楽など、私生活で自己を労る環境を整えていきました。しかしそれらは頭の中、つまり思想の面では自分を疲労から救ってはくれず、そのとき仏教が自分にとって非常に重要なものではないかと気づきました。(軽率な発言続いており誠に恐れ入ります。。) hasunohaをみているうち、信じるか信じないか、お祈りが届くか届かないか、極楽浄土に行けるか行けないか以前に、自分で自分を生きやすい方向に調整していく、大変学びの多い学問でもあることを理解しました。 長くなりましたが質問したかったことは、仏教を学ぶ上でビギナーの私におすすめできる学習方法を教えていただけませんでしょうか。 下記何でも構いませんので、回答いただけると嬉しいです。 ・おすすめの著書(専門用語が多すぎない、噛み砕いてある、原版の理解にふさわしい) ・近所のお寺に通うことも考えたが、用もないのに門を叩いて説法してもらうことなどはできるのか? ・合宿のような形式で学ぶ方法はあるか。どうすれば受けられるか。ある場合、実家は曹洞宗だが宗派を超えても学習はさせてもらえるか ・↑に似ているが、短期的に修行を受けることはできるか。どのお寺でもできるのか?できるお寺はどうやって探すのか ・その他いい方法があれば 可能ならば僧の方に直に毎日少しずつお話を受ける形式が望ましいですが、自分の周りでそう言った人は見かけないし難しいのでしょうか... よろしくお願い致します。

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どちらの宗派、教えを信じれば良いのか

初めて質問を投稿いたします。 るると申します。 私は学生時代うつ病を患い、生きていくことのつらさ苦しさと死への恐怖に悩み、救いとなる教えを求めて父方の宗派のお寺である東本願寺へ参りました。 そこで、どのような人間であってもすくい取ってくださる阿弥陀様の教えを聞き、何があっても必ず助けてくださる存在があるということに強い安心安堵感を得ることができ、その後は真宗の教えを聞く機会を定期的に作り心の支えとしてきました。 数年後、大学は無事卒業し就職すると私は非常に忙しい部署に配属され、激務と過労で再びうつ病の兆候が出てきて頭の中があらゆる雑音でいっぱいになっているような感覚に陥りました。 その時心の支えとなる教えをまた求めてお寺に行こうと決心したのですが、何故か今回はいつもとは異なる直感のような感覚で母方の宗派のお寺である永平寺に参りました。 永平寺で禅の一端を体験し、その後禅に関する本を読む中で、あるがままを冷静に見つめ自らの内の欲や煩悩を統御する教えを学び深く感動し、禅の教えをこれから生きていく中で実践したいと思いました。 前置きが大変長くなりましたが、二つの宗派の教えと出会いわたしは今どちらを信じたら良いのか迷っております。 煩悩を否定せず阿弥陀様が必ず救うとする真宗か、煩悩を統御し坐禅を通して自ら悟りを目指す禅宗か、全く異なる教えに触れどちらも捨てられないと悩んでいます。 両方を信じる道もあるのでしょうか。 拙い文章になりましたが、僧侶の皆様から何か教えをいただけたらと思います。 何卒よろしくお願いいたします。

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