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鬱病の引きこもりは見守る?病院に引っ張って行く?

お線香のことを教えていただいたばかりなのに間を置かないで、それに長文でごめんなさい。急ぎの相談ではありません。お暇な時にできたら助言をいただけると、とても助かります。

私には少し離れた実家に鬱病の妹がいて母と暮らしています。彼女が自分から病院に行くと言うのを待つか、少し強引でも病院に連れて行くか、どうしたらいいか考えています。本人は病院に行きたがっていないようで、母は見守る考えですが、そうして時間が経っています。もしよかったら、お坊様のお考えを教えてください。

まず彼女の性格と今までの経緯を説明させてください。

彼女は責任感が強くて、先が見えないうちに「失敗してもいいからやってみよう」と進めません。文学が好きで芸術的で、こだわり屋です。努力家で挫折を深く悔やみ、他人にとても気を遣います。

2010年頃、進路等の挫折がきっかけかよくわからないけれど、死にたい願望が出て食事をしなくなって病院に行きました。その後回復したように見えて働きに出たのだけど、2014年頃に仕事を辞めて実家に引きこもりました(職場に性質の悪い人達がいて、日頃からいじめられていたみたい)。
2016年にまた通院しましたが治らないまま止めて、今に至ります。食事量は少ないけど食べていて、外出や掃除はほとんどできない感じです。お酒を飲んで母に「私は不幸だ」「私は何をやってもだめだ」「希望が見えない」と言って泣くらしいです。

私は挫折の度に鞍替えして自分の食料を手に入れることしか考えなかったから自責の念や自己嫌悪もなくて、彼女が長く悩んでいる気持ちがわかりません。気持ちがわからない私が考えたことは当てはまらないかもしれないけれど、このままにしておくとよくない気がします。
本人に任せて見守り続けるか家族が病院に連れて行くかお坊様によって異なると思いますが、ご意見を仰ぎたいと思います。それらはすべて貴重です。

老い・介護・看病・病気
有り難し 43
回答 3

質問投稿日: 2018年6月10日 7:21

回答は各僧侶の個人的な意見であり仏教教義や宗派見解と異なることがあります。答えは一つとは限りません。多くの回答(法施)からあなたの人生を探してみてください。

すぐには治りませんが、通院の援助をしていただければと思います

妹さんのご病気の事、当然姉として心配ですね。
また、妹さんとは違った面をお持ちですから、どうしていいのか分からないのが当たり前です。
だからこそ、迷います。

妹さんは、マジメな人だったのです。
出来なければ、自分にすべて責任を押し付ける。
人に頼らず、自分で解決をしようとする。
プライドが高いので、挫折すれば、もうこれ以上はダメだと思ってしまう。

要領のいいあなたとは対極です。
でも、まずはそんな妹さんを理解するよう努めてあげて下さい。

文面からすると、軽度のうつ病のように感じますが、長期に渡っているので深刻です。
しばらくは通院されていたようですが、通院をやめると症状が復活します。

通院しながらでも、気持ちに浮き沈みがありますから、通院されていない妹さんは、かなりしんどいのではないでしょうか。

本人の治療したいという意思が、とても重要になってくるのですが・・・
病院に行くことは、今できる最高の手段だと思います。

また、周囲の理解が必要です。
何もしていないように見えるけど、苦しんでいるのです。

もし、病院へ行くのを拒否されたならば、甘えれなかったぶん甘えたいのです。
そのまま言葉を鵜呑みにせず、理解してあげて下さい。
実際誰よりも、本人が楽になりたいのですから。

そのようなことを踏まえ、よき方向へ導けるのは、周囲の人間だけです。
妹さんの気持ちを汲み、そっとしてあげるのも、一つの手段ですが。
病院へ引っ張って行ってあげるのも、愛の形ではあります。

通院は長期になるでしょうが、それは病気とうまく付き合っていくという、前向きな行為です。
ゆっくりじっくりと、見つめてあげて下さい。

どのような形で良くなるかは分かりませんが、本人は楽に生きれるようになります。

10ヶ月前
回答僧

大慈

亀レスならぬ亀回答ですがフト思い出したので…

そういえばウチのお檀家さんにウチの梅花講(ばいかこう。キリスト教風に言うと讃美歌サークルみたいなもの)で鬱がかなり改善した方がいらっしゃいます。仏教の教えに詳しくなったからとか、何か修行的なことをしたからとかそういう理由ではありません。

その鬱病だったお檀家さんは元々、家から全く出られないほどだったのですが、親友が引っ張り出して梅花講に連れて来られました。んで、ああいう会に来てくださる方々って、やっぱり優しい人が多いんですよね。それで上手いこと梅花講の中ではコミュニケーションを取れるようになり、やがて梅花講仲間と人気の無いところに遊びに行けるようになり、次第に時間をかけてちょっとずつ人のいる所にも出掛けられるようになったそうです(私が小さい頃の話なので伝聞形)。

そうした時に、この記事↓です。
https://rocketnews24.com/2013/07/05/345453/

>一体なぜクリスチャンのほうが陽気だったのかについての理由は、大きく分けて2つある。まずは「信仰による思考の違い」。そしてもうひとつは「クリスチャンの方が無神論者よりも、社会やコミュニティーから受けるサポートが大きい」からだという。つまり、“社会とのつながり” の度合いが人の幸福感に関係があると考えられるというのだ。

この後者のことですね。やっぱり繋がりを大切にするって大事なのでしょう。
もっとも、その繋がりの質の良し悪しも大事です。10人の集まりの中でたった1人嫌な人がいたら傷付くには充分過ぎです。だから「ヨシ梅花講行こう!」ではなく、教会でもお寺でも自治体やNPO主催の会でも何でもいいですから、「ここなら大丈夫そうだな」と感じられる所を探して紹介してあげるといいかもしれませんね。最初はhasunohaでもいいかもしれませんが、もっと鬱病に特化したコミュニティの方が堅実そうなイメージはあります。いや、素人なので何とも言えませんが…

病院もピンキリですし、お寺も教会もピンキリです。結局のところはどこで何をやるにせよ、善い繋がりに恵まれるかどうかなのではないかなと思いますよ。

参考までに私の体験も貼っておきます。
https://hasunoha.jp/questions/2961

9ヶ月前
回答僧

慈眼

無理やりは良くないと思いつつ促してあげる

何より専門家に話を聞いてもらうことです。お寺でもいいし、カウンセラーでもいいと思いますが、とことん話を聞いてくれるところがいいと思います。病院にかかっても薬はもらえると思いますが、根本解決はできないでしょう。何度でも時間をかけて話し、信頼関係をつくりながら、こだわりを手放せるようになると、いいと思います。無理やりかどうかは別として、促すようにしてあげてください。見守ると言うのは何にも変わりませんし、治療は専門家に任せるべきです。妹さんが心を開ける人との出会いが重要になるかと思いますが、妹さんが好きそうな信頼できる人を見つけてあげられたら一番いいですね。

10ヶ月前

質問者からの有り難し - お礼

海老原学善先生、
妹への温かい見方を考えさせてくださってありがとうございます。私は彼女を見て「どうして泣いたり眠ったりしてばかりで、行動を起こさないんだろう?」と思っていたけどそれは私の目線で、彼女は治りたい気持ちはあるし、苦しんでいるのですね(ごめんね)。
うちは弟もいて、彼女は末っ子なんです。ここはひとつ、みんなで甘えさせてあげようと思います。でも前に通院を中断してからもう2年以上経っているので、今度こそちゃんと病院に連れて行こうと思います。まさか本当に引っ張りたくはないけれど、また死にたい願望が出てきたら危ないし、どうしようもない時はやるかも。

邦元先生、助言してくださってありがとうございます。
妹にとって一番信頼できる相談相手は父でしたが、彼は去年亡くなりました。そのことも彼女にとって大きな打撃だったようです。通院を止めてから見守り続けてもう2年以上経ったし、このまま放っておいて自然に治るとは思えません。専門家に診てもらうように、家族で協力していきます。
彼女はとてもこだわりが強いから、鬱病になる前から悩みやすい性格でした。今は本を読むような気力はないと思うけれど、仏教を知ったらどうだろうと思います。

大慈先生、ありがとうございます。亀でも兎でも、すべての回答はありがたいですよ!

妹にあげるつもりでチョコレートを手に入れたのに、実家に帰っていなくてまだ渡していない。お姉ちゃん気取りっぽいけれど、本当に、彼女に良い繋がりができればいいと思います。このまま引きこもっていれば外にたくさん生息する悪い人達に遭遇しないで済むけど、一生そうやって過ごすことはできないからやっぱり外へ出なければいけません。

ミサはキリストについていく者の集まりなので、確かに隣人愛で親切な人は多いです。でも実は私日本の教会の人達は表面的にしか知らないので、彼女には勧めません。宗教系なら、仏教に触れてほしいと思います。

最後のリンク先の記事を読んで思ったのですが、きっと、自分を信頼してくれる人を無下にできないとか、言った事は守るとか、他人をどうでもいいと思えない人ほど悩むのですね。色々な相談を読んでいて、どうして悩むんだろう?と理解できないことが多いけれど、本当は葛藤があって悩むほうが人として正しいということなのかもしれない、と思います。

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