将来について
私は今大学2年生です。法学部にいます。法学部は法律系の仕事がしたいと高校の時に思っていたので法学部に入りました。法律を使った仕事がしたいとは思うのですが絶対という強い意志はありません。そのため、将来何になりたいのかわからなくなってしまいました。周りは、将来やりたいことが決まっていてそのためにしなければならない勉強などをしています。そんな中で私だけ取り残されたような気がしています。
高校生までは何になりたいのかはっきり分かってそれに向かって勉強していました。しかし、今となって本当は違うと思うようになってしまいました。
とりあえずと言っては駄目だと思うのですが、資格を取っておこうと資格の勉強をしています。ですが、この資格は将来使うのかなどいろいろ考えてしまい、中途半端になってしまっています。
安定した職につきたいと、国家公務員になりたいとは思ったこともあるのですが漠然としていて国家公務員のどういう仕事がしたいかと言われるとわからなくなってしまいます。
今、私はどうしたらいいのか、何をしたらいいのか、分からなくなってしまいました。周りが前に進んでいる中取り残されて焦っています。本当にやりたいことは何なのかどうしたら見つけることができるでしょうか。回答頂けると嬉しいです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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仕事を理想化し過ぎないでね
道元禅師は言いました。
「若いうちは仏道を志す心が無くてもしっかり勉強しておきなさい。」
私ねー、思うんですよねー。学校の先生は「自分が何になりたいか考えなさい。」「将来の夢を描きなさい。」って言うけどさ、そういう教育をしだしてから「若者はなぜ3ヶ月で会社を辞めるのか」って時代になりましたよ。
だってさ、心の弱い人は「自分がやりたいことをやっているはずなのに、何か違う気がします」と打ちひしがれ、心の強い人は会社の上のもっと強い人から「はぁ?なに自分勝手なこと言ってんの?グダグダ言ってねーで言われたことやれ!」と潰されて打ちひしがれ、転職すれば「ハイ、逃げたね。社会から抹殺ね。」起業すれば「んな不安定な冒険してねーで大手に入社して安定した生活を選べ!これだから最近のワカモンは…」ですよ。いい加減、世間は自分たちが何をやっているか気付いた方がいいです。
とりあえずでイイんです。世の中なんてモンはね、その気になりゃソシャゲとゾンビゲーの経験がお坊さんの布教に役立つこともあるんです。難しく考えることはありません。
明治時代のとある軍人さんだってね、大学受験で挫折し、仕方ないからとりあえず兄貴の勧めで軍人になり、目の前の勉強を一つ一つ全力で頑張っているうちに立派な参謀になり、ロシア帝国海軍を相手にノーヒットノーランかました日本史上最強クラスの軍師に数えられちゃいました。秋山真之という人です。そんなもんです。
ぶっちゃけ、違う違う言い出したらどこで何やっても違うと思っちゃいますよ。私だって「生まれ変わったら北海道でメガファームの主をやりたい」とか「モデルハウスみたいな家に住んでみたいなー。掃除の楽なトコに住みたいよー。」とか「隠居したらまた東南アジアでのんびり安居生活したいなー。」なんて思いますよ。
でもね、それを心の弱さとして今、目の前にある課題を1つ1つやっていかないと、何も始まらない。舞台にすら立てないんです。
もっとね、食っていくために、合理的に仕事を選んでイイんですよ。やりたいことは趣味でやりなさい。その方がよほど自由です。
んで、本当の仕事のやりがいというものは、継続してるうちに育まれるものです。就職前のやりたい事なんて所詮は妄想でっせ。将来好きになれそうな感じがするかどうか程度に考えておきましょう。
何がしたいのか分からなくなったのですか。
そんな時は少し視点を変えて、何ができるのかを考えてみてはどうでしょうか。
社会の為に、困っている人の為に、助けを求める人の為に、あなたに何かできること有りませんか?
法律は人々が過去から築き上げてきた財産です。それを正しく扱う仕事はとても素晴らしいと思いますよ。
とは言え、そうですね、、、毎日机に向かっているばかりでは漠然としてだめかもしれないですね。可能なら、あなたの学部を卒業して社会で働いている人に仕事の見学をさせてもらってはどうでしょうか。
1人だけでなく何人か。
もしかしたら、私もこんな仕事をしたいと思えるものが見つかるかもしれないですからね。
実際に働いている人を見て、現場、現物、現実を知ることも大切な勉強ですよ。
質問者からのお礼
回答ありがとうございます。自分に何ができるかゆっくり考えてみたいと思います。実際に働いている人に会ってお話を聞いてみたいです。ちょっと机から離れて色んなことをやってみようと思えました。本当にありがとうございます。
回答ありがとうございます。心が軽くなった気がします。とりあえず、今目の前にあることを頑張ってみたいと思います。ありがとうございます。