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生きる事に疲れた

回答数回答 1
有り難し有り難し 9

明日は母の2周忌です。
アドバイスを頂いたりして気持ちを落ち着かせようとしましたが
今日は自分を責めてばかりでした。
2年前の今日実家に帰っていたら母は亡くならないでいたかも知れません。
私が次の日に帰ったら亡くなっていたからです。
その日から罪悪感と後悔で2年経ちました。
今は無の状態で何もしたくありません。
明日はお墓に行きますが母の所にいきたい気持ちはかわりません。
熱中症になってそのまま母の所に行きたいです。
2年も頑張った自分、これからの生活は生きづらいです。
ホントに疲れました、自分にも生活にも。
なんで生きているのか全くわかりません。
苦しいなぁ、辛いなぁって思います。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

お母様=いのち

お母様の死はあなたのせいではない。
あなたが帰っていたら、、、そう思っても、それは過ぎた後だから言える話。
そもそもお母様はそんなことであなたが現実を受け入れられずに2年も過ごしていることに悲しんでいるはずです。
親はこの幸せ、笑顔が一番好きなのです。いまはもうお母様はいない思うかもしれませんが、一番近いあなたの中で生きているのです。形を変えてあなたの細胞、DNAとしてあなたとともに、生命を終えてもなお、"いのち"として生きているのです。あなたが食事をする。味がわかる、ものを見る、話す、聞く、感じる全てお母様のいのちの働きでしょう。
あなたが後を追いたがる、それはお母様のいのちを大切にしない行為です。お母様が悲しむことです。

お母様が生きている時より、より近くてお母様を感じてもらいたいものです。霊とかの話ではないですよ。仏性のはたらきとして、いのち、法を感じて生きていってください。あなたはお母様に守られているということです。

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有り難し
おきもち

禅宗 曹洞宗 僧侶。神奈川県西部円通寺住職。小学校教師。 悩みを吐き出す...
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質問者からのお礼

今日は朝早くからからお墓に行って来ました。
母の好きだったものや大好きなお花も持って行きました。
掃除をしながら色々な事を考えて一通り終わったら色々と話しました。
涙がたくさん出て化粧もグチャグチャになったけど気持ちを話す事は近くに母を感じられました。
マイナスな事ばかり話してしまったし罪悪感の気持ちも話して来ました。
ごめんねって何回も謝ってそばに行きたいよとも言ってしまいました。
明日からまた色々と悩むと思うけど今日は近くに感じられてよかったです。
アドバイスにも救われました、ありがとうございました。

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