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有り難し 31こんにちは。
私は7月に出産予定でしたが、胎児に原因不明の腫瘍が発生し、
治療のため5月に緊急帝王切開をしましたが、2時間後にお空に還ってしまいました。
初めての妊娠(自然妊娠)、かつ高齢出産で不安でしたが、
安定期まで順調に育っていたため、一安心していた矢先の出来事でした。
四十九日も過ぎて、嵐のような悲しみは少しずつおさまっては来たのですが、
どうして？という疑問が頭から離れてくれません。
どうして私の子供だけこんなことに...
どうして来てくれたのか...
どうして還ってしまったのか...
還ってしまうなら、どうして来たのか...
考えても考えても答えが見いだせず、
いまでも信じられない気持ちでいっぱいで、
前を向いて生きていかないといけないとは思いつつ、
子育てをしていたはずの人生を失ってしまって、
他の何をする気力も湧いてきません。
死産をどう受け止めればいいのでしょうか。
早く立ち直りたいという気持ちはあります。
お坊さんからの回答 2件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
悲しくて辛いですね･･･。
お悔やみ申し上げます。どんなことを言っても、あなたの心には届かないと思います。
お釈迦様のお話に以下のようなことがあります。
あるお母さんが赤ちゃんが生まれたのですが、すぐ死んでしまいました。気が狂わんばかりのお母さんは赤ちゃんを手放しません。段々腐敗して「強烈」な臭いを発しても抱いていました。周りの人が、何とかしようとしてお釈迦様の所へ連れていきました。
お釈迦様「国中で一回もお葬式(死者)を出したことがないお家を捜し、芥子粒(からし菜の種子)を貰い赤ちゃんに飲ませなさい。そうしたら生き返るでしょう」。
国中捜し求めましたが、どこにも見当たりませんでした。お母さんはやがて「正気」に戻りました。
以上のお話は例え話ですが、あなたも、もう少し時間が経てば、段々と分かって頂けるでしょう。
赤ちゃんは極楽浄土に生れ、仏様になり、あなたやお父さんに「有難う。たとえ少しの間でも命を授かり、皆が喜んでくれたのを感謝してます」と言っています。そして、あなたがご主人と仲良く生きていくことを見守り、応援してくれています。
辛いでしょうが、赤ちゃんがいつも見てくれている、と思って、一歩一歩踏み出して下さい。
あなた達が「落ち込んで」いると、赤ちゃんも悲しんでいると思いますよ･･･。
また、弟か妹を「プレゼント」してくれる様、赤ちゃん共々祈っております。合掌 南旡阿弥陀仏
拝読させて頂きました。
その子が亡くなられてあなたは本当に辛い思いをなさっておられることでしょう。そして深い悲しみの中におられることでしょう。
あなたのそのお悲しみ悔しい思いさびしさを心からお察し申し上げます。
その子はそのようなめぐり合わせの中でも一生懸命に生きました。あなたのところに訪れて時間はわずかかもしれませんけれども頑張って生き抜いたのです。
その子が必ず仏様のお導きを受けて仏様の元に生まれて心から穏やかに安らかになりますようにと真心込めて仏様にお願いさせて頂き、心からお念仏おとなえさせて頂きます。
南無阿弥陀仏なむあみだふつ
その子は一生懸命に生きて仏様の元に生まれて、これから心から安らかに穏やかになります。
そして深く円満な心でご成仏なさいます。
あなたとその子は今でもつながっています、あなたとその子の心はいつでも如何なる時でもずっと一緒にいるのです。
あなたのその深い悲しみは尽きることはないかもしれません、あなたのその思いをどうぞそのままその子に伝えて下さい。そして仏様に手を合わせてその子に手を合わせて真心込めてその子をご供養なさってくださいね。あなたの思いは全て仏様もその子もいつでも受け止めてくださいますからね。
あなたとその子はこれからもずっと一緒に生きていくのです！
どうかこれからもずっと一緒にその子と人生を生き抜いてください。
いつでもあなたのそばにその子はいてくださいます、そしてあなたや皆さんに寄り添い支えてくださいますからね。
いつの日かあなたがその天寿を全うなさる時には必ず仏様があなたを優しくお迎えなさってくださいます。そしてその子もあなたを迎えてくださいます。
どうかこれからもずっとその子に見守っていてね、とお願いなさり手を合わせご供養なさってください。そしてあなた自身も仏様にお導き頂きますようにと真心込めて仏様にお願いなさりお念仏おとなえなさってくださいね。
仏様もあなたのご先祖様もその子もあなたをいつでも守っていてくださいます、そしてあなたをいつも正しく導いてくださいますからね。
あなたがその子やご家族の皆さんと共に心から健やかに豊かに仲良く生きて頂きますようにと心から仏様やあなたのご先祖様やその子にお祈りさせて頂きますね！
常福寺 大塚様
早速のご回答ありがとうございました。
あの子が極楽浄土から見守ってくれている、
と言い切って頂けて嬉しかったです。
日にち薬の力を信じて、今はただ生きていようと思います。
一向寺 Azuma様
ご回答ありがとうございました。
あの子のこと、また手術のことなど、思い出すのがつらくて
早く忘れたい、忘れよう、忘れなければ…、と思っていましたが、
一緒に生きていけるなら、そのほうがずっといいですね。
少しさみしさが和らいだ気がします。
ありがとうございました。
