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お坊さん特有の落ち着きを身に付けたい

回答数回答 4
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納棺師をしております。

遺族様の悲しみに寄り添い、また故人様の最後のお支度をさせていただく尊いお仕事をしております。

と、このように書くと聞こえは良いのですが、実際の私はコミュニケーション下手で寄り添い方もよく分からない位苦手です。
遺族様の前でいつも緊張してオロオロして、自分も遺族様も疲れ果ててしまう始末です。
そもそも人と関わらなくて良いと思って選んだ業種でしたので…。

仕事柄お坊さんと接する機会があるのですか、お坊さんは落ち着いた雰囲気で所作も粛々とされていて、いつもかくありたいと思っております。

そこで質問なのですが、お坊さん達はあの落ち着いた雰囲気や話し方をどの様に身に付けられたのでしょうか。

生まれ持ったもの、幼い頃からの習慣かとは思いますが、とっくに成人した私にも出来る鍛練方法がありましたらどうかお教えいただけないでしょうか。

ここまで読んでくださりありがとうございました。

よろしくお願い致します。


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お坊さんからの回答 3件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

私の場合は…

納棺師様ですか。本当に尊いお仕事ですね。私にはできそうもありません。誠にご苦労様です。

さて、お坊さん特有の落ち着きを身に付けたいとのこと、

私の場合ですが

全部ハッタリです。

内心ビクビク・オドオドしていること多々あり!です。

経験・慣れはもちろんあるでしょうが、基本的には本当に落ち着いているわけではなく、落ち着いている様に見えるように努めている、といったところでしょうか。不思議とそう努めていると本当に落ち着いてきたりもするものです。

間違った時も、堂々とする。基本的には何が間違いかも周りの人にはわからんだろう!?くらいのずうずうしさと、それでもできる限り丁寧に勤めようとの両方の心持ちを胸に、ハッタリかましていきましょう。

いつの日かハッタリがハッタリではなくなるかもしれません。

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個別相談可能
はじめまして。北海道の片田舎の農村のお寺で住職をしております。 人生経験も仏法聴聞も、まだまだ未熟な私ではありますが、皆様のお悩みに対し真摯に向き合い、共に悩み共に考えたいと思います。 お話しする内容は「こたえ」ではありません。仏法を聞いてもお金が儲かるわけでも、人間関係に恵まれるわけでも、病気が治るわけでも、何ものにも左右されない心の持ち様が手に入るわけでもありません。 仏法の救いとは悩みが私の思い通りに解決することでなく、どんな悩みも私の現実として引き受けて、悩みながらも生きていけることだと私はいただいております。 悩みを救う(解決する)のではなく、悩む人を救う(悩む私という存在を引き受けていける)のです。 「こたえ」ではなく、「問い」を共有することで、悩み苦しみを引き受けて生きていける一助となれれば幸いです。 【回答について】 後から読み返し、誤字脱字に気づいた際は訂正を入れます。訂正ではなく、お礼コメントへの返信のため追記する場合はタイトルに〔追記あり〕と記載します。 なお、タイトルも本文も字数制限があるため際限なく追記できないこともご承知おきを。
基本的には平日13時~15時のみ対応可能です。お寺の行事、急な法務で対応できない場合もあります。

私も緊張していますよ。
でもそれでいいと思ってます。本気だから緊張するのだと割り切っています。
また、無理やり寄り添おうとしなくてもいいと思います。
故人をあなたの親兄弟のように思ってお勤めください。そうする事で自然に振る舞いは心のこもったものになりますし、ご遺族の方にも伝わることもあると思いますよ。
いつまでも緊張感を持ってお勤めしたいですね。

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私は浄土宗の坊さんです。 少しでも何か参考になればと思って回答していますが、無知未熟ゆえに質問を読ませていただくことしかできないことも多々ありますがお許しください。 回答は私個人の意見や解釈もあり、場合によっては浄土宗の教義とは少し異なることもあるということをご了承ください。 また、寺の紹介ページに電話相談についても紹介していますのでどなたでも気兼ねなくご利用ください。 ハスノハのお坊さんがもっと増えますように。 合掌 南無阿弥陀仏

なりきることです。

いざ本番となると、緊張して口も乾き、最悪~という時あります。
ここ一番という時は、かなり事前に練習しますね。
納棺師というお仕事は、遺族も悲しみや緊張の中ですから、その雰囲気はかなりもものだと思います。
しかし、ここは、みい子さんにすべてを託していますので、自信と威厳をもって(作って)行えば、周りも安心します。
特に、先輩や同僚の前だと、ある意味テストみたいですから余計、緊張するかもしれませんが、あくまで対象は、親族であり、亡き方です。
そういう意味では、その時は、なりきってください。私もそうしています。

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おきもち

日蓮宗のお寺で、名古屋市南区にあります。 ”お寺は生きている人のためにもにある”と発願し、法筵寺を新寺建立。住職として41年になります。どこまで、その思いを達成しているか分かりませんが、少しでもお釈迦様、日蓮聖人の教えに触れて頂けたら思います。 FB https://www.facebook.com/kaisho.suzuki 法筵寺FB https://www.facebook.com/houenji/ 日蓮宗ポータブルサイト内 https://temple.nichiren.or.jp/3031069-houenji/

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