心を豊かにしたいです
どうすれば寛容な心を持つことが出来るのでしょうか?
今の世の中、理不尽な事も多いですし、私の主人は亭主関白気味なので、俺は良いけどお前はダメ。というスタンスの人です。
主人の苦手な友人とも上手く付き合わないと
人間否定されるほど怒られてしまいます。
お盆休み中、ずーっと関東から私たちの土地に訪問し毎日引っ張り回される事に、私は非常識だなと思いつつも、意見も何も言えません。
言うと、俺の親友にケチつけるなと説教されるので…。
主人は口が立つので、言われ続けてるうちに、
どんどん自分はダメ人間なんだと思ってしまうほどです。
このような状況で、相手を責めても
何の解決にもなりませんし、気にならない、寛容な心が欲しいです。
何があっても、そっか〜。分かった〜。
って笑えるような人間になりたいです。
私自身が未熟だから不満を抱えてしまうのでしょうか?
どのようにすればお坊さんのように、心穏やかでな素晴らしい人になれるのでしょうか?
今は一歳の子育て中で、子供にもそのように育って欲しいと思うので、親である私が手本になって感じ取ってもらいたいなと思っております。
色々言われ続け、日々モヤモヤして
自信もなくなり、自己否定に疲れてしまいました。
ご教授何卒よろしくお願い致します。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
『手本』?
こんばんは。教授なんてできませんが、でもお聞きしていてどうしてもモヤっとしてしまいます。
『このような状況で、相手を責めても
何の解決にもなりませんし、気にならない、寛容な心が欲しいです。』
いや、口の立つ人間がそんなに偉いかて話じゃないですか?
それって、としこさんが寛容になれば、引き下がれば済む話なんですか。
俺は良いけどお前はダメって。もし私が大切な人にそれを言われたら
これ言っちゃいけないかもしれないですけど、
んなわけあるか!ってハナシですよ。
としこさんに甘えすぎてるんじゃないですか。
どこでもそこまでいけば許せないと思います。
堂々といきましょうよ。
『何があっても、そっか〜。分かった〜。
って笑えるような人間になりたいです。』
引き下がるですか。
そうですか。そうなれればさぞかし楽でしょうね。
しかし仏様は首をかしげるでしょう。
『あなたひとりが心穏やかで素晴らしい人間になっても、業は消えない。
むしろ周りの人間に新たな負い目や緊張を強いるだけなのだぞ』
と明快に喝破されております。
もしお子さんにもその『手本』通りの生き方を本当に望むのでしたら
何も申し上げられることがありません。引き下がった方がいいのかもしれません。
もやもやしてしまいますが。
やがて大きくなったとき、きっと
「お母さんは自分の為を想って耐えてくれたのだ。」と感じ取ってくださるでしょうし。
逆に、真っ向から意見を言うとしこさんであったとしても
「ああやって真正面から堂々と言うべきことを言うお母さん」をそれもまた『手本』として感じ取ってくださるはずです。
こればかりは願望でしかありませんが。
ただ
『私自身が未熟だから不満を抱えてしまうのでしょうか?』
それは絶対違うと思います!
個々の人間のスペックで物事を解決できる、と思ってほしくない。
そうお伝えしたいです。
質問読ませていただきました。
理不尽なことに我慢しなければならない・・・さぞかし辛い思いをされているでしょう。
さて、質問を読ませていただく限り、としこさんは色々なことをかなり我慢しておられるようです。
私は、正直な意見と申しましては、まずはとし子さんの気持ちをしっかり伝える。
全てとは言わないまでも、とし子さんが許せない、我慢できない部分はしっかり伝えることが必要だと思います。
話し合いをしなければ、相手は勝手に「不満はないんだろう」と思ってしまいます。人間というのは、なかなか相手の気持ちまでわからないものですから。
まだまだ長い人生、とし子さんだけが我慢して一緒に夫婦関係を続けていくというのは、やはり無理があります。今は我慢できても、いつか不満は爆発してしまうかもしれません。
恐れず、話し合いの機会を持っていただきたいなと思います。
それがとし子さんのためにもなりますし、最終的にはご主人のためにもなるでしょう。
なぜなら、将来ご主人が「大切な妻を本当は不幸にしていた」と知ったら、とても悲しむでしょうから。
もし、それでもとし子さんが、今の状態のままでいいからご主人を許す寛容な気持ちを持ちたいとのことでしたら、このように考えてみて下さい。
亭主関白なこの人を支えて、幸せを与えてあげれる人は私だけなんだ!と。
そして、ご主人のいいところを1つ1つ見つけてみて下さい。
たとえば、ちょっと行き過ぎなところはあるけど、親友を大切にする義理人情に篤い人だ!
というようにいいところを見つけて、そこを愛してあげて下さい。
なかなか難しいかもしれませんが、とし子さんがこの先どのように生きていきたいかを、まずはしっかりと思い描き、そしてそれに向かうために色々な方法を考えていただきたいと思います。
とし子さんが、自分は幸せだと思えるような人生を歩まれるよう、お祈り申し上げております。