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唯一絶対の神とは外的要因と見つけたり!!

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有り難し有り難し 12

こんばんは 今日は 私が いつも行っていることが
素朴に見えて独特のところがあると気づき書かせていただきます。私はなんと言うか 自分の
外側に 神 を作ってしまうのです。 例えば 先行きが不安になると 神社やお寺に行って爆祈りをしたり 占いの結果を信じ切って成功したり失敗したり 学生時代 強くなりたいと願い 格闘技に明け暮れたり そういった 外的要因にすがって 自分を保ってきました。ただ思いました こうやって外的要因にばかりすがって生きる姿勢は 仏教では どういった 煩悩に該当するのでしょうか?


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

内外脱落

外的要因にすがるのが煩悩というより、『内とか外とか分け隔てる心』が煩悩です。「無明」(むみょう)という名の煩悩です。
そして外的要因にすがることというより、『自分の好きな結果にしてやろうという心の癖』が、思い通りにならない状況の黒幕です。

左の掌に自分を乗せ、右の掌に他者を乗せる。それをぴったり1つにして左とも言えず右とも言えない。内とも言えず外とも言えない。それが仏です。

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有り難し
おきもち

曹洞宗副住職。タイ系上座部仏教短期出家(捨戒済み)。仮面系お坊さんYouT...
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質問者からのお礼

大慈 和尚 回答ありがとうございました

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良い人・優しい人が損する理由

YouTubeのオススメに「良い人・優しい人が損する理由はこれです」みたいな動画があったので、とりあえず観てみました。その動画には「ブッダの教え」というサブタイトルが付けられていました。 優しさと思いやりが、いいように利用され苦しむ主人公の話でした。 その後、主人公が見つけた答えは、 ①「自己尊重と他者への尊重のバランス(自分自身と他人の間に健全な境界線を引く)」 ②「自分の気持ちや考えを尊重してもらえない関係は健康的ではないと理解しそのような関係とは距離を置く」 ③「支援や協力が真に価値を持つ場合にのみそれらを提供するようにする」 というものでした。 私にはとても良い話に感じましたが「我を無くす」から遠のいてるようにも見えて、この話をどこまで鵜呑みにしていいのか迷っています。 「ブッダの教え」とありますが、この動画に出てくる登場人物名や逸話をネットで検索してもそれらしいソースが見つかりませんでした。 (生きにくさを抱えた現代人向けの創作?) ここでお坊様方にお聞きしたいのは①②③は仏教的に見て、実行しても大丈夫な内容でしょうか。 またお坊様方の考えなどもお聞かせ頂けたらと思います。 よろしくお願いします。 補足です。 私は優しさ・善良さとは程遠い人間ですが、周りではよく聞く話だったので、このテーマに関心がありました。

有り難し有り難し 9
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