私は今一歳の男の子を育てています。
子育ては大変ではあるものの、子供は本当に可愛いし生まれてきてくれたことはこの上ない幸せです。
私の主人は18歳年上なのですが、子供が生まれてから、何かにつけて私に対する注意が増えました。
彼自身は再婚で、今回の結婚は失敗したくないという強い気持ちがあると本人も言っていたのですが、私の言動に対して人間否定するほど言ってきます。
「そんなんだから誰からも愛されない」
とか、
「◯◯(主人の友人や前妻との子供の名前)も、お前のそういう所がダメだと言っていた」などなど、そこまでコテンパンに言われるほどのことでもないのに言われてしまい、完全に自分に自信がなくなってしまいました。
叱咤激励ならともかく、叱咤しかされないのです。
出来てる事は当たり前、出来てない事を
強く言われる。
私は今専業主婦で、子供と主人以外、接する人はほぼいません。
そんな中否定されまくりで、自分に自信が持てなあ、自分を愛せない人間になってしまいました。
自分の事が好き、ありのままの自分を受け入れられてる人を見るとキラキラしてて毎日楽しそうでとても羨ましく、ああなりたいと憧れるのですが、現実とは程遠く…。
ポジティブな話を聞いても、どうせそんな綺麗事…ってネガティブな捉え方しか出来ない人間になってしまいました。
昔はポジティブな話大好きだったのに、今は嘘っぽくさえ聞こえてしまい、同じ人間なのにどうしてここまで変わってしまったのかと恐怖に感じるほどです。
主人にはもちろん何度か伝えましたが、基本的に
お前の心が弱い、言ってもらえてるんだから有り難く受け止めて直せばいい。など言われ、私の思いは通じません。
そのような人が側に居ながら、どのような努力をすれば、自分に自信を持ち、前を向いて明るくキラキラした女性になれるのでしょうか?
念願の子供が目の前に居てくれるのに、毎日幸せだと感じられない事が非常に辛いです。
助けてください。
宜しくお願いします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
こんなお話があります。
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ある国に、3人の妻をもった方がいました。
1人目は相思相愛の妻、2人目は無理やり側に置いている妻、3人目は慕う妻。
そんなある日、彼は体調を崩して病院に行ったところ、不治の病と言われ余命を宣告されてしまいました。
彼は「どうせ死ぬなら自ら死を選ぼう。でも1人で死ぬのは怖いから、妻の誰かについてきてもらおう」
そして彼は妻たちに「俺と死んで欲しい」とお願いしましたが、誰もイエスといってくれませんでした。
それに腹を立てた彼はことあるごとに彼女たちにキツくあたるように。
家庭の空気は冷え切り、怒りのストレスで病気は悪化。
彼は3人も妻がいたのに、1人ベッドで寂しく死んでしまいました。
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この3人の妻はそれぞれ「自分の肉体」「財産」「友人・家族」に譬えられています。
どれも大事、そしてとても身近、でもあの世までは連れていけない存在。
彼は妻たちを「自分の思い通りになる存在」と見ていました。
だから「一緒に死んでくれ」などと勝手な言葉を吐きました。
そんなわけないのに。
最終的には見放されて寂しく死んでいくわけですが。
あなたの旦那はどうでしょうか。
あなたを「自分が思う通りに」しようとしていませんか。
私は、ぶっちゃけ超パワハラ旦那だと思います。
そんな彼の横でポジティブでいれるほうがおかしい。
どんなに大切な存在も、
「当たり前」になった時、人は感謝を忘れます。
当たり前の対義語は「有り難い=感謝」なんです。
感謝の言葉は頂いていますか?
感謝をされて、自信がわいてくるんですよ。
まだ喋れないお子さんから、あなたにメッセージを伝えます。
「いつもひどい事言われてるのに、一生懸命にボクを育ててくれて本当にありがとう。いつも感謝してるよママ」
ご相談読ませて頂きました。
旦那さんの心ない言葉はもとより、慣れない子育てにご苦労も多かろうかと思います。
さて、まずはゆっくり深呼吸をしましょう。
目を閉じて、体の力を抜いて、ゆっくりと三回ほど。
どうやってより良い生き方をするのか、
というのは仏教的にも大切なテーマですけれど、
自分自身が何を望んでいるかわからない、
ということも案外と多いものです。
日常に追われていると尚更。
どうすれば自分を好きになれるか、というお尋ねではありますが、
ではとしこさんは、どんな自分が好きでしょうか。
立派な母親になりたいのか、
夫婦仲睦まじくな自分がいいか、
キラキラした明るい自分がいいのか。
じゃあ、どんなときのとしこさんがキラキラしてるでしょうか。
ありのままというのもなかなか難しいもので、
楽しく明るいときは楽しく明るいのがありのままですし、
辛く苦しいときは辛く苦しいのがありのままなんです。
止まない雨がないのと同じように、
陰らない太陽もありません。
奥さんでもあり、お母さんでもあり。
しかし同時に、奥さんやお母さんという肩書を離れたとしこさんは、
何を望んでいますか?
子育ての苦労というものは、
女性も男性もそれぞれに色々ありますが、
としこさんの頑張りを誰よりも一番よく知っているのは、
あなた自身です。
それは旦那さんはなかなか理解できないかもしれません。
「かくあるべき」というサングラスをかけている旦那には、
としこさんのキラキラが見えていないのではないでしょうか。
旦那の言葉に囚われて、ご自身もキラキラを曇らせているかも。
そんな旦那をどうこうするのは、
すぐには難しいかもしれません。
まずそれは置いておきましょう。
その代わりに、他の多くのお母さん方と関わってみてはいかがでしょうか。
託児施設に入れる年齢の前でも、
子育て支援センターや、育児サークルのようなものが地域にないでしょうか。
皆さんそれぞれに悩みがあったり、
あるいは互いに励ましあい、ときにはアドバイスを貰えることもあるでしょう。
あなたが認められる場所は、家の中だけではありません。
お母さん同士、「わかるわかる!」と共有できることもあるかもしれませんよ。