お坊さんとの交際、結婚
初めて質問させて頂きます。よろしくお願いします。
私は今お坊さんと食事に何回か行かさせてもらってます。彼は同じ職場の友達に紹介してもらった方で住職をされています。友達からは凄く優しくて良いやつやからと聞いていて、初めてお会いして私も同じような印象をもちました。
しかし、何回かお会いして話を聞くと、いつ葬儀が入るか分からないから遠出は出来ない、休みが不定期などお相手がお坊さんならではの悩みが出てきています。
また私はいい歳なのでお付き合いとなったら結婚を意識します。お坊さんとの交際、結婚で今悩んでいます。アドバイスを頂けないでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
皆さん前向きな回答なので、「注意書き」を言います。
◎僧侶と結婚する際の注意書き
①実は僧侶はマザコン、ファザコンが多い。これは仕事場がお寺であり、自宅であること。父親とは師弟にあることが挙げられます。奥さんの味方になることは稀なことが多い。
②だから、表面には出ませんが、お寺の奥さんは精神的に病んでいる人が多い。
③お金に対して無頓着。価値観が一般の人とは少し違う。お寺の息子はある意味、社長のご子息。お金の使うところが、世間ずれしているところもあります。お寺同士で貧富の差は顕著にあり、副業している僧侶の方が多いくらい。私は貧乏な方です。
④色々なサークル(青年会、住職会、説教師会など)を結成し、勉強会を行い、必ず、懇親会を開く。だから、そこに費やすお金が半端ない。会費、参加費、祝い金。12月毎週忘年会。それはお寺同士の付き合いを重視するがゆえに仕方ないのよ。
⑤結婚式の披露宴は7割が僧侶。100人以上がお祝いしてくれます。祝い金も半端ない。それと同じように結婚式費用も半端ない。私は文句言われるの覚悟の上新郎・新婦の来賓を半々にして80名程度に抑えました。意外に苦情は無かったです。
⑥住職就任式・葬式は奥さんの仕事がたくさんある。ほとんどの奥さんはテンパったところしか見たことがない。困っていても誰も自分のことが忙しくて助けてくれない。旦那さんは本当にあてにならない。
⑦和装、茶道、華道、お寺の奥さん同士の婦人会、檀信徒の婦人会の参加。子供が出来たらPTAは住職の役目。意外にお寺の住職さんがPTA会長になることが多いです。私の師匠も小学校、中学校のPTA会長を弟が年長になったときに務めました。
まだまだありますが、今日はこの辺で。
要はお坊さんあるあるになるのかな。面白く摩訶不思議な僧侶の世界。あなたも体感したら、意外にハマりますよ。 でもね結婚はどこで誰としても同じような悩みを抱えるものです。でも、知ったうえでするのと知らないでするのでは雲泥の差がありますよ。ちなみに私は以上のことを見てきているのでなるべくその反対をするようにはしています。奥さんを大切にしなくては。だって、赤の他人が嫁いできたんだもん。心細いでしょ。
※これはあくまで私のリサーチ。いや違うという僧侶も見えるかもしれませんが、そこは悪しからず。ちょい悪坊主のボヤキと思ってください。信じるか信じないかはあなた次第です。
なんでも共有、いつでも二人三脚。
寺嫁12年目です。
お寺のお嫁さんの暮らしってどんなの?とご不安になるお気持ちわかります。実際には、お寺の規模・宗派・地域・同居の有無・お嫁さんの仕事量により、千差万別です。彼のお母さまの暮らしぶりをリサーチすると、イメージが湧きやすいかもしれません。
うちは核家族で、夫婦ふたりでお参りの仕事をしています。
別居は気楽な反面、デメリットもあります。両実家が遠方のため子供を預けることができません。両親に留守をお願いし家族揃っての長期旅行も難しいです。
職住一体はプライベートがなくて大変、と思われがちですが、長所も意外と多いです。仕事と家事を並行してできますし、父親と子供が接する時間もたっぷり。子供は親の働く姿、お客様への礼儀作法などを間近で見ます。
お寺は突発的なスケジュール変更も多く完全な休日はありませんが、空いた時間を見つけてリフレッシュする気持ちの切り替えが上手になります。
なにより、お寺の仕事は心からの感謝をいただけるとてもやりがいのある仕事です。
どんな結婚にせよ「想像していたのとちょっと違った」という混乱は生じると思います。そんなときに、味方になってくれる人か?きちんと腹を割って話してくれる人か?一緒に考えてくれる人か?結局のところ、大事なのは職業ではなく人間性です。よーく見極めましょう。
お寺の夫婦は、お勤めに出ているご夫婦の2倍、3倍の時間を一緒に過ごします。
仕事も育児も家事も全部ひっくるめて二人三脚、なんでも相談しあって共有、なかなか楽しいですよ。
自営業の人と思えば良いんです。
いつ葬儀が入るか分からないから遠出は出来ない、
休みが不定期など、自分で商売をしている人なら、
同じような条件と思います。
しかしやり方次第でどうにかなります。
また、親と同居しなければならないなどの
問題点も出てくることも有るかと思いますが、
必ず同居しなくても大丈夫です。
仲間にも通いの人もたくさん居ます。
特にお坊さんだからと難しいことは無いと思い生ます。
お坊さんと結婚!と考えるより、その人個人が良い人なら
話を進めていけば良いのでは?
仲間の坊さんも皆、普通に結婚して普通に生活しています。
「仏縁」に与(あずか)れる、絶好の良い機会。。
ふみ様
川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。
お坊さんとの交際・結婚でお悩みとのこと。。既に参考となるご回答も色々と出揃っておりますが、拙生からも少しだけ。。
お坊さんと交際、あるいは結婚となりますと、一つは「仏縁」に与れる機会が多くなり、仏法に触れる中での功徳、善い因縁を積める境涯を得れる良い機会にもなり、誠に素晴らしいことになるのではないかと存じております。
できれば、お相手の方を好きになることと併せて、仏様のこと、仏教のこともお好きになって頂ければと存じます。
ただ、もしも結婚となりましたら、やはりお寺は宗教性・公益性を有する特殊な環境・形態であるがゆえに、大鐵様や丹下様のおっしゃるように注意すべきことも色々と控えてございます。仏教・宗旨についての勉強、様々な作法の習得、法務・壇務・行事のお手伝い・補佐・付き合い、家事・育児との両立、来客・相談事の対応、嫁姑問題などなど・・
嫁姑問題は特に・・実際に、「あなたは寺に嫁いだのよ」・・と・・おっと・・
まあ、とにかく何かと世間の目も気にしなければならない立場となるので、少し息苦しさもあるかもしれません。
ただ、色々と困難があっても、乗り越えられるだけの「何か」があれば大丈夫かとは存じます。
例えば、お相手の方との絆、好きという想いの強さでも良いでしょうし、更には、仏様のことに関われていることへの感謝の想いや有り難さを感じれること、もっと良いのは、仏様のことを通じて、迷い苦しみある者たちへ癒しや救いが間接、直接にも提供できる境遇に与れていることの志、遣り甲斐へと繋がると、尚、素晴らしいこととなります。
ふみ様が、もしも僧侶と実際に結婚することとなりましたら、自分たちだけの幸せ、身内・寺族たちだけの幸せだけではなくて、仏法を通じて、多くの者たちへと幸せを与えられるような、そんなお寺づくり、家庭づくりを目指されると良いのではないかと存じております。
ふみ様の御幸せを心から祈念申し上げます。
川口英俊 合掌
YES ボス !
平野さんに激しく同意いたします。辛口ながら、あなたの事をちゃんと考えて包み隠さず回答されておられます。すばらしすぎてそれ以上のことは書けません。
フォレストガンプのワンシーンに軍隊に入ったガンプが教官殿に「貴様は何故この隊に入った!?」「ハイ!教官殿に従うためでありまーす!!」「素晴らしい答えだ!お前は天才だ!」という笑えるシーンがあります。
業界の暗黙のルールに即座に従える方は天才です。
御寺もそういうお嫁さんが来てくださることを陰ながら期待しています。
どんな業界にも悪い面、良い面があります。
人生のコツはその良い面だけを楽しめればイイのです。
何故なら良い悪いは自分にとっての都合のよい悪い程度なのですから。
お寺は半公共施設であることを忘れてはいけません。
建物等は法人のものですし個人財産もありません。
お寺の実権は住職というより、お寺の先代奥さん(義理の母)が影の権力者。
私は法春院さまとか、天徳院さま、というように、かげながらお寺の奥様を大奥のように〇〇院様、と呼んで畏れひれ伏しております。(-_-;)へへー
その◎◎院さまを、あなたが敬い慕い、尊敬することがあなたがお寺に入る上で最も大切なことです。
「YES ○○院様!」「ハイ♡お義母サマ」この覚悟が基本&すべてです。
「若い世代の子は、自分の価値観ばかり優先して…、自分のことしか頭にないのよね…。」なんていわれたら、人間的にもアマちゃんです。
たとえば農家や自営業の家に嫁いで先代の教えや言い聞かせを聞かないお嫁さんで悪しざまに言われているお嫁さんを知っています。
どこの業界でもそうでしょうが嫁姑夫の三角関係で夫が完全に妻側に就いて守ってくれる器量のある夫なら良いのですが、だいたい寺の息子なんざは小さいことから寺に縛られてきたもんですから両親に頭が上がらないなんてのが多いです。先代住職が元気ならば仕事も住職の補佐くらいで、公認候補の副住職はやりがいを無くして地域の活動やら、業界の活動ばかりに出向きます。そういう言う意味では、和尚業界の仕事に活動的でない人を選んだ方が一緒にいてくれます。反対に亭主元気で留守がイイならそれもまたよし。
お世話になったお寺のお庫裡さんが「好きじゃないとやっていけん」とおっしゃっていました。一言で言い表せば「好きになれるか」それがすべてであると思います。
家庭を一緒に育てることができるかも
僕も一般家庭から仏門に入りましたので、「遠出ができない・休日が無い」ってことには最初戸惑いましたね。
お坊さんと結婚すると(とくに住職)いろいろと制約をうけるのは確かにあることです。
私は結婚して七年目で子供が二人いますが、法事がある休日の子供の相手や遠出したときの留守番などは両方の親に頼っています。
またお寺によっては檀家さんがちょくちょく寺に来て、その応対で大変なお寺もあるようです。
でもその反面いつも家族のそばにいるので、平時の子育てや家事はできるだけ協力するようにしています。
お坊さんと結婚すると「いつも一緒に家庭を育てている」って実感する事ができると思いますよ(*^_^*)
質問者からのお礼
アドバイスありがとうございます。皆さんのコメントを読ませていただいて気がついたのは私はお寺、お坊さんという職業に対して特殊なものという思いが強いんだなと思いました。職業、お寺関係なく彼のことをしっかりと見て今後お付き合いに繋がるかはまだ分かりませんが頑張りたいと思います。