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お経についての質問

お経についてお伺いします。

以前は、お経は遺族が故人を偲ぶためのものであると思っていました。
最近では、お経を聞くと免疫力の向上やストレス軽減になるという記事も読みました。

自分の気持ちを安定させるために、お経を聞いたり唱えたりしてもよろしいのでしょうか?
もし良い場合、私でも覚えられ 理解できるものはありますか?
宗派も考えなければいけませんか?
CDもあるようですが、どうなのでしょうか…
色々とすみません。

この年末年始、身体の痛みや苦しさで、ほとんど横になって過ごしています。辛くなってきました。
「ゆく年くる年」でお聞きしたお経が とても心地良かったです。
お坊様のお経を聞きたいです。

行事・座禅・お経
有り難し 39
回答 3

質問投稿日: 2019年1月6日 16:40

回答は各僧侶の個人的な意見であり仏教教義や宗派見解と異なることがあります。答えは一つとは限りません。多くの回答(法施)からあなたの人生を探してみてください。
回答僧

無憂庵

法源

勿論です。

仏教の根本教義は「苦の滅諦」であります。
私たちは日々選択肢の中で生きており、その日々の中には「迷い」があります。その迷いこそが苦しみの根本でもあります。その迷い苦しみのことを仏教では「無明」と言います。

苦の滅諦をするべく、お経の功徳は故人の供養、生きとしいけるものに必要なものであります。

悟りを開かれた人はたった一人であり、お釈迦様のみです。そのお釈迦様のみ教えを今、時を超えて手に取れることは有り難いものであります。

本題に入りますが、多くの経典(お経)がありますが、その中でも読誦されている多くが「般若心経」であります。大般若という600巻にもおよぶ膨大な経典(お経:60億40万の言葉:漢語460万語)をたった266文字(題目含むと278文字:真言宗では経頭に「仏説」が付きます。)を玄奘三蔵が漢訳され集約されましたお経であります。

真言宗の開祖であります弘法大師(空海:お大師さん)は、般若心経をこのように述べております。

「般若心経は仏教の精要密蔵の肝心なり、このゆえに誦持講供すれば
苦を抜き楽を与え修習思惟すれば
道を得、通を起こす。まことにこれ世間の闇を照らす明燈にして生死の海を渡す船筏なり深く鑽仰し至心に読誦し奉る。」

と、あります。

うるるさんが、心落ち着くとおっしゃられたようにお経には不思議なる力が宿っていると捉えていただき、たくさんのお経があります中の般若心経から読誦されますことをおすすめいたします。

合掌

12日前
回答僧

願誉浄史

動画サイトやダウンロードで視聴を

読経を聴きたいということでしたら、動画サイトや音楽をダウンロードできるコンテンツでも聴けるものがありますので、視聴してみてはどうでしょうか。
お経で最もメジャーなのは般若心経です。
短くておぼえやすいと思います。
般若心経を使わない宗派もありますが。
各宗派で日々のお勤め「勤行(ごんぎょう)」というのがあります。
お経をメドレーのように組み合わせた一連のものを、一つの儀式、また修行として唱えるのが勤行です。
私どもの浄土宗の勤行でも、CDや、ダウンロードできるコンテンツがいくつかあります。
まずは動画サイトなどで視聴してみてください。

なお、お経は仏教の教えを記したテキストです。
この機会に、少しずつでも仏様の説いた教えを知っていただければ幸いです。

12日前

習気

うるる様

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。

お経は、釈尊の有り難く尊い教えが記されてあるものとなります。

その中には、サンスクリットのまま、各国原語のまま、漢訳されたもの、あるいは邦訳されたものなど、様々にございます。

一番は、その内容をしっかりと理解して、仏道を歩むことにより、心、行いを清らかに調えてゆくことであります。

もちろん、いきなりそのようなことは難しくても、お経には、諸尊、訳者による救いへと向けたお加持の祈願がこめられてある(祈願が末尾に記されてあることがございます)ため、読誦する、聴聞するだけでも、ご利益(りやく)があるのは確かでございます。

習気(じっけ)という言葉がございますが、下記のようなエピソードをご紹介いたします。

あるチベット仏教の高僧が、日本において、無上瑜伽タントラに関することについてご講義をなさられた時に、通訳の方が、同じような内容の話が続いて、聴衆が飽きてきていることを感じ、「省いてとばしましょう」と提言されました。

しかし、その高僧は、「今彼らが興味をもって聴いているかいないかが大切ではない。彼らに習気を置くことが大切なのだ」として、そのまま続けられたというお話があります。

習気とは、例えば、良い香りの柔軟剤で衣服を洗えば、しばらくしてもその香りが残ってあるというように、心に仏法、お経の香りを染み込ませて、残しておくというイメージとなります。

大切な仏法の話、お経の内容を、その場で即座に理解できることは少ないでしょう。しかし、その者の心に仏法の香り、お経の香りを僅かなりとも残しておければ、いつかやがて真に理解できる、いつか役に立つ時が来る、というように考えるところとなります。

心に習気をおくということにて、お経の聴聞による救い、癒しの効果があるのも否定できないところであります。

どうぞお経を聴聞なさられて下さいませ。そして、いずれは皆の救い、癒しに役立ちますようにとして。

川口英俊 合掌

12日前

質問者からの有り難し - お礼

法源 様
早々とご回答ありがとうございました。
大変分かりやすいご説明をしていただきまして、私にも理解できそうです。
お経は生きとし生けるものにも必要なものなのですね。般若心経を少し勉強してみたいと思います。

願誉浄史 様
ご回答ありがとうございます。
ちょっと調べてみましたら、なるほど動画もたくさんございました。試聴してみます。
痛みも少し忘れてしまうことができるかもしれません。

川口英俊 様
ご回答ありがとうございます。
習気についてのご説明をありがとうございました。お経は難しくて私には理解できないと思っていましたが、聞いていて気持ちが落ち着くと言う事は 何かを感じていると言うことでしょうか。ゆっくり学んでいきたいと思います。

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