災難と先祖供養の関係
娘が怪我や病気ばかりしています。
義理母が信仰宗教の教祖の写真や水晶玉などを仏壇の横に祀っているのですが、生前義父はその信仰宗教をとても嫌っていたので、隣に置いて欲しくないのを伝えるために、娘を使って伝えたいのかなと思ってしまいます。
娘を救いたい一心で、義理母に仏壇と一緒に置かないでくださいとお願いしたのですが、父の仏壇の方が後から置いたからとの理由で掛け合ってくれませんでした。
違う宗教の物を一緒に置くことは問題ないのでしょうか?
常に怪我や病気をしている娘をどうしたら救えるのでしょうか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
先祖が子孫に災いを及ぼすことは決してありません。
義父さまはお孫さんに災いを及ぼすような方でしたか?
スミレさんも仏さまになった時、
お子さんに災いを及ぼしますか?
きっとそうではないでしょう。
でも世間では、
自分に不都合なことが起きた時、
それをご先祖のせいにすることが多いです。
でもそれはご先祖に失礼千万なことです。
また、
もし義父さまにそういう力があるなら、
お孫さんに災いを及ぼすのではなく、
新興宗教の水晶玉を直接割るんじゃないでしょうか?
病気やケガとは関係ないでしょう
身内が新興宗教を信仰していることは、娘さんの病気やケガとは関係ないでしょう。
また、亡くなった義父が孫にわざわざ病気やケガをさせることもないと思います。
娘さんの病気やケガは、娘さん自身がよく気をつける必要があります。
仏教で「精進」という言葉があります。
精進とは、単に努力するとか頑張るとかいう意味だけではなく、注意をそらさない、よく気をつけるという意味を含みます。
娘さんには、「よく気をつける」という「精進」を学んでいただく必要があるでしょう。
私達の心は妄想雑念が入り混みやすく、意識があちこちに飛びまくり、不注意がよくあります。
それは「怠け」の煩悩です。
怠けの煩悩、不注意を完全になくすのは難しいですが、それでも「よく気をつける」ことは、尊い修行なのです。
あと、違う宗教のグッズと仏壇を並べて置くのも、支障はありません。
ただの迷信のような新興宗教のグッズであればなおさら、仏様にとっては痛くもかゆくもありません。
怪我や病気は義父さんによる祟りでしょうか。
こんにちは。亀山純史と申します。
娘さんの怪我や病気が、義父さんがその新興宗教のものを仏壇の隣に置いて欲しくないことを伝えるために、引き起こされたならば、それは基本的に義父さんによる祟りということになるでしょう。義父さんが遺されたあなた方に祟る人であるならば、あなたが仰る通りかもしれません。そうでなければ、正しい因果の理(ことわり)を見るべきです。
さて、新興宗教のものを仏壇の横に置くことですが、「先にあった」「あとから置いた」などと言ってみても、他の宗教のものが視線に入ることは、どちらの宗教にとっても礼拝の際には望ましいことではないと思いますが、如何でしょうか。
以上が私からの回答です。ご参考になさっていただければ幸いです。
質問者からのお礼
早速のお返事、ありがとうございます。
辛いことが続き、何かのせいにしたかったのかもしれません。
娘の病気の再発に怯えるあまり、藁にもすがる気持ちでした。
家の中で、当然物が落ちたり、揺れたり、音がしたりするので、誰かが何かを訴えているように感じてしまいました。
何事にも動じずに前向きに生きていけたらいいなと思います。
ありがとうございました。