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夫の不倫につきまして

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有り難し有り難し 38

はじめまして。
子なし、結婚10年です。

5年ほど、夫の仕事の関係で海外に住んでおり、昨年の11月に夫が日本に出張した際に不倫をし、1ヶ月半前に発覚しました。

相手は、こちらで同僚だった外国人で、今は日本の関連会社におり、出張すると会うことになります。
彼女は昨年の9月に結婚したばかり、彼女の夫は2人の出身国におり、彼女はキャリアのために日本に10月から単身赴任別居してるようです。

私の夫とは10月頃から、言葉が通じない日本での生活の事などを相談されているうちにお互い好きになったとのことです。

普段は日本出張は私も同行するのですが、その時は同行しませんでした。到着した日に一緒に夕食をし盛り上がって宿泊先に泊めたようです。
そこで肉体関係となり、気持ち的に発展してしまったようです。

発覚した際に『私が一緒に行っていたら起きなかったこと?』と聞いたら『そうだと思う』と言われ、行かなかった事を後悔しています。

それ以来、何度となく話し合いもしていますが、『まだやめたくない』や『向こう(不倫相手と)上手くいくなら、別居とかも考えたいかも』などということをいいます。
じゃ、私がいない生活でもいいのかというと、『そうじゃない、いなくなるのは寂しい』とか『そばにいてほしい』や好きとか愛してるとも言います。

なら、やめたら?と言うと彼は『まだ、やめたくない』の一点張り。
『まだというけど何がゴールなの?その子と上手く行くまで、待って見届けろって事?』というと、『そうじゃない、君を傷つけたくはない』と言い、何が何だかわかりません。

恥ずかしい話ですが、そんな夫でもやっぱり愛しており、絶対失いたくありません。
なので離婚や別居も考えていません。

現状はそのような感じなのですが、その話をしている時以外は仲も良く、お互い笑いが絶えない状態です。
それもあり、諦められません。

夫が会社に行っている間は悶々とし、悩み、食べられずかなり痩せました。
夜も眠れず、睡眠導入サプリを飲む毎日です。

毎日嫌な結果ばかり考えてしまい、消えてなくなりたくなり辛いです。
邪魔者は私なのかな、私さえいなくなれば、うまくいくのかなと本気で思うときもあります。

友人や家族には、夫を悪く言われるのが辛く相談できず、こちらにたどり着きました。
何か乗り越えるためのアドバイスお願いいたします


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

冷静な決断が、断固たる覚悟を生みますよ。

質問読ませていただきました。

ご主人が大切で別れたくないという気持ちはとても伝わってきました。
そして、大切なご主人を悪く言われたくないというあにさんの愛情も伝わってきました。

しかし、ご主人には「悪いことをしてるんだよ!」ということを分かってもらわなければなりません。
あにさんを傷つけ、その浮気相手のご主人を傷つけているのです。
また、現在の欲求の赴くままに行動をおこすことで、あにさんや相手のご主人だけでなく、浮気相手の人生までをもぐちゃぐちゃにしてしまうかもしれないのです。

大切な人だからこそ、ときには厳しい態度で接することも大切でしょう。そうしないと、人は自分がやっていることが酷いことで悪いことだとなかなか気づきません。
そして気づいたときにはもう取り返しの付かないことになっており、結果的にとても辛い将来が待っているでしょう。相手のご主人から慰謝料を請求されるかもしれませんし、相手の女性もどこまで本気でご主人のことを想っているかはわかりません。
それを今ご主人にわからせてあげれるのは、あにさんしかいません。

また、あにさんはご主人と別れることも選択できたはずですし、ご主人を責め立てるという選択も出来たはずです。しかし、以前と同じように仲良くしていきたいという選択をしようとされています。これは、とても苦しい選択です。
今も体調が優れないとのことですし、精神的にもだいぶまいっておられるようです。それに、たとえその相手と別れたとしても、自分より他の人を選ぼうとしたことを思い出すでしょう。ひょっとしたらまた同じことをするかもしれないという疑心暗鬼の気持ちはどこかに残ります。
もちろん、一度は不倫したものの、そういう思いを乗り越えて結果的にうまくやっている夫婦というのはいらっしゃいます。しかし、そこに至るまでに想像を絶するような苦しみに耐えられたというのは想像に難くありません。

夫婦の形というのは、当の本人達にしかわからないので、他人がとやかく言うことではありません。
しかし、これから待ち受ける困難を乗り越えていける覚悟があるのかどうか、これを冷静に自分に問うてから、しっかり結論を出して下さい。
しっかりした覚悟が生まれるなら、きっと乗り越えていく勇気と知恵が何か浮かんでくるでしょう。

どんな決断にせよ、私もあにさんの決断を心から応援したいと思います。

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京都府・大阪府・奈良県の県境に当たる、京都府京田辺市の天王院というお寺でお...
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浮気をする夫の心以上のあなたの心の器になれるかどうか

あにさん、こんにちは。

 夫が浮気しているのに離れられず辛いのですね。たぶん、夫は根の優しい性格なので、それが災いとして、あなたの幸せとは別に、浮気相手の立場に同情してしまって、自分がいなければと、ヒーローの気持ちになってはまっているのでしょう。優柔不断な性格が、一過性の熱病みたいになって災いしているのです。

 もともと寂しがりやなので、海外では、あなたがいないと困るのです。だから夫と相談するのではなく「日本に帰ります」といって引き上げてください。そのことで夫が過ちに気づくかも知れません。あなたが怒っていることを示すことが大切なのです。あにさんの話しを聞いているとあにさん自身も優しすぎます(笑)。そして日本に帰ったら相手と話をして、あなたが不倫を止めなければ夫に連絡すると伝えれば良いでしょう。夫の対応に合わせる必要はありません。夫の幻想をうちくだかないといけません。それでも拘るのであれば離婚も考えた方がいいでしょう。

でも離婚をしたくないのであれば、夫の浮気をどうコントロールした上で生活をしていくかを考えることになります。浮気を受け入れて熱の引くのも待つというのも一つの方法です。多くの夫婦が夫の不倫で悩みながらも最後は一緒に仲良く暮らす人はたくさんいます。夫婦としてのアクシデントとして受け入れるかどうかです。不倫の彼女は夫がいるのですから、いつか離れなければならない存在です。そうやって待つという方法もあります。その間は、自分の生き方を充実させる方に向けていくということも夫婦のあり方としては珍しいことではありません。夫の不貞であなたが苦しみ体を壊す必要はないのです。「じゃー、その間は私も不倫していいのね」と啖呵をきってもいいくらいです(笑)。

あにさんの気持ちをきけないので、適切なアドバイスができませんが、いろんな対応があるので、もし深く相談したければ、どうぞメール相談してください。海外で生活の環境は大変だと思いますが、あなたの幸せを応援します。合掌

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質問者からのお礼

藤川さま、染川さま

お忙しいところ、お読みいただき、また早速のご回答いただきまして本当にありがとうございました。
お礼が遅くなりまして申し訳ございません。

文字数の関係で書けなかったのですが、実は、夫の不倫はこれが2度目です。
4年ほど前にも一度あり、一年ほど経ったところで私にバレました。

その後色々ありましたが修復もうまく行っているかと思っていた矢先に今回の事が起きました。

色々話し合いの末、その間も楽しく過ごしていたはずでしたが、どこかで私が疑い深くなったり自虐的だったかもしれません。

夫も私を傷つけたことで傷ついていたことに気がつかず、責められているようなストレスが少しずつ溜まるようなことをしていたかもしれないと反省し、今度こそいつまでも責めず、忘れる努力をしようと覚悟を決めては、います。

…が、夫はお二人がおっしゃるように、熱病にでもかかっているのか、はたまた取り憑かれているかのように、『まだ終わらせたくない』とか、不倫相手を守るような事ばかり言います。

不倫相手の方も『あなた(私の夫)と一緒にいたい、
いつか自分の家族にも言わないと…』と言い、実際彼女の夫に別れ話を持ちかけているようですが、どうやら私の夫との不倫のことは言わず『最近私たちうまくいってないよね』というアプローチをしているようです。

『彼女はなぜあなた(私の夫)とのこと言わないのかな?』と聞くと、『まだそこまで好きかわからないから、時間をかけたい』と言ってるようです。

私には、彼女が不倫関係に迷いがあるように聞こえるのですが、夫にいうと『そうじゃない。時間をかけたいだけだと思う』と言い切られます。

どんなに2人のしていることが周りを傷つけるか、そして結果当人同士も傷つくかを話しても、2対1で話をされているようで、先ほどの覚悟も揺らぎ、自分さえいなければ…と思うようになっていましたところ、お二人が『応援します』と書いてくださり、思わず涙が溢れてしまいました。

彼の恋愛体質の性格を考えると、きっと今回が最後ではないと思います。でもいまは受け入れようと思ってます。慣れることはないと思いますが…

交際から結婚して、そして今でもなぜかしら、第六感といいますか、『それでもきっとこの人と一生いるのかな』という根拠のない予感があり、馬鹿かもしれませんが、夫との生活を捨てることは考えられません。

お二人がお話ししてくださった通り、本気で守りたいなら、冷静に、そして覚悟を決めないといけませんね。本当にその通りです。
少し熱が冷めるのを、冷静に待ってみようと思います。

お二人が応援してくださるとの言葉、とても励まされました。
もう少し頑張れそうです。

また迷いが出ました時にはメールで相談させていただけますと、心強いです。
本当にありがとうございました。

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