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罪悪感

回答数回答 2
有り難し有り難し 165

軽い気持ちで常識的にもない悪い事をしてしまいました。
とてつもない後悔をしています。
自分を信じてくれている、親や祖父や祖母、家族を裏切ってしまいました。
まだ家族には言っていません。
この罪悪感というのは一生死ぬまで背負っていくものでしょうか?


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

罪悪感を活かす

Water様

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。

慚愧、懺悔の思いは、誠に大切であります。

罪悪感を持たれることは、罪を罪として、悪を悪として、しっかりと認識できているということであります。

ならば、反省し、謝罪し、償うべきことがあれば償うで良いのであります。

最初から完璧な人間など誰もおりません。

大なり小なり、皆、失敗、過ちを犯すものです。

大切なのは、しっかりと反省して、次へと活かすことです。

罪悪感を背負うのではなくて、その罪悪感を活かして、行いを、正しく、より善いものに調えて、幸福感へと繋げていかなければいけません。

大丈夫です。きっと挽回できますよ。

川口英俊 合掌

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有り難し
おきもち

Eishun Kawaguchi
最新の仏教論考はこちらでご覧頂くことができますが、公開、非公開は随時に判断...
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罪悪感があるほうがよい

罪悪感がなくなったら危険です。
また同じ過ちをしてしまわないように、罪悪感を忘れないほうがよいでしょう。

欲(○○したい)や怒り(嫌だ・むかつく・悲しい)の感情は、時間がたつと過ぎ去りますね。
感情が過ぎ去ったあとでも後悔しないような行動をするほうが悩みは減ります。
よく気をつけましょう。
気をつける、それしかありません。

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有り難し
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がんよじょうし。浄土宗教師。「○誉」は浄土宗の戒名に特有の「誉号」です。四...
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