おはちさんと、仏壇について
実家も嫁ぎ先も浄土真宗です。
結婚前、実家では毎日朝晩仏壇へお参りしていました。おはちさんを朝食前にお供えし、領解文を唱える祖父の後ろで手を合わせて、感謝を込めて、一緒に南無阿弥陀仏を唱えます。夕飯前も同様にお参りしたあと、おはちさんをさげていました。
今日久しぶりに、留守をする両親の代わりに愛犬の世話のため、実家へ泊まってます。
この春三回忌を迎えた祖父がしていたように、枯れかけていたお花を替えたり、お線香を供えてお念仏を唱えて手を合わせ、昔のようにおはちさんを供えました。
そこで、ふと疑問に思ったのですが…おはちさん、1日お供えしていたら、ご飯が傷むんじゃ…と思いました。本来、1日お供えするものなのか、それとも早めにさげていいものなのかなと思いました。どうするのがよいのでしょう?
それと、私達夫婦の住んでる家には、仏壇がありません。幼い頃から朝晩参ってきたのですが、結婚してからは、お仏壇に手を合わせるのは、主人の実家や自分の実家だけになりました。
結婚以降、この家で亡くなった人はいません。この場合、仏壇は置かない方がよいのでしょうか?もしくは、仏壇の代わりになにか置いたりしたほうがよいものですか?
頂き物をしたら、仏壇にお供えしたり、朝晩のお勤めしたり…そういう習慣のなかで暮らしてきたので、結婚した後からずっと気になっています。
よろしくお願い致します。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
ありがたいお話です。
先ずはお手次のお寺さんに聞いてみましょう。
基本的には
浄土真宗では御仏飯は正午に下げます。
御仏壇は
是非ともご購入ください。
デザインやサイズは
様々なものが出揃っていますから
いろいろな仏壇屋さんを廻ってみてください。
ただし
御本尊はちゃんと御本山に申請してくださいね。
素晴らしい信仰心ですね。
梅花さんへ、こんにちは。
おはちさんとは、仏飯のことです。毎日の仏さま・ご先祖様へのお給仕素晴らしいですね。
ご飯をいつ下げるかとうことですね。
仏様の給仕儀式は学問的には接客儀礼といって、お客様を接待するような対応で行うことが基本になります。ご飯もお茶も、もしお客様が来られた時にはどうすれば良いかと考えればいいのです。もしそうであれば、朝ご飯をお供えすれば、私たちが食事が終わったと合わせて下げればいいのです。特に夏になるとお茶やご飯は腐敗しやすくなるので、腐敗のものを仏さまに捧げるのはおかしいですよね。常に仏さまには一番良いものをお供えさせてもらう。その気持ちが大切になります。でもなかなか難しいので午前中に下げれば良いでしょう。特に決まりはありません。私のお寺では、ご飯とお茶は6時に供えたら、11時頃に下げます。水はそのまま夕方の読経までは捧げています。11時に下げると腐敗することなく、お昼ご飯にお下がりで無駄なく食べることもできます。お水は腐りにくいので夕方まで大丈夫です。
仏壇は、故人がいようがいまいが、長男であろうがなかろうが、仏さまの祀る場所なので仏壇を備えることが望ましいです。もちろん立派な仏壇でなくてもかまいません。自分の家の状況に合わせて仏壇のレベルを合わせてもらえばいいですよ。私は独身の時はカラーボックスが仏壇代わりでした。仏壇がおけなければどこか相応しい場所を仏壇代わりにして仏像を安置することも良いのです。大切なのは家の中心としてお祀りする心です。俗信で仏壇を三回代えると家が建つという話も聞きました。仏さまを中心にした拝む精神での家の生活は必ず、家の中が整い、幸せな道に進むのです。
せっかく、いつもお念仏を唱える生活をしてきたのですから、仏壇を設置、あるいはまずは仏像を安置する場所を作ってみてはいかがですか?家が明るくなると思います。
がんばって!応援します。合掌
質問者からのお礼
お礼が遅くなりすみません。
ご回答、ありがとうございました(^-^)
おはちさん、仏飯というのですね☆
午前中に下げればよいとのこと、正午にはさげようと思います。
仏壇の件も詳しくありがとうございました。主人とも話をしていこうかなと思います。
『大切なのは家の中心としてお祀りする心』
その心を大切にしたいと思います(^-^)