わたしの悩みを聞いてください。
こんにちは。
初めて 質問をさせて頂きます。
わたしは、今 21歳で、
15歳の頃から、鬱病と 統合失調症を 患っています。
自殺未遂を、今までに
何十回もしてきました。
ですが、いつも 死ねませんでした。
わたしが 自殺に失敗して
目覚めるとき、
わたしの 両親は 泣いていました。
勉強も 運動も出来ない。
可愛くない。
恋愛をしても、騙されてばかりで
幸せにはなれない。
仕事も、鬱病と 統合失調症が原因で、
考えが うまく纏まらずに ミスをしてばかり。
職場の先輩には、怒られ、嫌われ、
何も出来ない自分に 嫌気がさします。
ですが、わたしが 自殺をすれば、
両親のことを また 泣かせてしまいます。
それが 苦しくて、死ぬ勇気が出ません。
もう、死にたいのに。
毎日、朝 目覚めて 泣いて、
仕事が終わり、運転中に泣いて、
シャワーを浴びながらも 泣いて、
夜は、泣いているせいで、なかなか 眠りに就くことが 出来ません。
朝が来る度に、また 死ねなかった、と、
ひどく 胸が痛みます。
良い行いをした人間は、仏様が
早くに迎えに来てしまう、と、
いつか 耳にしたことがあります。
わたしは、仏様からさえも、
必要とされない人間なんです。
早く 楽になりたいです。
毎日、毎日、亡くなったおじいちゃんに、
わたしを迎えに来て、と、泣きながら
お願いしています。
このままは もう嫌です。
苦しいです。
一度きりの人生、
精神を病まずに 生きてみたかったです。
わたしは、ただ、
幸せに なりたかっただけなんです。
こんなわたしに、どうか、
お叱りの言葉でも かまいませんので、
何か アドバイスをください。
お願いします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
幸せへと向けて
はな様
川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。
鬱病と統合失調症によりお苦しみのご様子、誠におつらいことでございます。
まず、幸せになれないことはありません。しかし、幸せになるためには、その幸せになるための因縁、つまり、原因と条件をしっかりと調えてあげることが大切となります。
それは、ただ思い、願う、祈るだけでなれるものではなく、 幸せになりたいという強い動機と共に、幸せに向かうための条件となる行動、ご縁が必要となります。
例えば、大学に入りたいと思うだけでは、合格はできません。やはり、しっかりと勉強し、対策を調えて、実力をつけて入試で点を取り、条件を満たさないといけないのと同じことでございます。
まず、ご自身がご病気であるならば、無理は禁物ですし、必要以上に頑張るのもあまりお勧めはできません。
良くなるまでは、周りの理解、サポートも必要になります。事前にできるだけ説明されて、遠慮なされずに配慮を求めて頂いて下さいませ。
また、少しなりにも良くなり、調子が戻った時に、お返しができたら良いというぐらいの心持ちで、今はまだ構わないのではないだろうかと存じます。
幸せになるためのヒントとしましては、仏教では「縁起」という考え方から、支え合い、助け合い、分かち合いの中での生かされてある感謝の気持ちを養いつつに、日々の行いを調えていかれる中において、きっと、幸せへと向けたご縁の数々を見つけることができていくのではないだろうかと存じております。
とにかく、それも、「死にたい」ということを思われてしまっていては、まず何よりいけません。そこは僭越ながらにも強く叱らせて頂きます。ダメですよ。
川口英俊 合掌