歳を重ねると死の恐怖は少なくなっていくのでしょうか
自分は今21歳で、死への恐怖がとても強く、震えて立ち上がることも難しくなるくらいに怯えてしまうことが度々あります。
自分の周りの人は自分がいつか死ぬなど欠片も思っていない様子で楽しく過ごしています。
親もそんなこと考えていたら人生楽しめないよ、と言って宥めてくれます。
しかし、今生きている自分の行く末が死であるという絶対的な事実がある限り心から人生を楽しめる気がしません。
今この瞬間の人生を心から楽しみたいのにそれができないのがとても苦しいです。
歳を重ねると死への恐怖は少なくなっていくものなのでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
お念仏をお唱えしましょう。
南無阿弥陀仏
なむあみだぶつ
(なむあみだぶ、なんまいだぶ、その他読み方は違ってもいいですよ)
回数は何度でもいいですよ。1回でも10回でも10分でも1時間でも。
声の大きさは自分の耳に聞こえるくらい。
手は合唱しましょう。
左手は自分、右手は阿弥陀様です。
胸の位置でぴったり合わせましょう。
数珠はあればいいし無くても構いませんよ。
いつでもどこでも。
阿弥陀様はお念仏をお唱えする人を、その人の寿命が尽きた時に迎えに来て、極楽浄土に連れて行ってくれる仏様です。
極楽浄土に行けば、阿弥陀様をはじめとして先に行っている方々や観音菩薩様や勢至菩薩様と会うことができるのです。
そして色んなことを教わり、仏様になるための修行をして仏様になるのです。
死ぬということは、終わりではないのです。
極楽浄土という国での新たなスタートなのです。
怖くなったらお念仏をお唱えしてくださいね。
なお、あなたの宗教や宗派の教義の関係でお念仏をお唱えできない場合は、その宗教や宗派の教義に、死に対する向き合い方が説かれていると思いますから、それを教わってくださいね。
南無阿弥陀仏。