相手の気持ちが理解できない
こんにちは、はじめまして。大昔ツイッターでハスノハさんを知って、最近そんなサイトをふと思い出して相談してみました。なんというか、不思議な場所ですね。
相談内容、今一つうまく表現できなくて、申し訳ないのですが、よろしくお願いします。
多分私が相手の気持ちを理解せずに会社に存在し続けているのが悪いのですが、この歳になっても、ある後輩の気持ちが理解できないのが不安です。
その後輩は、私の倍以上も人生の先輩なのですが、会社としてはごく最近入ってきた人です(便宜上これより後輩さんとさせてください)。
そうはいっても私も若輩者ですから、そんな何十年も勤めているわけではないです。なので、後輩さんのことは『仕事では後輩、人生としては先輩』といった感じでみています。
今回は、その後輩さんの気持ちがわからないのを相談したいです。
さて、私は事務職ではあるのですが、前職までの都合、IT関連の仕事に特化していて、人と話すよりむしろコンピューターと対面してやり取りする方が得意です。
現在の職場は、地域がらそれほどコンピューター関連には明るくなくて、故にほぼ全面的に理系の仕事は私に回ってくるのが常になっています。
なので私もつい、物事を手順通り説明するというか、説明せずにはいられない、また、手順の一部に必要事項がありそうなら、事前に聞かずにはいられない性分になっています。
ある時、後輩さんが預かっている仕事が多くなり、上司が「後輩さん、私さんに頼んじゃえば」となったので、私も振り分けられる仕事に対し私が知り得ている情報以外に共有すべきことがないか聞きたくて、「後輩さん、その仕事はこういった点以外にありますか」と聞いたところ、何かが癪に触ったらしく、大声で怒られました。
その後、後輩さんと別件で話をしていたところ、何故か私の『話が遠回しであること』、『ベテランかベテランじゃないかを気にしていること』を指摘されました。なんで?と素直に聞けば、答えは『早くこの問答を終わらせたい』というようなあやふやで回答としては何もわからない回答をされ、私も首をかしげる一方です。
『私の喋り方が癪にさわる』とか『ジャリのクソアマが指図すんじゃねえ』とでも回答されれば、言えない理由も理解できるのですが、まずはその土台にも立ててないのが悔しいです。
お坊さんには、後輩さんが何を思っているか、わかりますか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
おそらくお二人のタイプが違うので会話が噛み合わずに支障が出るのかと思います。
人それぞれ遺伝子も育った環境も違いますから、価値観や優先順位や能力に違いがあります。
あなた達のやり取りを直接見てないので正確には分かりませんが、例えばもしかしたら後輩はプライドが高かったり物事をアナログ的に感情的に考えるタイプ、あなたは何事も論理的に考え対処していく理系タイプなのかもしれません。
でも、人それぞれ違って当然なので、それはそれで悪いことではありません。
ただ接する際はお互いに相手のタイプに少し合わせる工夫が必要と思います。
例えば後輩さんがプライドが高いなら、いきなり「後輩さん、その仕事はこういった点以外にありますか?」では無くその前に、「後輩さん、何か手伝えることありますか?」と後輩さんの気持ちを聞いてみることが必要だったと思います。
そうしないと後輩さんからすれば「仕事が遅いからこっちに仕事を回せ」と言われるのと同じ受け取り方をするでしょうからね。
仕事はチームでするものですから、あなたの対応は悪くはありません。
ただ、後輩のタイプがプライドが高いということなら、それに少し配慮する必要が出てくるということなのです。
後輩ではありますがなるべく敬語を使って、後輩の気持ちを確認しながらお仕事お勤めくださいね。
質問者からのお礼
三宅 聖章 様
たくさんお礼が言いたいのですが、不器用なので一個ずつ言わせてください……!
まず、こんな早くに回答してもらえるとは思いませんでした。拙い話にも関わらず、こんな相談を早々に見ていただいた上、回答をいただけて、それだけで既に泣きそうなくらい嬉しいです。ありがとうございます。
>「仕事が遅いからこっちに仕事を回せ」と言われるのと同じ受け取り方をするでしょうからね。
これを読んだときに、正直にヒエッと声を上げてしまいました。そんなこと考えるの!?という感覚です。「こういった点以外に~」のくだりで、一切自分のなかでそういったことは考えもしませんでしたし、あまつさえ相手がそう思う可能性も想像すらしませんでした。反省しましたし、言われなければわかりませんでした。ありがとうございます。
それから、『手伝うことは』というあたたかい言い方があるのも、思いもよらなかったです。言葉選びについては、もっと根本的に色々考えていく必要はありそうですが、私の解釈が正解かはともかく、改善すべき点は自分のなかでとてもしっくりきました。本当にありがとうございます。
これからは振り返りつつ、頑張ろうと思います。
拙いお礼ですみません、相談して良かったです。ありがとうございました。