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病気で死ぬのが怖いときの心の持ち方

回答数回答 1
有り難し有り難し 10

元々体調の些細な変化が気になる性格ですが、産後、病気を機に一層ひどくなりました。
 
数年はそれでも波があり、元気なときもありましたが、最近は毎日何かしら気にしています。一年前に脳動脈瘤が発覚し、落ち着かない毎日です。
幼児二人がおりフルタイムで働いていますが、健康的な食生活、運動もしていて、健康に対する意識や行動は他人から見たら恐らくやりすぎなくらいだと思います。
不健康になる要素はありません。

でも気になって仕方ありません。
実際症状はありますが、病院に行くと経過観察になったり何でもなかったりです。

みんないつかは死ぬ。周りにはそう言われましたが、明らかに死につながる原因がすでに自分に存在していることがわかっているので、自分にとっては死があまりにも近すぎます。

1日1日を大切に過ごしたいのに、頭から離れず、穏やかに生活できません。

どのような心構えでいればよいでしょうか。よろしくお願いいたします。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

脳動脈瘤がどんなものか分かりませんが

抱えておられる脳動脈瘤がどんなものなのか分かりませんが、病院で見てもらっていて経過観察だとか、それほど心配ないものなら、心配してもしょうがないのではないでしょうか。でも、それが気になるんですよね。

だったらトコトン気にしたら如何でしょう。実は、私たちの宗派、浄土真宗の親鸞聖人は19歳のとき、あなたの余命は後10年、みたいなお告げをもらったという伝承があります。あと10年しか生きられないなら、というので今日一日を大切に生きようと真剣になるのではないでしょうか。

緊張感がないからボケっと生きているので、少ししか生きられないと思えば貴重な今日一日と思えるはずです。それは禅の老師たちが説かれることと同じです。

禅の老師がおっしゃるのは、過去は過ぎ去ったことであり、既ににどうしようもない終わったことである(そこから教訓を得ることはできます)。未来はまだ先のことだから気にしてもしょうがない(不安って、ほぼ将来への不安ですね)。何とかなるのは今、現在しかない。今、現在を大切に生きるのがもっとも効率的である。そのためには過去に引きずられたり、未来を不安視する思いをできるだけ断ち切って減らしていく。その分だけ原罪を生きる力が増す。

あなたは不安を抱えているなら、後がないと思うことを現在を生きるエネルギーに転換していくのがよいのではないでしょうか。すぐ死ぬかもしれない、それが怖いと思うのを、だから今日を生きよう、に転換できるよう自分で考え方を変えたり、禅や瞑想を学んだらよいのではないでしょうか。

20190714追記
そんなにも大きなものを抱えておられたのですね。不安が大きくなったら、hasunohaでも私個人でもよいから、ご連絡ください。なんにもできませんが、遠慮なさらないでください。お話しを聞くことしかできませんけど。

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有り難し
おきもち

私はお坊さんといっても、ひと様に何か答えらしいものを提示できるような立派な...
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質問者からのお礼

ありがたいお言葉をありがとうございます。
脳動脈瘤は大きくなり破裂すると死につながりますが、今の大きさではリスクが大きいため手術ができず、いつ爆発するかわからない爆弾を抱えたまま、定期的な経過観察をしている状態です。
しかし、おっしゃる通り、この不安を現在を生きるエネルギーに変えるのが最も効率的ですね。例えいつ破裂して死んだとしても後悔はなかった、そのような人生にしていきたいと思います。ありがとうございました。

追加でコメント頂きありがとうございます。温かいお言葉、感謝いたします。また不安になりましたら相談させていただきます。

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