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この感覚はなんなんでしょうか。

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私は50歳目前の中年男性です。
はっきりとした境はありませんが、ここ数週間、不思議な感覚(感情)になりました。

公私で様々な出来事がつづき、だいぶ滅入っておりました。
どれも相手や環境のこともあり、自分ひとりでは解決できない事案ばかりです。

「人はこうやって病んでいくんだな」などと思っていみたり、涙を流すことようにました。
時には死にたいとも思うことも。

そんななか、はっきりとした境目はありませんが、いつしか、心が軽くなってる自分に気づきました。

言葉は適切ではありませんが、どうでも良くなった感じです。
ですが、すべてを投げ出すとか、ひきこもるとかネガティブなもではではなく、これまで通り仕事も私生活も晴れやかまではいきませんが、普通に過ごしております。

たとえば、さばききれないほどの大量の仕事がやってきても、「夜中まで働けばいいんでしょ!」や、あまり得意じゃない人からプライベートな誘いにも、あまり苦にならなくなったり。

ただ、物事に執着やこだわりが薄れた気もします。
これまでは、仕事にも趣味にもこだわりが強く、向上心や探究心があったのですが、あまり興味がわかなくなっています。

この感覚はなんなのでしょうか。
ヒントになるお言葉だけでもいただけると助かります。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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覚悟を持たれたのだと

ご質問拝読致しました。
さて、覚悟という言葉は
1 心の準備をすること
2 真理を悟ること
3 覚えること
4 知ること
5 諦めること 受け入れること
とあります。
貴方は5番目の受け入れることができたのだと思います。
仰いますように決してネガティブな意味ではなく、良い意味で相手の主張、立場、境遇などに対して『そんなものかな』と自分の考え方とは別に帳尻を合わせられるようになったのでhないでしょうか?
覚悟とは覚ると悟るの組み合わせ。
お釈迦様の心持ちに少し近づけたので執着が薄くなったのではないでしょうか?

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日蓮宗の僧侶をしております 祖山での修行、荒行を終え現時点での精一杯でお答えさせて頂きます まずは自分を好きになること、今の自分貶すのは仕方なくても今までの自分は認めてあげること 人生はピンポイントで見ると悲劇だけど、大局的にみると喜劇であるbyチャップリン 迷う時を凡夫と名付け悟る時をば仏と名付く 皆様のお悩みを一緒に考え少しでも悩みの手助けをできたら幸いです お寺に興味がある、個人的な相談が…とありましたら遠慮なくご連絡下さい 一緒に頭をひねってがんばりましょ!
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質問者からのお礼

ありがとうございます。
覚悟ですか。
個人的には全く自覚はありませんが、やはりご指摘にもあるように5番目の「諦めること 受け入れること 」があてはまるかなと思います。

決してネガティブな生活を過ごしているわけではないのですが、以前に比べてどことなくつまらないなとは感じています。
ですが、以前の自分が、つまらなくない毎日だったかと思うと、そうでもなかったかもしれませんね(笑)

自分の気の持ちようかもしれませんね。
周りの人たちには何も変わってないように見えるでしょうから。

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