回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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生きる意味や理由というものは・・
ぴっき様
川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。
生き辛さをお抱えにて、自殺企図もおありでありますこと、誠におつらいことでございます・・
「人はなぜ生きなければいけないのですか」・・
「生きる意味」「生きる理由」につきましては、これまでにもhasunohaにおける少なくない問答にて、拙生もお答えさせて頂いて参りましたが、モノ・コトの意味、理由というものは、実は無いと言えば、無く、有ると言えば、有るというものとなります。
なんと、いい加減な、適当な、と思われるかもしれませんが、上記のことは、「勝義無 言説有」という難しい考え方にて説明することとなります。
もし、ご興味が沸いてこられましたら、仏教の学びにおいて、是非、お考え、ご理解を賜れましたら有り難くに存じます。
とにかく、意味や理由というものも、色々な因縁、つまり、原因や条件によって成り立っているものであり、その原因や条件を変えてあげていければ、いくらでも変えることができるものとなります。
今は、生きづらい、生きるのがしんどい、死にたい、なぜ生きなければいけないのか、と少し悲観的に、虚無的に人生を捉えられてしまわれているのにも、その因縁があって、そのように思われてしまわれている次第でございます。
ですので、その因縁を変える努力をすることで、きっと、その意味、理由も変えることができるようになるでしょう。
人生の幸せや満足のためにも、あるいは、涅槃、悟りという究極的な幸せへ向けても、仏教にはその因縁を調えるためのヒントがたくさんございますので、是非、仏教の学びを進めていかれますことをお勧め申し上げたいと存じます。
ぴっき様のお幸せを祈念申し上げます。
川口英俊 合掌
質問者からのお礼
仏教を心の糧にしたいと思います。
ありがとうございます。