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父の死から10日

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4回目の投稿になります。
父が65歳という若さで10日前に突然死しました。
いきなりのことだったので、亡くなってから一週間は自然と涙が出て、出棺の時には泣き崩れました。
ですが、今は亡くなる前と同じ精神状態に戻ったのかなと思っています。
ですが、それが逆に悲しい気持ちになります。
亡くなった直後の様な悲しみがありません。
いや、悲しいのですが、涙が出ません。
自分がこんなに簡単に父の死を受け入れれる人間なのか?
父に対する思いはそんなものか?
複雑な心境です。
無理に父との思い出を振りかえようとする自分もいます。
これは私がおかしいのでしょうか?
それとも、そんな簡単に死を受け入れる様な薄情な人間なのでしょうか?
稚拙な文章で申し訳ありませんが、よろしくお願いします。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

あなたの中に起きている反応をそのままに受け入れていきましょう

そんなことはありませんよ。
悲嘆というのは、波がありますし、人それぞれに反応は違うのです。
現実を受け入れたくなくて、心を閉ざし 涙も流さない人もいらっしゃいます。それも心配なのですがね。

また、ご家族の中でも、悲しみの向き合い方は違います。違って当然なのです。
だって、家族でも、亡き人との関係性や 共に生きた期間もそれぞれなのですから。

今、あなたの中に起きている反応をそのままに、受け入れていきましょう。

なぜ?私はおかしい?回復した?
そのように考えるでしょうが、悲嘆は何かのきっかけに、また蘇ります。
悲しく苦しいことですが、お父さまを忘れたくない自分もいるでしょ。

何か思い出に触れれば、また涙する日があってもいい。
前を向ける日があってもいい。

そうしながら、ゆっくり ゆっくり、参りましょう。

お父さまの想いを、また聞かせてくださいね。私も、あなたを想い、お父さまを偲び、手を合わせます。

合掌

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はじめまして(*^^*) 中田みえです。 教善寺 住職として、母親として、慌ただしく過ごしております。 ◆ゲートキーパー ご相談 駆け込み寺 (訪問は要予約。まずはメールでお問い合わせください) ◆ビハーラ僧、終末期ターミナルケア、看取り、グリーフケア、希死念慮、自死、産前産後うつ、育児、DV、デートDV、トラウマ、PTSD、傾聴、手話、要約筆記、電話相談員、小学校支援員としても、サポートしています。 ◆一般社団法人『グリーフケアともしび』理事長 【ともしび遺族会】運営 毎月 第1金・昼夜2回開催(大阪駅前第3ビル) 14:00〜,18:00〜 お問い合わせ申込⬇️こちらから griefcare.tomoshibi@icloud.com *この活動は皆さまのご支援により支えられております。ご協力をよろしくお願いします。 ゆうちょ銀行 口座番号 普通408-6452769 一般社団法人グリーフケアともしび ◆『ビハーラサロン おしゃべりカフェひだまり』 ビハーラ和歌山代表 居場所運営 問い合わせ申込⬇️こちらから griefcare.tomoshibi@icloud.com ◆GEはしもとサピュイエ 所属 (Gender Equality 誰もが自分らしく生きることができる社会をめざして)DV・女性支援 ◆認定NPO京都自死自殺相談センターSotto 元グリーフサポート委員長(2018〜2024) ◆保育士.幼稚園教諭.小学校教諭. レクリエーションインストラクター 10年間 保育 教育の現場で 総主任として勤めた経験も生かしつつ、お話できることがあれば 幸いです。 いつも あなたとともに。南無阿弥陀仏 ここでは、宗旨を問いません。 まずは、ひとりで抱え込まないで。 来寺お問い合わせは⬇️こちらから miehimeyo@gmail.com ※時間を割いて、あなたに向き合っています。 ですので、過去の質問へのお返事がない方には、応えていません。お礼回答がある方を優先しています。 懇志応援も宜しくお願いします。 ※個別相談は、hasunohaオンライン相談より受け付けています。お寺への いきなりの電話相談は受け付けておりません。また夜中や早朝の電話もご遠慮ください。 法務を優先させてください。
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質問者からのお礼

ご回答ありがとうございます。
正直、少しずつ父のいない生活に慣れてきている自分が嫌になってきていました。
自分の父に対する思いはこんなものなのかと。。。
でも、それも自然な気持ちの変化なのだと、また悲観的になった時はその気持ちに逆らわずに生きていけたらと思います。
ありがとうございました。

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