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姪と高齢の母の同居で皆がストレスに

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有り難し有り難し 6

1か月前に姪が夫の借金等もあり、2才、4才男児を連れて離婚。扶養内の仕事しかしていなかったし、貯蓄等もなく、仕事見つけ生活が安定する当面(年内を、メドに)80過ぎた高齢の私の母(姪にとっては祖母)が一人暮らしで、2階があいてるので、仮住まいすることに。
母としては、2年前に父が亡くなり、足腰が悪く不便もあるなかで、少しずつ今の生活ができてきた所です。元々母は思ったことなどはっきりといってしまうところもあり、高齢者独特の同じことをいつもいったり、父がなくなった自分はかわいそうだと言う思いも強くなっている所に、今回の同居。
また姪もそもそも愛想のいい方でもなく、仕事が長々決まらないことや色んな手続き、子どもの保育所も前の所で送迎にも負担があり、更に母が片付けてほしいことや、何か言うと怖い顔して子ども連れて2階にあがってしまうことも多く、そうした態度に母も、なんで自分も嫌な思いしないといけないのかと、連日私や弟に電話をしてきます。弟は電話にでない事もあったり、姪と電話で話するのに、母の電話でてくれないから、姪に悪く言われて、自分の話は聞いてくれないと私に電話をしてくる…といった悪循環になっています。
とりあえず姪も仕事は決まったようなので年内には出ていくといってるそうですが、あと数ヶ月母が心配です。
私も電話で話を聞いたり、実家に行って話を聞いたりしていくつもりです。弟も電話で話を聞くようにするし、今の仕事が落ち着いたら母の様子を見に行くことで、弟と話をしました。
姪の母(私の妹)とは、×2で現在の夫の高圧的な対応で、家を出た経過もあり、今回の事も妹(姪の母)に話すつもりはなく、関わるつもりはない状態になっています。(父が亡くなったときに母、妹弟と話し合い済)
娘として、高齢の母がストレスや被害的な思いを強くし体調や精神的に問題が出ないかと心配。姪の事も今までのことがあるので仕事決まっても生活能力に不安を感じてしまいます。
できることをするしかないとは思いますが。
私自身も単身で仕事しているため、そうしたことを相談できる人もおらず、すぐに解決できることでないのわかっていても、色々と考えてしまうので、精神的に疲れてしまいました。
どういう気持ちの持ち方、転換をしたらよいかわかりません。だらだらとした文章で申し訳ありません。何かヒントがあればと思います。よろしくお願いします。


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

問題の輪の外側に立つと見えてきます

まずはまぁさんが「こうした方が良いのでは?」と
私が感じた点について述べさせていただきます

問題というのは次々起こります
安定して欲しいと望む私達の期待を簡単に裏切ります
そうした問題だらけの人生を生き抜くために最も大事なのは
問題を客観的に
相手側から考えてみたり
赤の他人の立場から考えてみたり
はたまた未来に自分にになって考えてみたりします

自分に起きた問題も
他人に起きた問題も
こうして一度外側から見てみるということです

こうした「人」だけが出来る行為である
「客観視」は人をすぐには解決することのできない
難解な問題のもたらす苦しみから1人で抜け出すための唯一の方法であり
人の持つ理性の働きを強くします

さて、今回のお悩みはお母様よりまぁ様の方が
苦しまれているような気がしているのですが如何でしょう?

本来自分の孫という事で
お母様自身がある程度責任を感じる部分もございましょうから
この問題はやはり1番はお母様と(娘さんと)
同居させて頂いてる孫さんの問題だと思うのです

まぁ様はあくまでサポート役です
絶対主役にはなりえない
ですからただ話を聞くだけで良いのです
イライラするならどうやら少し近すぎていて
まぁさんの問題と取り違えてしまっているという事です

当事者2人の問題に
弟さんもまぁさんも
イライラしない程度に少し距離を置いておけば良いのです
もし心配ならば話だけはきちんと聞いておく事です

「余計なお世話」
という言葉がありますね?
この言葉が示す通り
人が人の苦しみを変わってあげることは出来ないのです
その目の前にある苦しみの結果は
つまりは己が蒔いた原因の種なので
他の人に変わる事も出来ないのです
お年のこともあり不安でしょうが
少し遠くから見守ってあげるとよいと思います

合掌

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有り難し
おきもち

山形のそれは小さなお寺の住職です。 私は子供の頃いじめられ、社会からドロ...
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お互いを尊重しながら

拝読させて頂きました。
なかなか状況が詳細にはわからない部分もありますけれども親族の間でのことですからなかなか難しいですね…。
親族の間でもやはりお互いに人間ですから相性もあるでしょうし、価値観や生活感も違いがあるかとは思います。
生活でお困りなさっていらっしゃるならばそれぞれに配慮も必要ではありますけど毎日の生活では合わなくなってしまうこともあるでしょうからね。
できるなら早めに出てそれぞれにご生活なさった方がいいかとは思いますがそうは言っても先立つ物がなかったりこれからの見通しが立たないならばやはりある程度皆さんがそれぞれ尊重しあうことが必要かとは思います。

昔と今は違うのかもしれませんけれども昔は六畳一間に何人もで寝ていたのですから、それでもみんながお互いに思いやりながら生きていたのですからね。
ある程度は我慢することも生きていくには大切なことを考え学ぶ機会でもありますからね。

いずれにせよあまり皆さんが感情的になるのではなく、お互いを尊重して思いやりながら生活なさってみてはいかがでしょう。

その生活が永続的に続くわけではないでしょうからね。

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有り難し
おきもち

Kousyo Kuuyo Azuma
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラ...
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質問者からのお礼

回答ありがとうございます。
回答いただく数日の間にも、連日それぞから連絡もあり、話を聞いててこれ以上は無理だと判断し、私が姪達を見ることになりました。
母の様子を見ると言ったことの記憶がないなどもあるので。
それぞれには悪いなぁと思う気持ちはあるものの、余裕もなかった為に悪循環になってしまったと思います。
姪が安定した生活が送れ、母も落ち着いてくれ、皆が良い方向に向かってくれたらと思っています。
ありがとうございました。

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