世のなかの本当に正しい事って?
知人夫婦の事で気持ちが稀にもやもやしています。
職場で暴力沙汰を起こすが、運よく外に漏れる事を免れて職場に今も在籍している夫。
色恋沙汰で職場をかき乱し、最終的には新婚数か月の職場の男性を略奪し、現在の夫と結婚した妻。
当時の職場は解散し、スキルも知識も高い人たちが子どもと家族の為に転居を家族に反対され離職していきました。
向学心を持ち、努力もしていた人たちです。
しかし、夫は異例の待遇を受け、希望の異動先となり、スキルも知識もない妻は夫が上司に食って掛かる形で残りました。
現在、夫婦で転居が叶い異動。スキル、知識に難はあっても泣き落としを行い、夫が「誰が嫁を責めた」と事あるごとに嫁の職場を恐喝しながら職場に在籍しています。
私は同僚でした。
当たり前の努力ができないこの夫婦をなかなか受け入れる事は出来ませんでした。
先輩の立場から、事あるごとに注意しましたが、自分の夫に色目を使ったこの嫁を本当に嫌いになってしまい、諦めました。
「がんばれば報われる」とずっと心に止めて生きてきました。
今も、変わりません。
しかし、この夫婦の生き方を思うと、足が止まってしまいそうになります。
現在、子育て中です。
年頃の娘は進学を考える歳です。
「がんばれば報われる」って言葉が素直に伝える事ができません。
暴力、色恋、略奪、努力なし・・・世の中では評価されることが無いって思ってきたのに、実は違うの?なんて混乱しています。
倫理的な感覚は、大きな世界で見ると誤りなんでしょうか。
頑張れば報われる世の中なんてないんでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
声が大きい、勢いがあるとそれだけで通ってしまう世の中
あなた様がおっしゃる世の中の理不尽さ。
本当におっしゃる通りだと思います。
時に真面目に正しく生きることがむなしくなることがあります。
私も長くサラリーマン生活をしてきましたが、
時として、なんでなんな奴がと、その理不尽さに、
怒り心頭したことが、何度もありました。
仏教的に見ると、因果応報です。
自分の作った結果は必ず本人に帰ります。
輪廻転生、生まれかわり死に変わり、今世に積んだ因縁は来世に自分で、
返すことになります。
あなた様は、そうした他人の嫌な生き様をみせられているのです。
それをあなた様がどう考えるのか?
弱肉強食、強いものが正義と考えるのか、
はたまた、悪因縁は積みたくないなと、反面教師にするのかは、
あなた様次第です。
人生を舞台に例えて、今回の舞台の経験を今の舞台に生かし、
次の舞台の踏み台にされたらいかがでしょうか?
理不尽はあります
こんばんは。そのような夫婦、そのような人がいること、気がかりなのでしょう。
しかし、その2人を具体例として「人生とはこういうものだ」を抽出するのは、強引ではありませんか?
「世の中の本当に正しいことって?」というタイトルですが、これ、相当な難問ですよ?「頑張れば報われる」は、たぶん真理ではありません。それは「1+1=2」というほどの真理ではありません。「報われることが多い」「報われないこともある」を教える方が誠実だと思います、私は。
それを言い換えて「世の中には理不尽さもある」は正しいです。「理不尽」という言葉で捉えることができれば、それへの腹立ちは、少しは収まるかと思います。
この言葉、どんな時に使いますか?特に、お子さんに向かって使うとしたら?どんな意味で使いますか?言い換えはありませんか?
恐らく「地道な努力を重ねることで、いつか他者から認められる結果を残す」という意味では?つまり「長期的」「努力」「他者から」という所がミソなのだろうと思います。将来を示し、期待することで現在の行動を律する。
しかしこれ、時に子どもを苦しめることがあります。
例えば、今が盛りの大学受験。約1年から1年半かけて準備しますよね。準備とはつまり、地道な努力。「頑張った」と言えるほどの勉強量。ところが「だから合格するか」と言ったら保障はできません。受験番号を間違えるかも知れないし、インフルエンザになるかも知れない。「頑張った=望ましい結果が出る」つまり両者が同価だとすると、「結果が悪かったのは努力不足」ということも意味するのです。
如何ですか?人生が豊かになるためには、いかに多くの事例を知っているかに依ると私は考えています。「こんな人もいる、あんな人もいる」「人生は不確実である、理不尽がある」その真実を、勇気を持って伝えられるのは、親ぐらいのものです。
なるべく見ないように
あなたがどう思っても、会社がその夫婦を認めているのだから仕方ないです。
その夫婦はスルーしましょう。
なるべく見ないようにしましょう。
なるべく気にしないようにしましょう。
ビジネスライクに接しましょう。
世の中、悪人の方が長生きするのです。
君子危うきに近寄らず。です。
その夫婦が何しようと、あなたはあなたの幸せを大切にしてください。
娘さんには事実を教えましょう。
頑張っても必ず成功するとは限りません。
しかし、成功した人は皆頑張った人です。
質問者からのお礼
誰のことも妬みたくない、そう思って今まで寄り道もしながら、しかし人として正しい道を踏み外すのは嫌だと思って生きてきました。
親となればなおのこと。
まだまだいろんなことを吸収して、成長していきたいです。
いただいた言葉を心に止めていきます。
本当にありがとうございました。