法要での失礼をお詫びしたい
お寺で失礼な振る舞いをしてしまい、どなたにどうお詫びしてよいか分からず投稿させていただきました。
本日、ご先祖様の供養のため回向を申し込みました。(夫婦ともに上京した身でお墓参りにめったに行けないので、両家の父方母方すべての供養を毎年お願いしております)大きなお寺で合同の法要なのですが、そこに1歳になったばかりの次女も連れていってしまったのです。
落ち着いて考えれば、歩きはじめの赤ちゃんで歩いたり声を出してしまう可能性があり、場にまったくふさわしくないのですが、長女が大人しいタイプで今まで問題がなかったため、深く考えず同席させてしまいました。
この時点で失礼なのですが、次女が歩きはじめてしまい、慌てて座らせるとイヤ!と声を出してしまいました。
気が動転してその場を離れたのですが、靴を席に置いていたためお堂から出られず、ひとまず誰もいない端に行きました。次女が畳にうつぶせになってしまいましたが、座らせたり抱っこすると声をあげそうで、そのままにしてしまい、横で手を合わせておりました。
見かねた若いお坊さんがいらして、とても丁寧な優しい口調で、お堂に寝転ばせるのは…とご注意くださりました。
おっしゃるとおりで、顔から火が出そうなほど恥ずかしく申し訳なく、ご先祖さまも供養になるどころか呆れていらっしゃるだろうと思うと情けなく、お詫びして靴だけとりに戻り、次女と外に出ました(主人と長女は最後までおりました)
その間、自分の考えの至らなさ、母としての未熟さが頭をめぐり、こんなことなら来ない方がよほどご先祖さまも安心なさっただろうと後悔し、お恥ずかしいのですが涙が止まらなくなってしまいました。
人前で泣くことなど普段はもちろんありませんので、そんな自分にさらに慌ててしまい、長女と会うまでにはなんとか泣き止んだのですが、通常の参拝も心が乱れてきちんとできないまま帰ってきてしまいました。
長々と申し訳ございません。
このように、仏様やご先祖さまはもちろん、お寺の皆さまやご同席の方にもご迷惑をおかけしてしまった場合、どうすれば少しでも償えるのでしょうか。
早く切り替えて、笑顔の母親に戻ることが大事だと思うのですが、今までの人生における数々の失敗まで思い出されてどんどん気が滅入ってしまっております。
どんなお叱りでも結構ですので、どうかご助言をいただけないでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
安心なさって下さいね
拝読させて頂きました。
お子さんが知らないところで泣いてしまったりするのは仕方ないことです。
どうかあなた自身を責めたりお子さんを責めたりなさらないでくださいね。
仏様もご先祖様方も決して怒ったり呆れたりはなさいません、あなたやお子さんたちやご家族の皆さんを優しく見守っていて下さいます。
仏様もご先祖様方もあなたやお子さんたちやご家族の皆さんがお健やかに仲良く幸せに生きていて下さるのを何より望んでいて下さいます。どうか安心なさって下さいね。
またぜひとも皆さんでお参りなさって下さいね。いつでも仏様やご先祖様方はあなたやお子さんたちやご家族の皆さんを待っていて下さいますからね。
問題ありません
小さな子供がお堂内でリラックスしてくれることは、基本的には大歓迎だと思います。
災害時には、お寺が避難所代わりになることもあり、布団を敷いて寝ますし。
そのお坊さんも一応注意したという程度で、あまり気にしていないと思いますよ。
小さい頃からお寺へ行くことは、良いことです。
幼い子が、お寺にお参りに来るということは、若いご両親が来るということ。とてもいいことです。
私のお寺では大歓迎です。もちろん、それなりの配慮も事前にしてあります。当然、小さな子は飽きます。声を出します。他の方の迷惑をかけるようでは、その子にも罪を作らせます(他人からの嫌な思いで)ゆえに、そのような場合には、後方に専用席や、本堂外の部屋(子供も親も安心できる場所)に移動してもいいです。と案内してあります。
まあ、私のところは小さなお寺ですし、法事のみならず、お参りの会が定期的にあるので、宗派宗旨関係なく、老若男女問わずですから、当然のことかもしれません。
まなさんが、今回行かれたお寺とは、規模も格式も違うので、お坊さんにも注意されたのだと思いますが、だからと言って、ご本尊様や、ご先祖様もそんなことは全く気にされていません。むしろ、参詣されたことを喜んでいると思います。
他の方に迷惑をかけてはいけない。と思われたことで充分です。その配慮が大切なのです。何も恥じることはありません。
そして、お子さんは、すぐに成長します。次回は、どの子よりも素直に手を会わせられる子になっていたら、なんと素晴らしいことでしょう。
小さい頃から仏縁を結ぶというのは、若いご両親の志です。
質問者からのお礼
Kousyo Kuuyo Azuma様、願誉浄史様、鈴木海祥様、ご多用にもかかわらずお答えくださりまして、本当にありがとうございます。まさか、こんなにもあたたかいご回答をいただけるなんて思ってもおらず…嘘のように気持ちが晴れ、あれだけ乱れていた心が落ち着きました。
お三方ともに「仏様、ご先祖様はお喜びですよ」とはっきりおっしゃってくださり、自分自身の狭量な頭で物事をとらえていたことに気づきました。私の配慮のなさも子どもの失敗も、また反省も、すべて受け入れてくださるのですね。
子どもへの優しいお言葉にも励まされました。こんな不作法をしてしまう親ですが、反省して学ぶ姿だけでも見せていきたいと思います。鈴木海祥様が書いてくださったように、いつか次女も自然と手をあわせることができるよう、これからも話していきたいです。
見ず知らずの私のためにお時間をさいてくださり、本当にありがとうございました。明日は笑顔で子どもたちと遊べそうです。