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入試が近いのですが自信をなくしてしまいました

回答数回答 3
有り難し有り難し 25

明後日第一志望大学の入試があります。

私は去年、そこの大学に落ちてしまい、3週間ご飯も食べれないくらい泣いて、しまいにどうしても第一志望が行きたかったので諦めきれず次で絶対終わらせると親と約束して浪人しました。そして勉強して成績も上がってきました。

しかし、今日第二志望の学校が落ちてしまい、急に自身が無くなり、明後日の試験が不安になってしまいました。

今日1日中ずっと、去年の受験の時のこてんぱんにやられた記憶や落ちてずっと泣いててもう死んでもいいと思った記憶とか蘇ってきて、次はもうないんだ、また去年みたいな散々な結果になるんじゃないかなどと考えないようにしてるのに考えてしまい、勉強も手付かず、涙がでてきて、腹痛に吐き気の繰り返しの状態です。

こんなこと言ってる暇あるなら勉強しろという感じですが、普通の勉強できる状態に戻りたいです。このままで受験に行きたくないです。どうしたらこの不安が少なくなりますか?また受験当日不安、緊張がほぐれる方法ありましたら、教えて欲しいです。お願いします。


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お坊さんからの回答 3件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

場慣れ 見慣れ

 こんばんは。人間の言う「どうしても」とか「絶対」とか、頼りになりませんよね。
でも、今更それを後悔しても何にもなりません。「軽々しく、絶対なんて言わなきゃよかった…」とか。アタシの言う「絶対」なんて、所詮そんなものでした。まずはそこから認めてみたら?大概の人って、自分の過去の言葉に縛られてしまうから。「絶対って言ったんだから…」が重荷になっているでしょう?
 さて、試験は縁があれば通るし、縁が無ければ通りません。「縁」というのは、そんな後出しジャンケンです。私が「あと2日」でお勧めできることは「場慣れ」の練習です。
 会場に入るのは試験開始の何分前ですか?できるだけ早く行くことをお勧めします。で、教室の座席に着いたら、教室内をグルグル見渡します。机とか目に入る物をじっくり見ます。「あ、あんな所に傷がある…」とか気づく位に。僅かな時間には違いありませんが、自分を「その場」に慣れさせることです。しばらく見ていると、最初は興奮していた筈なのが、だんだん親しみのあるものに見えて来ます。「そうそう、カーテンのあそこにはシミがあるみたい」とか。多分実力というのは、リラックスしている時の成果を言うのです。そのために、場慣れ見慣れをお勧めします。お気に入りのシャーペンとかもいいです(今から買うのは間に合わないか)。
 あ、聖章さんとまるっきり同じだ。ということで、部屋の観察してごらんなさい。妄想のストーリーではなく、目で見えているものをしっかり確認する。難しい言い方をすると「自分を現場につなぎ止める」業です。

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有り難し
おきもち

一般大学(一般的でもないが…)から大正大学の史学コースへ。そののちお寺。坊さんに限らず、二足のわらじを履くことで、話に幅が出るはずだと考えて、はき続けています。子育てとか家族論とか考えつつ、でも仏教って個人のものだなぁと感じたりします。

リラックスしよう

テレビでも見てリラックスしましょう。

今は健康管理をしっかりと。
インフルエンザになったら大変です。
勉強するなら、ノートや教科書など見慣れたものに目を通すくらいでいいでしょう。

当日は他の受験生の観察するのもいいですよ。
あの人緊張してるなあ、あの人かっこいいなあ、あの人どこから来たのかなあ、とか。

健闘を祈ります。

あ、落ちても死んじゃダメよ。
人生の目的は受験の合格じゃないでしょ。
もっと大きな目的があるでしょ。
そこに行く道は1つじゃないはず。
✧\\ ٩( 'ω' )و //✧

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有り難し
おきもち

私は浄土宗の坊さんです。 少しでも何か参考になればと思って回答していますが、無知未熟ゆえに質問を読ませていただくことしかできないことも多々ありますがお許しください。 回答は私個人の意見や解釈もあり、場合によっては浄土宗の教義とは少し異なることもあるということをご了承ください。 また、寺の紹介ページに電話相談についても紹介していますのでどなたでも気兼ねなくご利用ください。 ハスノハのお坊さんがもっと増えますように。 合掌 南無阿弥陀仏

試験当日は、お仏壇に手を合わせてから、いってらっしゃい。

はじめまして。亀山純史と申します。
大学入試においては、決して偏差値だけで合否が決まるわけではありません。受験生と試験問題との相性もあり、偏差値が低い大学には落ちたけれども、それよりも高い大学には合格したりします。まずは、最後まであきらめないことです。
さて、私からの提案は、試験当日、お仏壇に向かって(もしお仏壇がなければ、西方を向いて)、仏様のおかげで今まで頑張ってこれたことへの感謝の気持ちを伝えることです。(別に声に出す必要はありません。)普段、私たちは気づかずにいますが、仏様は常に私たちのことを見守ってくれています。試験当日は仏様と一緒に試験を受けるつもりになりましょう。試験会場でも、そして試験中でも、仏様に守られている自分をイメージしましょう。そうすれば、もう大丈夫です。決して、仏様は試験の解答は教えてはくれませんが、仏様に見守られているあなたは、落ち着いて問題に取り組むことが出来ると思いますよ。
試験が無事に終わることを祈っております。

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有り難し
おきもち

hasunohaを訪れてくれた皆さん、こんにちは。私は浄土真宗本願寺派の僧侶です。令和6年3月に、公立高校の教員を勧奨退職しました。その後、縁あって、令和6年4月からは「まちサポ雫石」というNPO法人のお手伝い、また、令和6年10月からは公立高校の非常勤講師をしています。 浄土真宗における僧侶は、仏さまの教えに生き、その教えを伝える者であり、人を悩みから救う能力を有した者ではありません。人の悩みを救う救いの主は阿弥陀さまです。ですので、hasunohaにおける私の回答では、仏さまの教えに救われているこの私の生き方、考え方を、皆様にお見せするだけです。そして私自身、お答えできるご相談の範囲はそう広くはありませんが、皆様のお役に少しでも立てればと思い、回答させて頂いております。

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