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発言するのが怖いです

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初めまして。私の親は私が小学校低学年の頃に離婚しました。

今は、父子家庭で暮らしています。
けれど、1年前から母親と暮らしたいと感じ始めました。
父親にそのことがなかなか言えません。
なので祖母に言ったんですがその時発言出来た嬉しさとどう生きていけばいいか分からない感情でいっぱいでした。
震えが止まらなかったです。

予定では来年の春に母親の方に引っ越そうと思っているのですが、父親に伝えられないし、もし伝えたら私は何を言われるか分からないです。恐怖で学校で泣いてしまったり、親と話すのが怖くなったりします。
どうすればいいですか?


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

なにがどう怖いのかな?

はじめまして。大事なことを相談してくれてありがとうございます。

一人で決められないことかもしれないので難しさもあるでしょうが、あなたがどう生きていくかというとても大事な問題なので妥協せずに考えていきましょうね。

お祖母さんにあなたの思いを伝えたとのこと、勇気を振り絞ってよく頑張りましたね。
その震えはあなたの本音を言えたという喜びと、きちんと伝えられたという自分への感動と、様々なものが混じってのことなのでしょうね。

お父さんに伝えるのが恐いのはどういう面が大きいのでしょうか?お父さんが恐い人なのか、お父さんを傷つけてしまいそうなのが怖いのか、自分の今ある生活が崩れてしまいそうで怖いのか…。

お父さん自身に怖さや不安があるのなら、やはりだれかに同席してもらった上で伝えるのが良いでしょう。お祖母さんや学校の先生にはお願いできないでしょうか?

それからそもそも一緒に生活することについてお母さんの同意は確認できているのでしょうか?

お母さんとお父さんの関係性にもよりますが場合によってはお母さんの協力を得ることも考えられますね。

お父さんよりもお母さんと暮らしたい理由、お母さんと暮らすことであなたが成し遂げたい何か、なりたい自分、きちんと考えをもって勇気をもってお父さんに伝えましょう。
もし離れて暮らすようになってもあなたのお父さんであることは変わらないのです。親に意見できるというのは大きな成長です。お父さんも最初は受け入れがたくともあなたの成長を何よりも願っていることと思います。

身の安全や伝えやすい環境・状況をととのえつつ、いざという時には思い切って伝えましょう。

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はじめまして。北海道の片田舎の農村のお寺で住職をしております。 人生経験も仏法聴聞も、まだまだ未熟な私ではありますが、皆様のお悩みに対し真摯に向き合い、共に悩み共に考えたいと思います。 お話しする内容は「こたえ」ではありません。仏法を聞いてもお金が儲かるわけでも、人間関係に恵まれるわけでも、病気が治るわけでも、何ものにも左右されない心の持ち様が手に入るわけでもありません。 仏法の救いとは悩みが私の思い通りに解決することでなく、どんな悩みも私の現実として引き受けて、悩みながらも生きていけることだと私はいただいております。 悩みを救う(解決する)のではなく、悩む人を救う(悩む私という存在を引き受けていける)のです。 「こたえ」ではなく、「問い」を共有することで、悩み苦しみを引き受けて生きていける一助となれれば幸いです。 【回答について】 後から読み返し、誤字脱字に気づいた際は訂正を入れます。訂正ではなく、お礼コメントへの返信のため追記する場合はタイトルに〔追記あり〕と記載します。 なお、タイトルも本文も字数制限があるため際限なく追記できないこともご承知おきを。
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